TOMOIKU*ブログ
12.192017
風邪や花粉予防の空気清浄機と加湿器の選び方!危険なオゾン・イオン・細菌・カビを撒く?「加湿器病」が潜む!
私達が生きていく上で“空気”を吸わずして、生きていられることはありません。
その“空気”は人間の便利な生活への向上や企業の発展のために汚され、PM2.5対策・花粉症対策と自分の身を守る空気の調整をしながら生きていく選択をさせられています。
その空気清浄機と加湿器について、私が捨てたモノと、現在安全とされるモノについてです。
オゾンやイオンは体に危険なの?空気清浄機に無駄な機能はいらない!
空気清浄機は花粉症やPM2.5対策などで多くの方が、「安全なモノ」として家庭の中で設置している方が多いのではないでしょうか?
私は健康を維持するために食事に気をつける生活をしているのに、体内に取り込む“空気”を空気清浄機で病気の素を作ってしまっている可能性があったのです。
私は危険な機種のものが数台あったので破棄しました。
空気がきれいになるどころか、ガンになる可能性のある空気を作り出している危険があるのであれば、本末転倒です。
空気をきれいにしすぎることで、免疫力低下や様々な抵抗力を失っている危険性が問われています。
呼吸系疾患を増やし、死亡率をあげる重大な汚染物質を空気清浄機で自宅で作り出している…と、多くの機関や記事があります。
この問題は危険であることへの証明が必要なため、引用が多いです。
私は、やかんや鍋を乗せておくだけで湿気ができるストーブが大好きだったのですが、8年前に同居している息子夫婦に子供ができたので、孫に火傷の危険のあるストーブを撤去し、新しい暖房器具を購入するために、暖房器具・空気清浄機・加湿器を調べたことからはじまります。
空気清浄機のオゾンの危険性について
オゾンの臭いは昔のコピー機から臭う、コピーをしている最中の臭いと同じですが、わからない方も多いかもしれません。
オゾンが体に良いというメーカー側の話しもありますが、被害に対する国民生活センターでの調査からも、私はオゾンは怖いと感じました。
空気清浄機の効果が、メーカー側によって誇張されていたことが明らかになった。
PM2.5の除去率は98%とされていたが、実測値は40%のみだった。専門家はまた、空気清浄機の運転によりオゾンが発生し、がんを引き起こす可能性があると指摘した。
多くの空気清浄機の販売担当者は、PM2.5の除去率が90%以上であると称していた。販売担当者は空気清浄機の運転でオゾンが発生する問題について、「市場に流通している多くの空気清浄機はオゾンを発生させるが、これには主にオゾン発生器型・静電型・紫外線型・マイナスイオン型の4種がある」
多くの空気清浄機の包装には、オゾン発生に関する説明や注意書きがない。
<参考:危ない日本の空気清浄機|環境問題>
国民生活センターでは、「空気中での使用」として、空気中・水中の両方で使用ができる室内環境基準や労働環境における許容濃度の0.1ppmを超えて危険であった。
「水中での使用」として、水中に通したオゾンは溶けずに空気中に放散されるため、室内のオゾン濃度が高くなり危険であった。
「表示の問題」として、高濃度のオゾンを吸い込むような危険な使用方法の表示があり、治療効果を書かれていて、薬事法に抵触するおそれのある表示や広告がみられ、表示値と実測値がかけ離れているものや、どの程度危険なのかを知る表示がなかった。
このようにメーカー資料の信用性を感じられませんでした。
除菌をうたう機能ではオゾンを使われていることが多いので、なかなか喘息などが治らない場合は、注意してみましょう。
イオンまで危険である現実!空気清浄機に不要だった?
