片付ける禅(ZEN)の心得-捨てるのは最後!本当の「もったいない」とは

このページは「片付ける禅(ZEN)の心得」の2ぺージ目です。

片付ける禅(ZEN)の心得「捨てる基準」モノに命を与えているか?

 

本当の「もったいない-MOTTAINAI」とは…世界に広がった環境問題

「もったいない-MOTTAINAI」とは

1 有用なのにそのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい。「捨てるのは―・い」「使わないでおくには―・い人物」
2 身に過ぎておそれ多い。かたじけない。「―・いおほめのお言葉」
3 不都合である。ふとどきである。もってのほかである。

<デジタル大辞泉>

物の整理について「捨てるのはもったいない」けれど、もうひとつの意味として「使わないでおくにはもったいない」という意味でも使われます。

禅の心得で、過去記事で書いていますが、「モノに命を与え愛情を注いでいるか?」ということで、ホコリをかぶって放置されていたり、押し入れの奥にしまわれてそのモノの存在さえも忘れていて、大掃除の際に思い出すような状況のモノには、命が与えられていません。

 

世界共通語として「MOTTAINAI-もったいない」が広がりました。

世界共通語「MOTTAINAI」の理論と活動は、ケニア人女性のワンガリ・マータイさんが、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞!

美しい日本語「MOTTAINAI」は、環境を守る言葉になったのです。

 

もったいない = 環境 3R + Respect

 

環境活動の3Rとは…

環境 3R + Respect = もったいない

「環境 3R」とは、Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)のことです。

そして、「Respect」は、尊敬の念が込められている言葉となったのです。

日本の「もったいない」という言葉は、世界で大きな影響を与え広がっていきました。

日本の「空の空間」である禅の真髄であり、物に命を与えられる生活を志し、地球環境に負担をかけないライフスタイルがもっとも美しい。

ただ単にゴミの日に出しちゃえ~とするのではなく、一旦「MOTTAINAI」と脳を巡らせ、自分が所持していたゴミを、ただゴミ化で終わらせることなく、リサイクルなどを考えてみてください。

 

「もったいないから捨てられない」という方へ

 

私は、友達のおばあさんの引っ越しを手伝ったことがあるのですが、台所にあったカイワレ大根やどうふのパックがきれいに山積みになっている光景をみました。

大正生まれのおばあさんの一人暮らしでした。

戦争で苦労し子供に食べ物をあげられない生活を経験していたので、「もったいない」と、何も捨てられないのです。

高齢者の方が「もったいない」と思い捨てられないと言われたら、未来の子供達や、貧困の子達に喜んでもらえるように…環境問題などの話をして、納得される方もいらっしゃいます。

私達が想像する以上に、苦しい時代を生きてきた方達にとって、モノを捨てることは「苦しい」のです。

日本を支えてきてくれた方々の思いの尊厳は、やはり重視してあげたいと思うのです。

現代の私達にとっては、不要と思われるゴミ。

できることなら、本来の「もったいない」を理解していただいて、安全で心休まる空間で快適に暮らして欲しいと思います。

 

「MOTTAINAI」は、モノを大切にし、心豊かに生きてきた日本人の心・生き方そのものだと、世界の人たちは感激されたと言われています。

それは「禅(ZEN)」の作法そのものなのです。

「もったいない」と思う気持ちは、とても大切です。

しかし、その物を生かしてあげられないのであれば、やはり生かせる人のもとや、不衛生であったり壊れて修理が不可で、どうしようもないようでしたら、「捨てる方法」を検討するべきなのです。

SPONSORED LINK



物を捨てるのは最後の最後

 

部屋を片付けようと動いて、作業が止まってしまう原因は、不用品の選別で、その後は処分です。

溢れる部屋の中で、処分は部屋を片付けようと思ったら、必ずついてくる作業。

実に多くの「要らないもの」がありませんか?

なかなか処分ができないものや、どこにしまい込んでしまったか忘れてしまい、同じものを何個も購入していたということも、見えてきます。

命を与えてあげられないかと見立てをして、それでも不用品と感じたらリサイクルを考えます。

最後の最後に捨てることを考えましょう。

物の命には、メンテナンスが必要です。

ものを大切にするということは、丁寧に収納され、使用するときは探すことなくすぐに取り出せて、使用後はキレイにして、定期的にメンテナンスを行うということです。

物が溢れているときには、途方に暮れるような作業に感じますが、必要なモノが必要な数だけで、収納が整っていると、何も面倒なことはありません。

 

片付ける禅(ZEN)の心得-手放す時は「即決即断」

 

明日という日が来ると、信じていますか?

信じていますよね。

禅では「今」という時を大切にしています。

片付けに限らず物事に対して「明日にしよう~」「次にしよう~」「後で…」と先延ばしにしていると、結局、物と心が整う作業がおろそかになってしまします。

今この瞬間を精一杯生ききるためにも、小さなことも疎かにすることなく、丁寧に処理を完了させておくことが理想です。

愛情のあるモノであればあるほど、「処分」は辛い作業になります。

見立ても終え、命を与えた愛する物の役目が終わったのであれば、即決即断しましょう。

時間をかけて考えていると、愛情が執着に変わってしまい決断力を鈍らしてしまいます。

人の命も同様、いつかは必ずこの世を去る時があります。

長年働いてきた物に対しても、労いと感謝の気持ちを込めて、捨てる決断をしましょう。

物に命を与え愛情を注いで使用し、見立てをして再び命を与えていくと、部屋が片付くだけではなく、自然に物を大切にする心が生まれ、新しいものを購入する時もよく考えられるようになります。

片付けによって安らかな気持ちで過ごせる日々。

心が浄化された時、自分が変わっていたことに気づくと思います。




SPONSORED LINK

 

  生活を彩る 関連記事

サブコンテンツ