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風邪ぎみで自然治癒力アップする「手当て食」スローフードで熱と痛み軽減

 

自分の自然治癒力をアップさせて症状を軽減させる「手当て」

 

インフルエンザが猛威をふるっている季節、必ず病院に行って薬を飲むことは、自分にとっても周りにいる人にとって大切なことです。

感染力が強いだけに、自分だけの問題ではないので、自然治癒力だけで治そうとするのは社会の中では無責任です。

 

その上で、家庭内で症状を軽減できるものであるならば、自分の自然治癒力を利用した、昔ながらの「手当て」をしていきたいと思っています。

熱があるというのは、酸化した血液が凝縮している状態なので、熱のもとになっているウイルスを分解する「手当て」をします。

痛みがあるのは、酸化した血液が動かなくなってしまい、患部や神経を圧迫することで生じることが多いので、基本は血管を広げることで、血液の流れを良くすることで改善されることが多いのです。

 

風邪・インフルエンザの自然治癒力について

 

私達の健康な時の体温は、36.5℃前後とされていて、それが前後1℃でも違ってくると体内の酵素がうまく働いていないので、細胞や血液の再生能力がダウンしていることになります。

低体温の方に体調不良が多くみられるのも、体内の酵素の働きが悪いことで体調不良を引き起こしていることが原因のひとつです。

私が子育てをしていた20年ぐらい前は、小児科でもすぐに解熱剤処方して熱を下げることが多かったのですが、最近はある程度の熱の場合は、直ぐに解熱させずに体の中で戦わせるようにしています。

体の中で熱があるときに、無理やり熱を押さえ込むのではなく、熱の原因を見極めて中和させることで熱のバランスをとっていく方法のほうが、結果的に体にやさしく根本的な治療に繋がるということになってきました。

風邪やインフルエンザは細菌やウイルスによって感染するのが主な原因ですが、熱が出るのはそれらのバイ菌をやっつけようとする自己防衛反応で、体を正常に戻そうとする自然治癒力の一種です。

その自然治癒力に「手当て」と加えることで、自分の持っている「自然治癒力をアップ」させ症状を軽減できるのです。

風邪・インフルエンザの熱の諸症状による手当ての方法

今回の「熱と痛み」の手当ては、風邪やインフルエンザを対象に書いています。

腹痛や下痢を伴う大腸炎や食中毒などは、また違う対処法になります。

 

風邪・インフルエンザの微熱-平熱~38℃未満の手当て食

 

何となく熱っぽいと感じる微熱は体調不良のサインで、免疫が落ちて体力が弱っています。

そんな時、体力をつけるためにいっぱい食べないといけないような気がしますが、少食にして内臓の負担を軽くして、体を休めることを優先しましょう。

そして、微熱が続く場合、重大な病気が潜んでいる場合もあるので、必ず病院に行きましょう。

  • くしゃみ・鼻水を伴う風邪の手当て食
    ねぎと味噌を加えた「ねぎ味噌湯」がよく聞きます。
    味噌汁でいいのでは?と思いますよね。天然だしである自宅で作られたダシや無添加ダシであれば、体の負担が少ないので、自然なミネラルのダシを使ってください。
  • 微熱が続く手当て食
    新陳代謝を促す、梅醤番茶・くず湯を飲むようにします。

 

関連記事

 

風邪・インフルエンザの高熱-38~39℃以上の手当て食

 

38℃以上の熱を高熱と定められていて、ウイルスが原因の熱の場合40℃近くまで上がることがあります。

高熱が続いてしまうと脳や体にダメージを受ける場合があるので、解熱が優先されます。

[子供・高齢者の場合]

 

大根おろし汁入り玄米スープ

第一大根湯が強すぎて飲めない子供や高齢者には玄米スープをプラスして、無理なく穏やかに作用して、熱を下げます。

材料

  • 玄米クリーム 小さじ1
  • 大根おろし汁 大さじ1
  • 水 1カップ
  • 塩 微量

作り方

  1. 鍋に水と玄米クリームを入れて混ぜます。
  2. 大根おろし汁と微量の塩を加えてから火にかけます。
  3. 沸騰直前に火を止めて温かいうちに飲みます。

玄米クリームの作り方

 

風邪・インフルエンザで悪寒がある場合の手当て食

 

風邪やインフルエンザの症状で、節々が痛み、寒気がして熱っぽいという、症状がある場合があります。

風邪かなぁ?…と思ったら、「手当て食」で早めに対処しましょう。

梅醤番茶がオススメで、体を温める足湯なども取り入れて、血液循環がよくなって症状が軽くおさまります。

梅醤番茶について一晩で初期の風邪を退治「梅醤番茶」季節の変わり目で風邪知らず!おうち薬膳

 

