TOMOIKU*ブログ
6.292020
世界中で大ヒット!オレンジワインとは?初心者の方おすすめ1,500円前後
「オレンジワイン」は、果実のオレンジとは関係がなく、色がオレンジだから♪
ワインはぶどうが原料であることが基本なので、いちごや桃・洋梨などにも「ワイン」というネーミングをされたものがありますが、法律としてぶどうが原料ではないお酒は、ワインと名付けてはダメで、酒税法としてそれらは「果実酒」に該当します。
オレンジワインの原料は白ぶどうから造られたものを指し、黒ぶどうだと赤ワインやロゼワインにとなります。
赤・白・ロゼに続く第4のワインとして、今、世界で人気がUPしてきたので、ご紹介します。
オレンジワインとは
オレンジワインは、新しい色のワインでではなく、白ブドウを使って赤ワインのように造ったオレンジ色のワインです。
オレンジワインの伝統的な産地のジョージア(グルジア)はアンバーワインという名称で使われていて、イギリスのワイン商が2000年代に作った造語です。
オレンジワインは、果皮と種から抽出されるタンニンが豊富なワインで、オレンジピールやアプリコットなどの白ワインのような香りと、赤ワインのようなタンニンの渋味と苦味を併せ持った飲みごたえのある味わいです。
果汁を皮と種とともに一定期間浸漬させながら発酵させ、旨味と独特の色合いが抽出されたワインで、世界各国で「オレンジワイン」「琥珀ワイン」と呼ばれています。
約8000年前の昔からあったワインが現代になり流行した理由として、2つの理由が考えられています。
1.自然派ワイン(ナチュラルワイン)を好む人が多くなった
2.どんな料理にも合うフレンドリーフードである
白ワインは赤ワインが持つ天然の酸化防止剤のタンニンがないため、赤ワインに比べて亜硫酸(酸化防止剤)を多めに使う必要がありました。
しかし、オレンジワインは赤ワインと同じようにタンニンがあるため天然の酸化防止剤の役目をするので、亜硫酸の添加を控えたワイン造りができます。
添加物に注意することが世界的ブームになっていることで、「添加物の少ない最新のワイン」としてナチュラルワインブームに乗り、オレンジワインが世間に認知される流れになったのです。
必ずしもオレンジワインが「ナチュラルワイン」でということではないのですが、オレンジワインブームはナチュラルワインブームのひとつとなっています。
中華料理は比較的、油を多く使用する料理で、口の中をさっぱりさせるために黒酢なども使用します。
インド料理や韓国料理は香辛料を多く使用する料理です。
これらは、ワインとの相性はあまり良くないと感じる人が多くいました。
赤ワインでは強い渋味と料理が合わず、白ワインは繊細すぎる中で、中間に位置する「オレンジワイン」がよく合います。
初心者の方おすすめ「オレンジワイン」2本
オレンジワインの色合いが、とても優しく感じ、テーブルを和ませてくれます。
香辛料が強かったり、酢の物料理とも相性がよく、油が多い料理の時にもおすすめ!
赤ワインと白ワインの利点だけを集めたようなワイン。
健康的なタンニンも含まれているのが「オレンジワイン」です。
まだ、販売していない店も多くありますが、オレンジワインを見かけたら、是非飲んでみてくださいね。
CASA RELVAS アートテッラ・クルティメンタ
フレッシュなオレンジの香りにちょっとした酸とミネラル、果実味のバランスがとても心地よいワインです。
カザ・アグリコラ・アレクシャンドレ・レウヴァスは、自然の生態系を大切にして、環境保全型農法を行っているワイナリーで、まだ認証は取得していないですが、化学肥料や農薬・除草剤などを極力使用しないリュット・レゾネ農法で栽培されたブドウを使用しています。
Aransat Orange Wine ボルゴ・サヴィアン
イタリア北部に位置する、白ワインの銘醸地で、ピュアな果実味の魅力が詰まった味わいが特徴で、高品質なブドウを使用して造られます。
オレンジワインの起源は、ワイン造りの発祥の地ジョージアですが、オレンジワインを現代に復活させたのが、フリウリの生産者ヨスコ・グラヴナーです。
輝きのあるオレンジがかった黄金色で、フルーティーで、丸みのある口当たりと、フルーティさとほろ苦さのバランスが上品で絶妙です。
オレンジワンビギナーの方!、もちろんオレンジワイン好きの方も…おいしくてリーズナブルのオレンジワイン。
ご満足頂けるオレンジワインなので、是非チャレンジしてみてください。
<健康を意識した目的別レシピ>
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