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TOMOIKU*ブログ
1.272018
食品添加物を年間8kg摂取!解毒方法はあなた自身が持ち今からスグできる!
Contents
現代人は食品添加物を年間8kg摂取!
食品添加物…それは厚生労働省で認可されているもの。
食品添加物は、保存料によって長期保存ができるので食中毒などを避けることができます。
甘味料ができたことによって甘い商品を安価に生産でき、着色料で見た目がきれいに…そして香料で食がすすみ美味しく感じるなど、消費者と食品会社の製造過程または食品の加工・保存の目的でメリットとして使用されているものです。
厚生労働省では、食品添加物の安全性について、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、使用を認めているものであって、国民の安全の確保には努めているとされています。
不思議なのは海外ではNO!とされる添加物が、日本では許可が出ていたり、大丈夫だよ…と言われているのは、たった数年の研究結果であって、人生数十年使用されて大丈夫とされているものではありません。
「厚労省:食品添加物の海外の基準は日本よりも緩いのか?」に対しての返答
日本での食品添加物の品質の規格や使用量の基準は、このような国際的な規格や基準にできるだけ沿うように定めていますが、一方で日本と諸外国ではこれまでの長い食生活や制度の違いなどにより、添加物の定義、対象食品の範囲、使用可能な量などが異なっていることから、単純に比較することはできません。」
1日の少量の摂取では何も問題がないのかもしれません。
でも、毎日使用されている“継続”に関してはどうなんでしょう。
高度成長期だった頃の大気汚染や水の汚染と農薬などは、歴史上大きな公害問題となってから表面化して被害者も出るような社会問題になっていますし、食品における化学合成添加物、トランス脂肪酸問題と後を絶ちません。
最近は、電子レンジや携帯、オール電化・IHなどの電磁波問題と、気にしていたらキリがなく、生活の原点に帰る原始的な生活など現代人はできません。
いかに上手に付き合っていくか…という問題になります。
人体実験中なのか?すでに結果は出ているのか?
私達現代人は、「長期使用した場合の人体実験中」をされていると言っても過言ではないと思います。
自分の身は自分で守らなければと、私たちは年間どのくらい食品添加物を口にしているのだろう…と、調べてみました。
厚労省の調査で、私が息子を育てていた時の10~15年前は、年間4kgの食品添加物を摂取していた時代のようですが、現代は年間8kgの食品添加物を摂取しているとのことでした。
※厚労省の調査方法
スーパー等で売られている食品を購入し、その中に含まれている食品添加物量を分析して測り、その結果に国民栄養調査に基づく食品の喫食量を乗じて摂取量を求める方法(マーケットバスケット方式)で、食品添加物の摂取量を調査しています。
私の幼少時代の環境汚染の公害問題から、息子達の時代に食品添加物の大量生産と摂取、その子ども達のアレルギー問題などが現代で問題になっています。
三世代に渡って未だに改善の道は開けていません。
食品に少量の粉を使用しているだけなのに、スゴイ量です。
皮膚炎などのアレルギーの原因すべてが、添加物や化学物質とは限らないと思いますが、よく耳にすることは、「食生活の改善でアレルギーが軽減された」若しくは治ったという方がいます。
自分の体で排出できる以上の毒物を体内に取り込んでしまって、何もないと考えることは、私にはできません。
人の体には「解毒作用」がありますが、体外に出しきれなかった食品添加物は、一体どこに行ってしまうのでしょう。
もう…体が食品添加物という「化学物質漬け」になっているという葬儀屋さんの話です。
最近のご遺体はドライアイスをたくさん使わなくても腐敗があまり進まないとのことです。
生前にたくさんの防腐剤入りの食材を身体に蓄えているために腐敗しにくくなっているそうです。
笑えない恐ろしい話です。
<一部引用:ブナの杜歯科クリニック>