「手当て食」の自然治癒力スローフードアップ方法で風邪とインフルエンザ予防

我家には3歳から88歳まで、幼児から高齢者の大家族ですが、ありがたいことに風邪やインフルエンザには無縁で過ごしています。

小学校に通う孫は、となりの席の子や通学時にいっしょに通学する子とインフルエンザにかかり、孫をはじめ私達にも感染することを覚悟していたのですが、鼻水ぐらいの風邪1日で終わってくれます。

インフルエンザは「ビタミンDを常に摂っていると有利に働く」ことが最近、報道されていますが、きっとキノコ類などを必ず干してビタミンDを多く摂っていたことがよかったのではないかと思っています。

関連記事:「きのこ」は乾燥と冷凍をすることで驚くほど栄養価がアップ!キノコは健康の万能食材!

 

インフルエンザによいと言われている「舞茸」は毎日何かしらの料理の材料にしています。

関連記事:インフルエンザ予防で「マイタケ」が有効と研究結果!インフルエンザ予防食用きのこのレシピ!

 

生姜も体をあたためるために、必ず乾燥させてから使用することを徹底。

関連記事:生姜の生と乾燥で効果が変わる!摂取方法間違っていませんか?しょうがは乾燥蒸し生姜!

 

毎日、味噌・ぬか漬け・ヨーグルトと3種類以上の“善玉菌”を摂取しています。

関連記事:「菌活」で健康な腸に育てよう!食材で善玉菌を増やそう!<TOMOIKU姉妹サイト>

 

普段からハチミツを甘味料として使うことが多く、寝る前にマヌカハニーを舐めています。

マヌカハニーにはランクがありますので、参考にしてください。マヌカハニーには効能があるものと無いものがありますので、注意してくださいね。

大人  健康維持状態では UMF15+(150+)  体調不良時は UMF20+(200+)
子供  健康維持状態では UMF10+(100+)  体調不良時は UMF15+(150+)

関連記事:マヌカハニーは天然ハチミツ100%の甘い健康対策!喉のイガイガ・ピロリ菌退治!

 

必ず免疫アップ・温活の料理の内容にして「からだを温める」香辛料やネギ・にんにく・しょうがを使用、ちょっと喉や咳に異変を感じると、大根はちみつ・はちみつレモン・金柑はちみちなどをオヤツにいただくようにしています。

 

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風邪の特効薬「大根はちみつ」

風邪の初期症状の咳止め・声がれ・喉の痛みなどに有効です。

材料

  • 大根(皮ごと) 100g
  • はちみつ  100g

作り方

  1. 大根が無農薬ではない場合は、50℃のお湯で周りを流し洗いをします。
  2. 大根を1cm角のサイコロにカットして、保存瓶にいれて、はちみつを注ぎ、フタをして一晩置きます。
  3. 大根の水分がしみ出し、しなしなになったら大根を取り除いてできあがりです。

大根のエキスがしみ出した汁を、1日スプーン1~2杯を2~3回飲むと、喉の痛みが軽減されます。

しなしなになった大根を捨てるのは、もったいないので、そのままお酢をかけて食べちゃってます。

大根はちみつは、「自然ののど飴」と言われているので、常備作っておくと便利で、大根はちみつが必要なこともなく元気に過ごせていたら、普通のドリンクとして飲んでも害にもならず健康になるだけなので、安心していただけます。

 

寒い日、甘いものが飲みたくなったら「くず湯」を飲むようにして、りんごやしょうがなど症状に合わせて飲んでいます。

そして、野菜たっぷりの味噌汁かスープは一日一食メニューに加えることも、野菜を多く食べられる方法です。

スローフードは手間がかかりそうに感じますが、慣れてしまえば習慣になり、自分の体調管理が自然にできて、自分の体の欲するものがわかるようになります。

人からも、どうやったら風邪をひかないようになるの?…と、よく質問されますが、ちいさなことの積み重ねなんです。

7歳の孫も、喉や咳など自分の体の管理ができて、様々な自然の恵みの効能を選んで、自分で調整できるようになっています。

今では空手の練習で、寒い体育館で裸足になって2時間を平気で過ごしてしまいます。

切ってはちみつに浸けるだけ…お日様に数時間キノコや野菜をあてるだけ…体にやさしい食べ方をするだけ…

そんな自然の力を生かした昔の人が当たり前のようにしてきた家庭の薬箱になっている“スローフード”を身近におくことで、家族全員が元気に過ごしてくれますように…と日々コツコツと常備食を作っています。

 
TOMOIKU*Recipe by purpose 
<健康を意識した目的別レシピ>
   




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一般社団法人 日本共育ライフ協会内

(合)共育生活研究所

“漢方養生士・中医薬膳師”として「薬膳・ローフードの食事」と、“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」の講座を各地で行っています。


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