「イオンは健康にいい」というイメージが強いと思うのですが、私たちは広告やCMでのイメージ戦略にのってしまっています。
シャープのプラズマクラスター機能の掃除機などで「イオンがアレル物質を分解・除去する」は表示法違反とされ、最近は「イオン」という言葉をつかったCMがなくなりました。
花粉症やぜんそく・アレルギーなど呼吸器の疾患のある方々には、ショックな事件とされています。
しかし現在も家電業界では「高性能な空気清浄機でもイオン機能がないと売れない」と言われているようです。
<ニュースサイトbiz-journal : 「人体に悪影響も…イオン式空気清浄機は花粉対策にならない? 誤解生む広告上の“効果”」>
私はプラズマクラスターイオン発生機付きのエヤコンを購入しているので、現在はそのイオン機能を全く使っていません。
無駄な買い物でした。
そして、イオン式空気清浄機の除菌効果は、むしろオゾンによるものだとする第三者の検証試験結果が発表され、私はイオン発生で害を撒き散らしていたことになります。
それでも実際、花粉症の軽減などの効果が見られている方がいるようですが、それはイオン効果ではなくて高性能フィルターを使用しているというフィルターの条件がよいことから、室内の浮遊物質はほとんど除去できるという、まったくカンタンなことだったのです。
空気清浄機のまとめとして「空気清浄機はあくまでフィルターで空気を濾過するものであり、イオンやオゾンはデータない上に、危険さえも潜んでいるとし、高性能フィルターを使用している空気を単純に濾過する空気清浄機が一番安全なものであった」…とします。
空気清浄機と加湿器の一体型にはイオンやオゾンを発生させる危険なものが多いため、呼吸器官でお悩みの方は再検討をおすすめします。
現役医師のブログで、赤ちゃんを対象に書かれているブログがとても参考になりました。
知らないと赤ちゃん子供が逆に危険?! 空気清浄機の『正しい』選び方
加湿機能なしで単機能空気清浄機の性能がいい機種は何?
では、加湿機能なしで単機能空気清浄機の性能がいい機種は?…と思い、浄化の徹底しているメーカーを調べてみると、Balmuda(バルミューダ)・Blueair(ブルーエア)・cado(カドー)となり、日本のメーカーではありませんでした。
最近は代表される日本のメーカーの隠蔽が目立って、そんなことをしている間に世界ではどんどん良質なモノが開発されているんですね…。
海外の商品は交換部品の苦労などがあるので、できるだけ国内のモノを…と調べてみました。
ありましたよ!空気清浄機No.1メーカーのBalmuda(バルミューダ)とコラボしている会社!
無印良品でした。
無印良品とコラボした空気清浄機は、リコール問題もなく、Balmuda(バルミューダ)の空気清浄機は高性能で絶賛されている商品です。
「JetClean」という空気清浄機があり、無駄な機能もなく純粋にPM2.5や花粉などをすばやく集塵・脱臭する、家電の専門情報機関紙や医師もおすすめしている空気清浄機です。
適用床面積30畳(49平方m)の空気清浄機。「デュアルカウンターファン」と「360°集塵脱臭フィルター」で循環気流を生み出し、PM2.5や花粉などをすばやく集塵・脱臭する。3段階で風量を調整できる。
自動で空気清浄運転をする「AUTOモード」と、すばやく空気清浄を行なう「ジェットクリーニングモード」を搭載する。<詳細:無印良品 空気清浄機>
加湿器で細菌・カビを撒き散らしたり「加湿器病」という体の危険!
手入れがカンタンで大量の水が入れられるもの…菌を撒き散らしているので、呼吸器に障害を与えることもあります。
ペットボトルにお水を入れて空気に触れていると、ヌルヌルしてきませんか?
そのような菌が多いお水を部屋に撒き散らしています。
加湿器に入れるお水は、浄水器から水を入れているから、きれいなお水で安心…と思っていませんか?