防腐剤・保存料ができたことで、食中毒が減り、消費者も長期間食べることができ、企業もクレームは減り責任を取ることも減り、製造も楽になり在庫も持てることから、コストダウンもできる…と、良いことと思いがち。
消費者と企業側の利害の一致とも言えます。
でも、“害があるかもしれない”という事に、私は理想的な発展とは思えないのです。
スーパーで賞味期限切れや在庫になった食品は捨てられ、その廃棄されるゴミの量が世界で餓死している子ども達が救える量であり、自給率が低い日本なのにバンバン食品を捨てちゃう、この状況。
防腐剤・保存料ができても、消費者が意識を変えなければ結局、無駄にして捨てる結果になっているんです。
特に避けたほうがいい食品
具体的に私はこれだけは自宅での食事では避けたいという食材は、ハム・ソーセージ・ベーコン・数の子・たらこ・いくら・筋子・アイスクリーム・清涼飲料水・ゼリー・漬物は、自宅で作るかできるだけ無添加商品を購入します。
「食」の世界では、加工製品であるハム・ソーセージ・ベーコンや、魚卵類の数の子・タラコ・イクラとなどは薬漬け、人工甘味料が多く入っているであろうアイスクリーム・清涼飲料水・ゼリー、添加物の味の漬物など、おいしくするためにすごい量の添加物が入っているので、表示の確認はした方がいいです。
手を加えていなさそうな数の子・たらこ・いくら・筋子は無添加を探すのは大変です。
ハムやベーコンやアイスクリーム・清涼飲料水・ゼリー・漬物などは、自分で作ることができるのですが、魚卵類は取り寄せなければどうにもなりません。
■ 簡単作り置きレシピ!自家製ハムにした理由はニセモノや食品添加物を避けたいから!
■ 果糖ぶどう糖液糖-人工甘味料の危険!ドリンク・調味料・菓子に潜む罠
■ スポーツ飲料-飲む点滴は手作り!スポーツドリンクは添加物と砂糖の塊
特に避けたほうがいい添加物と体に影響する症状
同じ添加物でも使用する種によって危険度も違います。
酸化防止剤は数種類ありますが、表示を確認して絶対購入しないのは、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)です。
ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)はドックフードに入っていたことで、死亡してしまった犬がいて、一時ニュースになりました。
添加物名 | 食 品 | 症 状 |
---|---|---|
発色剤-亜硝酸ナトリウム | ハム・ソーセージ・ベーコン・たらこ・いくら・筋子など | 貧血・吐き気・下痢・中枢神経麻痺など ※アメリカでは強い毒性という理由で、ベビーフードへの使用禁止 |
着色料-赤色2号・3号・104号・105号・106号 | 菓子類・練り製品・桜えび・福神漬けなど | 遺伝子損傷 ※赤色2号はアメリカでは使用禁止・赤色102号は欧州複数の国で使用禁止酸化防止剤-ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)油脂・バター・魚介乾製品・魚介冷凍品など発がん性・血圧低下・胃腸障害 |
酸化防止・漂白剤-亜硫酸ナトリウム | ワイン・濃縮果汁ジュースなど | 胃の弱い人が摂取すると、胃痛を起こす可能性がある。 |
人工甘味料-アスパルテーム | アイスクリーム・清涼飲料水・ゼリーなど | 脳腫瘍・骨格異常 ※白い普通の砂糖より人工甘味料はもっと悪い |
保存料(防かび剤)OPP | 海外産フルーツ(レモン、グレープフルーツ、オレンジなど) | 肝障害 |
添加物の早見表が関連記事にありますので、是非確認してみてください。
用途別に使用される食品添加物
用途 | 食品添加物 |
---|---|
食品の品質低下の防止 | 保存料・殺菌料・酸化防止剤・防かび剤 |
食品の製造や加工に必要 | 製造用剤・乳化剤・膨張剤・豆腐用凝固剤 |
食品の嗜好性(風味や外観)を高める | 着色料・発色剤・甘味料・調味料・香料 |
栄養価を高める | 栄養強化剤 |
食品の品質向上 | 小麦粉改良材・品質改良剤:増粘剤 |
自分の目の前で解決できる方法!
