- Home
- 生活の基本と心づかい
- 【香害-柔軟剤テロ】香りキツイと被害!頭痛・咳の体調不良は化学物質と人工香料が原因かも!
TOMOIKU*ブログ
1.242018
【香害-柔軟剤テロ】香りキツイと被害!頭痛・咳の体調不良は化学物質と人工香料が原因かも!

Contents
自分の匂いは麻痺!柔軟剤で他人は被害を受けている
ハーブなどの香りは病気を治す効果があるほど、人が感じる匂いは体に大きな影響があります。
私がめまいを起こしそうになったほど不快になったことがあるのは、潮の香りがする海沿いにある“魚市場”に行った時、ある瞬間からすごく気持ち悪くなったことがあります。
その瞬間は、潮と魚の香る中に、強烈な香水のような香り…いいえ!“香り”なんていう心地よい言葉ではなく“悪臭”と感じる人が私のそばにいたのです。
潮と魚の匂いの中に、科学的な香りが高い香水?柔軟剤?の匂いが混じって、その人の周りは気持ち悪い匂いになっていたような気がします。
以前、私は中国産の臭いがすぐに察知できる…と記事に書いたことがあります.
体調不良になりそうな匂いが私には何となくわかるですが、それは私個人が感じるものだと思い、個人の問題で不快になる私が悪いのかな?…とも思っていました。
もしかしたら私は「化学物質過敏症」なのかも…と思って、病院に行ったことがあります。
中国産や強烈な香水や柔軟剤で不快感を感じるだけで、頭痛や吐き気を起こすわけではないので、従来人間に備わっている「危険な察知だよ」と病院で診断されて、化学のアレルギーではないと言われました。
最近、昭和の頃によく言われていた「香水女(実名:香水ババァ)」という、香水の匂いが非常にキツイ女性が満員電車に乗ることを避難されていることがありました。
東京の山手線に乗って高校に通っていた私は、押し込まれる満員電車に乗る時、その「香水女」に出会わないことを祈るような気持ちで乗り込んだものです。
最近、そのような状況がすごく増えたように感じていました。
同じように感じている人が多かったのでしょう。
人工的な香料が原因で体調不良を引き起こすことを「香害」と呼び、「香害110番」まで実施されています。
誤解されがちなこととして、「香害」は体臭や異臭は含まれません。
衣類の柔軟剤・制汗剤・香水などの化学物質の人工的な香料のことを指します。
柔軟剤は化学物質!人工香料で体調不良続出
現代人は、化学に慣れてしまい味や匂いに関して麻痺している傾向にあります。
濃い匂いが普通に感じてしまうようになってきているので、洗濯後の柔軟剤も規定量以上を使用することが多いと言われています。
使用している本人はずっと近くでその匂いに接してのでその匂いに馴れてしまい気がつかずが、匂いの強弱の感覚が鈍くなって相当な匂いをさせていることもあるのです。
他人に不快を与えていることは、気がつかないこととはいえ、本人にも悪影響を与えている場合もあります。
最近は柔軟剤のメーカーが香料の配合量をどんどん増やしているので、アレルギーを引き起こす危険性が高くなり、日本消費者連盟は、行政やメーカーへ危険への働きかけを行なっていくまでになっています。
化粧品では、使う人の体質によってアレルギー等の肌トラブルを起こす恐れのある成分指定されているような成分なのですが、柔軟剤は軽視されています。
肌の弱い方や小さいお子さんなどの衣類では、柔軟剤を利用するときは注意したほうが良いですし、長期使用をしていることで、アレルギーのもとになってしまうことがあることへの警告もなかなか目にすることがありません。
匂いだけではなく、衣類をふわふわにするために、水を吸収する能力が弱くなっている傾向になり、体が蒸れた状態なってしまうので、皮膚炎・アトピーなどの症状を悪化させたりする原因になっています。
柔軟剤で「経皮毒」という考え方-めまい・頭痛・咳の以上の体調不良
香り高い柔軟剤は他人への「香害」だけではなく、自分にも体調不良になるという被害を受ける可能性があります。
そして、柔軟剤には成分表示の義務が無いので、商品の裏の成分表示を見たところでよくわかりません。
“柔軟仕上げ剤 – 日本中毒情報センター”の報告書などを参考にしています。
「経皮毒」に関して、TOMOIKUでは関連記事で説明しています。
何となく気づいていることがありませんか?