加湿器のお水は塩素がないと水はすぐに菌が繁殖してしまうので、水道水を使ってください。
このように、インフルエンザや咳が止まらない・喘息などの対策として使っている人も多い加湿器ですが、間違った使用法や、お水は毎日変えるなどのお手入れをしないと、風邪に似たようなアレルギー症状や呼吸困難などの「加湿器病」の原因になることがあり、加湿器には怖い病気につながることもあります。
昔はストーブの上にやかんをおいて、その湯気で肌や喉を潤していました。
私は現在も寝室や子供部屋などには、わざわざバスタオルを濡らして干すこともあります。
現在はリビングなどに加湿器を用意しましたが、空気乾燥器と同様数台捨てています。
加湿器を使用することによって病気を予防するつもりでいたのに、病気を引き起こしたのが死亡例もある「加湿器病」が潜んでいるということを、お知らせしたいと思います。
タンクが大きい加湿器は菌やカビを撒き散らす!毎日水を変えるメンテンナンスが必要
私は孫が生まれるまで、結構大きな加湿器つき空気清浄機を使っていましたが、処分しました。
タンクの水を毎日変えてメンテナンスをするには大きすぎで、タンクの構造や除菌のオゾン・臭い除去のイオン・菌を撒き散らすタンクと三大悪だったからです。
電気を使用しているので、庫内の熱によって水の中の菌を増殖させていて、その水を部屋中に撒き散らしていることから、部屋の空気をキレイにするどころか菌を増やす行為になっていました。
ぬめりの中に雑菌が大量に発生しているので、必ず毎日タンクを洗い、水をこまめに交換しましょう。
大きな加湿器よりも、小さな加湿器の方がメンテナンスはしやすく、掃除の負担が減ります。
加湿器病(加湿器熱、加湿器肺)アレルギー性の肺の病気
加湿器から放出される細菌やカビなどの微生物を吸い込んでしまって起こる、アレルギー性の肺の疾患です。
症状は咳・発熱・全身倦怠感などの症状が現れて、重症化すると呼吸困難に陥ることもあり、死亡例もあります。
新潟市の男性が加湿器内で繁殖したレジオネラ菌などの雑菌による肺炎や熱性疾患が発生し、レジオネラ症で死亡しました。
この事故は誰でもあり得ることです。
特に発生しやすいのは、熱を加えずに超音波による振動で水を放出するものです。
子供がいると、火傷の心配もなく運転音が静かなことから大人気なのですが、水を継ぎ足しながら使用する人が多いため、発生してしまう危険性が高い加湿器になっています。
水を使用するものは、まめに清掃をしないと雑菌が繁殖しやすいということを、絶対忘れてはいけないことです。
加湿器の種類で菌の繁殖が違う!加湿器の選び方
選ぶ加湿器で安全性がかなり違います。
蒸気を作り出す過程で熱による滅菌処理ができているので、スチーム式は超音波式に比べてはるかに安全だといわれています。
しかし、子供のいる家庭では高熱を伴う加湿器は、火傷の危険から避けたい気持ちもありますね。
私は孫の火傷の危険を回避するために、スチーム式加湿器と、超音波式でなりやすい「加湿器病」を避けるために、古い超音波式加湿器を処分しました。
超音波式の加湿器の場合は、毎日メンテンナンスをする必要があります。
それぞれの加湿器の利点難点をまとめました。
スチーム式
- もっとも単純な構造の加湿方式-水に熱を加え、スチームを発生させます。
- 加湿能力はもっとも高いが、熱を利用することから電気代が高くなりやすい。
- 水を熱するので、雑菌の繁殖は抑えやすい。
- 加熱されている水なので吹き出し口が熱くなるので、火傷に注意。
気化式
- 自然蒸発-水に風を送って自然蒸発させて加湿させています。
- 自然蒸発のため加湿効果が低いです。
- 加湿により、部屋の温度が低くなります。
超音波式
- 超音波式は加湿装置が小型なので価格の安いモノが多いです。
- 熱を加えないので、電気代が安くすみます。
- 除菌や掃除などの手入れをしないと、加湿器病になる危険性があります。
ハイブリッド式
- 水を含んだフィルターに風や温風をあてて加湿します。
- 安全性の高い気化式の機能を備えた複合型です。
- 気化式と温風気化式の2つの方式を湿度に応じて切り換えるので、電気代が経済的。
- 吹出口が熱くならないので、火傷などの心配がなく安全です。
加湿器病など様々な不安要素を考えると、おすすめは「ハイブリッド式」の加湿器です。
加湿器のお水の交換時のお手入れの方法
毎日お水を足す時には、残っている水を捨てて、新鮮な水道水を入れて、何度か水入りの容器を振って水洗いをしましょう。
そして、お手入れは二日に1回が理想ですが、1週間に1回は行うようにしてください。
説明書に「定期的に…」と、いかにも取り扱うのがカンタンに感じられる言葉を鵜呑みにしないで、「加湿器病」を避ける意味でも、水に関わる電化製品の掃除は徹底的に行いましょう。
簡単な加湿器の掃除方法
クエン酸をつかった簡単な方法で、湯沸かしポットの掃除でも使われています。
加湿器の構造に違いはありますが、基本は「クエン酸水」に浸けるということです。
- ぬるま湯をバケツに用意して、クエン酸を濃度0.5%~1%程度の水溶液になるよう溶かします。
(目安は、クエン酸大さじ1杯は水2リットル) - 部品を本体から取り出し、クエン酸溶液に30分~2時間程度しっかり浸します。