様々な要因で起こるであろうアレルギーや不妊など、食事を長期間スローフードに切り替えることで改善がみられることもあります。
食品添加物における被害なのかもしれない…というような病気やアレルギーについては、医学的な問題として様々な書籍があります。
私がブログで簡単に綴れる問題ではないと思っていますし、病気で悩んでいる方を傷つけてしまう言葉にもなりますので、気になる方は書籍などで調べてみてください。
食品添加物の中には、必ずしも体に害を及ぼすとは限らないものもあると思いますが、自然のものではないことだけは確かです。
体に何らかの影響がある可能性は否定できませんし、実際次々と世界保健機関(WHO)では危険性を発表しています。
ひとつの食材における添加物では害がないのかもしれませんが、食卓に並ぶモノ全てに食品添加物が関わっているとしたら、どれだけ体に取り込んでいることになるのでしょう。
結果、年間8㎏取り込んでいるのです。
体内で様々な食べ合わせによって添加物が化学的に結びつくような複合的な影響や、解毒されることなく体に蓄積されてしまう…ということから、病気とのたたかいになると思うのです。
農薬や添加物を避ける
今大人気の旭山動物園では、動物たちが生き生きとした姿をみることができます。
地元の高校生たちが「循環型農園」をつくり、自分たちで収穫した野菜を人間や動物が食べるという、「体験型循環教育プログラム」によって、有機野菜を栽培して動物たちもその野菜を食べているのです。
動物たちは住環境を整えられたことで運動ができ、食事も「有機野菜」しか食べさせないという話がありました。
このように食べる物に気をつけるということが一番大切です。
“安全”を基準に倫理的に物事を考えた世の中だったら、エシカル・ロハス・スローフードなどの言葉も生まれることもなく暮らせたのに…と思うのです。
自分が持っている従来の解毒方法-咀嚼
自分が持っている解毒方法は、よく噛むことです。
現代は年々柔らかいものを好むようになり、咀嚼をしない人がとても多いです。
牛乳でさえも、噛むようにすると栄養アップすると言われています。
唾液に含まれる酵素が、食品に含まれる発ガン性物質を抑えて、ガンの予防につながると言われています。
唾液の主な成分と機能
- 免疫グロブリン-糖を分解する酵素
- シスタチン-蛋白質分解酵素阻害作用
- ムチン-粘り気のある糖タンパク
- アミラーゼ-デンプンを分解し麦芽糖にする
- リゾチーム-抗菌作用
- ペルオキシダーゼ-活性酸素を分解する酵素
- スタテリン-カルシウムと結合して歯を強くする
- ガスチン-亜鉛と結合して味覚の働きを敏感にする
- ラクトフェリン-鉄分と結合して、細菌の育成を抑制する
- アルブミン-口の中を滑らかにして乾燥を防ぐ
- プチアリン-抗菌作用
- パロチン-老化防止ホルモン
このように、噛むことで唾液の分泌を促すことができ、従来人間は体内だけではなく、食べ物の入り口である口の中の唾液で様々な危険を察知したり回避していたのです。
健康な人の場合、1日に出る唾液の量は1.5リットル前後にもなり、様々な働きをしてくれています。
一口最低でも30回以上は噛むことを心がけることで、内蔵負担はかなり軽減されていくのです。
唾液を増やすコツは、よく噛んで食べること!
よく喋ることも唾液が増えます。
意識して、口を大きく動かす運動をして、マッサージも効果的です。
あごの骨の下に沿るように、耳の下からあご先まで指でもみほぐすようにマッサージをするのです。
自分自身で作り出す健康飲料(?)と思って、よく噛む・よく喋る・口の運動・口のマッサージの4点を心がけてみましょう。
もうひとつ、調理方法を知ることで農薬や添加物を落とす方法があります。
農薬や添加物を避ける方法
- できるだけ無農薬・無添加を購入する。
- 調理方法で軽減できる。(只今準備中)
- 食べる時によく噛み、唾液を出すように心がける。
この3点を意識して、年間8kgの添加物摂取をせめて半分に!
あなたの体に毒が溜まらないようにしていきませんか?
添加物は、国が大丈夫って言っているんだから、批判する方がおかしい!気にしすぎだ!…というご意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。
この問題は、それぞれ個人が感じるものであって、気にしないでいる方を説得しているものではありません。
只々、私が未来ある子達に“負のモノであると感じる可能性”を残していきたくない…という、願いがあって綴っているものです。
「無添加」と表示されているものでさえ、完全に信じられるものではありませんが、少しでも添加物が少ないモノと付き合っていきたいと思うのです。
ちょっとだけでいいんです…意識してみませんか?
<健康を意識した目的別レシピ>
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