- 皿洗いを仕事や美容師さんの手の皮がぼろぼろになる
- 食堂で働くパートの女性たちに、肝機能障害を持つ人が増えだした時代がある
- 化粧品被害が後をたたない
皮膚疾患被害は少なからず「経皮毒」が関わっています。
保湿不足という話しもありますが、では洗剤をかえただけで治ってしまう事例をどのように説明するのでしょうか。
毎日微量ではありますが、確実に皮膚から吸収されているものがあるのです。
「微量だから安全…薄めて使うから大丈夫」
一回一回は安全なのかもしれませんが、継続することで解毒できない量となります。
口から食べたり飲んだりしたものは解毒され排泄されますが、皮膚から入り込む毒性は10%しか体外に出されないと言われています。<TOMOIKU関連記事>
急性な機能障害がなくても、食品と添加物と同じように継続して使用して、体内に蓄積され、いつかその害が体内で収まらず溢れたときに、症状が出るものだと思います。
代表的なものは下記のようなものを使用しています。
- 界面活性剤-エステル型ジアルキルアンモニウム塩
アレルギーを誘発する疑いがあります。 - 安定化剤-グリセリン
アレルギーを誘発する疑いあり。
目・皮膚や呼吸系やアレルギーを誘発する疑いがあり、頭痛・吐き気などの機能障害を引き起こすことがあります。 - 香料-天然や合成の全ての香料
急性アレルギーを起こす場合もあります。 - 界面活性剤/抗菌剤-第四級アンモニウム塩
胃腸炎・吐き気・頭痛・嘔吐・痙攣・低血圧・アレルギーを引き起こすことがあります。 - 泡調整剤-シリコーン
目・皮膚・咳・アレルギーを誘発する疑いがあります。 - 粘度調整剤-塩化カルシウム
結膜炎、くしゃみ、鼻血など粘膜による機能障害を引き起こすことがあります。 - 防腐剤-防腐剤(何を使用しているか明記なし)
過敏状態になり、尿失禁・痙攣・運動失調などを起こします。 - 着色剤-着色剤(何を使用しているか明記なし)
アレルギーを誘発する疑いがあります。
参考HP
「ダウニーおばさん」「柔軟剤テロ」、人工香料で体調不良「香害」被害者から怨嗟の声
生活しにくい「化学物質過敏症」の症状と対策
微量の化学物質を浴びて、体調不良を繰り返す病気として「化学物質過敏症」があります。
症状
めまい・頭痛・耳鳴り・息苦しい・湿疹・蕁麻疹・不眠・うつ状態・目や鼻の粘膜が痛かったり痒かったりします。
対策
- 発生源から遠ざかり、室内の換気できれいな空気を室内に取り込みます。
- 消臭剤・柔軟剤・芳香剤などの使用量を守ったり、使用しない期間もつくると軽減します。
- 食べ物として、ビタミンやミネラルを十分に取るようにします。重要なのはマグネシウムで、豆類・海藻類に豊富に含まれています。
柔軟剤の匂いで不快感ではなく、明らかに体調不良になった場合は、医療機関で診察を受けることをおすすめします。
代替される柔軟剤は?
エコな生活をしている方は「重曹」を使用しています。
水を50ℓ使用する場合、を、スタートボタンを押す前に柔軟剤を入れる部分に柔軟剤の代わりに重曹100g程度を入れるだけです。
しかし、重曹は一部の材質の衣類には使用できない上、何となく黄ばんでいくような気がしてしまいます。
他に、柔軟剤の匂いがキツイと感じる方が、柔軟剤にヘアーコンディショナーを使用している…という方がいて、海外のクリーニング店ではセーターなどの仕上げに、ヘアートリートメントとかを少し入れ、ふんわり仕上にするとされていました。
赤ちゃんには手作りで柔軟剤をつくる方もいます。
一回30mlほどを柔軟剤を入れる部分に入れるだけのようです。
油可能のプラスティック容器に、精製水170ml・植物性グリセリン30ml・クエン酸30ml・香りが好きな方は精油20滴を入れて、フタをしめて振るだけで、出来上がります。
お子さんがいる方は、様々な工夫をしているんですね。
私は、匂いがゼロであることを望んでいるわけでもないし、ふわふわした肌触りも捨てがたいので、赤ちゃん専用の柔軟剤を使用しています。
低刺激・無添加の柔軟剤も売られているので、家族は「ベビー用品」の柔軟剤で過ごしています。苦笑
自分は快適でも他人が不快に感じる可能性を念頭に、香りの使い方に配慮すべきで、その「害」はタバコの副流煙と同じ位であるとも入れています。
想像する以上に、多くの人が不快な思いをしていることがわかったので、私自身も無意識に人に不快な思いをさせているかもしれない…そう思って気をつけようと思ったことでした。
<健康を意識した目的別レシピ>




生活を彩る 関連記事
* TOMOIKUの姉妹サイト紹介 *