- 周りもきれいに拭き掃除をします。
私が使って気に入っているおすすめ加湿器!Afternoon Tea「ハイブリット加湿器」
自分の癒されるアロマオイルを数滴染み込ませると、香りとともにミストが広がって、自分の癒しの空間ができて、お気に入りです。
私の加湿器はカラーの選択を「グレー」にしました。
リビングに使用している加湿器です♪
でも、もう販売が終わってしまって残念です。
ナチュラルなリーフ柄をあしらった加湿器です。超音波式とPTCヒーター式を掛け合わせた加湿効率が良いハイブリッド式で、暗闇をほのかに照らすダウンライト搭載です。上部のフタをはずすとタンクにハンドルがついていて、3Lの大容量ながら持ち運びもラクラク。ミスト量は3段階に調節でき、超音波運転時は弱で約30時間、強で約11時間の加湿が可能です。付属のアロマパッドにお気に入りのアロマオイルを数滴染み込ませると、素敵な香りとともにミストが広がり、癒しの空間を演出します。
同じようなハイブリット加湿器
超音波式でもコンパクトで掃除がしやすい「ボールUSB加湿器」
大きな容器で作られている大型加湿器は掃除が大変ですが、手のひらサイズの小さい加湿器は掃除がしやすいので超音波式でも気軽に扱えます。
自分のデスクの上で使っています。
これも販売が終わってしまいました。
かわいらしいたまご型の超音波式USB加湿器です。USB電源コードでも使用できるので、デスク周りを潤すことができ、手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズと、ナチュラルなデザインが見た目にもやすらぎを与えてくれます。しっかり加湿の連続モードと、優しく加湿のインターバルモードがあるのもポイント。5時間の連続使用で自動的に停止するオートパワーオフ機能付き。
詳細ページ : Afternoon Tea ボールUSB加湿器
同じ機能の加湿器
アロマ加湿器とアロマディフューザーの違いは?
私は柑橘類の香りが大好きで、加湿器でもアロマオイルが使用できるタイプを使うことが多いです。
アロマ加湿器は、アロマ機能付き加湿器として、加湿器が主とした機能に期待されます。
アロマディフューザーは、アロマエッセンシャルオイル(精油)を室内の空気に拡散と散布することが主なる機能で、加湿ができるタイプとできないタイプがあるので気をつけなければなりません。
アロマ加湿器 | アロマディフューザー | |
---|---|---|
加湿能力 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
アロマ能力 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
価格(高価) | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
使用時間 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
アロマディフューザーは年間使え、心地よい加湿効果もあるので、よく利用しています。
大きさも邪魔にならないインテリアとしてデザイン性の高いものが多いです。
アロマディフューザーで加湿が足りないと感じた時には、濡れたタオルを干して調整したりして、湿気が多すぎない分窓の結露が少ないので、加湿能力があるアロマディフューザーで十分だと感じることが多いです。
私の部屋にはアロマディフューザーを設置しています。
加湿器を使用する場合、湿度計は体調管理ができるアイテム
部屋の乾燥状態を明確に知るには、湿度計があるととても便利です。
エヤコンがまだ普及されない時代は、囲炉裏やストーブでお湯が常につくれる環境があり、部屋の湿度の心配がなかったのですが、現代の部屋の中は暖房をつけることで、湿度が下がっています。
湿度不足によって空気が乾燥すると、人の健康や快適性に障害や物品の品質劣化などの悪影響を及ぼします。
空気が乾燥していることで、目が乾き痛みや口や鼻の呼吸器系の粘膜が乾燥することで、空咳も増えます。
そして、風邪などの感染に対する防御機能が低下する上、インフルエンザなどのウィルスが体内に入りやすくなります。
インフルエンザの流行する原因は、病原菌が増えているだけではありません。
空気の乾燥によって、人間の防御機能である免疫力も落ちていることが原因の1つなのです。
そして、乾燥によって11~13%ほどの髪の水分量が減ることで髪の毛はパサつき、お肌の水分量が10%以下になることで「ドライスキン」といわれる状態になってしまい、肌から粉をふくような乾燥状態から肌荒れやかゆみの原因にもなります。
快適な室内の温度は、夏25~28℃・冬18~22℃で、湿度は夏55~65%・冬45~60%です。
私はデジタル式の湿度計を使用していますが、数百円で購入できるものがあります。
冬の乾燥は体にとって何も良いことがありません。
加湿器を用意できなくても、濡れたバスタオルを部屋に干すことで加湿はできます。
ぜひ湿度計を用意して、健康管理をしてください。
<健康を意識した目的別レシピ>
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