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TOMOIKU*ブログ
12.222017
テフロン加工フライパン・アルミ製のやかんや雪平鍋の有毒ガスの危険性!道具を育てる丁寧な暮らし
Contents
世界でテフロン加工問題が!テフロン加工商品の廃棄先は日本
私が子育てをしている30年前、鉄のフライパンからテフロン加工に移行していく人が多かった時代です。
鉄のフライパンは、手入れをしないとサビたり劣化したりと、不便が多い調理器具に感じていたので、当時高価だったテフロン加工のフライパンで、油が少なく食材がフライパンにくっついたり焦げたりしない…そんな理由で、喜んで使っていました。
今回、ステンレス製・ガラス製・土鍋以外、テフロン製やアルミ製の大鍋など、古くなっていることもあって調理器具のすべてを廃棄しました。
ステンレスに含まれているクロムから生成される「六価クロム」という物質は、人体に取り込まれた場合「発がん性物質」になったり、多臓器不全を引き起こす危険性がありますが、ステンレスは1000℃を超えても安定している合金のため、普通に調理で使っている場合ではまず心配がありません。
危険情報を知ってからすぐに廃棄した訳ではないのですが、やはり気になってしまったので、年末大掃除のついでに捨てました。
テフロン加工のフライパンに慣れていたので、鉄の調理器具の入れ替えは躊躇していましたが、現代の鉄製やセラミック製が思ったよりも使いやすくて、新しい調理器具でお料理するのが楽しく感じます。
ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2016/12/post_17541.html
普段の生活で、食材は地産地消・無農薬・オーガニックのモノと気を使っていても、調理器具は意外に見落としがちなモノかもしれません。
毎日のように食事に気を使っているのに、調理器具から有害がモノが発生することは、誠に本末転倒であって、食材を気をつける前に、調理器具のチェックは必要だった反省しています。
食材でもそんなに気にする必要はないと考えている方々にしてみると、ちょっと神経質に感じられてしまうことかもしれませんが、毎日使用する道具なので、安全なモノを使うということは基本にしたいと思っています。
ただ、テフロン加工製品やアルミ製品すべてが悪いわけではないですし、「有毒ガス」の発生する商品もあるという事実はありますが、恐怖や不安を仰ぐために綴っている記事ではないのでご理解下さい。
テフロン加工フライパンの「有毒ガス」発生の危険性とは?
キッチン用品のニュースは2005年のことなので、12年も前に遡ります。
今更、何を言っているの?遅い情報!って言われそうですが、知らない方がまだいるのではないか?と思い記事にしています。
テフロンで代表されるデュポン社が「テフロンの製造過程で使用・発生するPFOAという物質に有害性があり、危険報告義務違反であると訴訟を起こされたのです。
EPA独立科学委員会は2005年6月にデュポン社のテフロン化学物質 PFOAは”ヒト発がん性であるらしいとEPAに報告している。
アメリカの全ての男性、女性、子どもを汚染している有毒化学物質についての重要な健康情報を隠していたことに対する適切な罰金はいくらであろうか?”と述べています。資料:テフロン化学物質「デュポン-EPA 危険報告義務違反訴訟」史上最高の過料で和解
訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
テフロン(フッ素樹脂)加工は、使用する油が少量でも食材がくっつかないですし、焦げない上錆びません。
使用後も汚れが落ちやすいので、キッチン用品の売場でも一番多く並べられ、フライパンでは人気を誇る商品だと思います。
その「テフロンコーティング」とは、いったいどんな加工をされているのでしょう。
金属の表面にテフロン(フッ素)をコーティングをするのですが、「テフロン」という素材自体にも多くの種類があります。
フライパンによく使われているのは「高密度3層構造のシルバーストーン加工」で、「高密度4層構造プラチナストーン」はテフロンとセラミックを合わせているので耐久性があります。
私は家族が多く使用頻度が高いので「高密度4層構造プラチナストーン」を使用していたのですが、底に傷がつきにくくお気に入りでした。
それでも、フッ素樹脂自体は柔らかくて弱いために、金属ヘラを使うと傷ができやすくコーディングが剥がれてしまいます。
剥がれていなくても危険なテフロンなので、コーディングの傷の破片などが体内に入ってしまうことは、大きなダメージになります。
体のデトックスをする時、一番に取り除きたいのが重金属です。
健康を考え、お菓子のふくらし粉成分のアルミを避けてホットケーキを焼いても、その調理器具がテフロン製だったら、わからずして重金属を体内に取り込んでいることになるのです。
そして、フッ素樹脂加工を作るときに使う化学薬品が、体内に入ってしまうと分解がされにくいことから、デトックスがなかなかできない厄介な問題なのです。
有害物質が体内で蓄積された場合の危険性
様々な報告がされています。
- 腎臓・膀胱・肝臓などの臓器への蓄積-解毒がなかなかできない
- 発ガン性物質の蓄積
- 子宮内での蓄積-先天性障害を持った子供を産む
空炊きや高温調理をすると有害なガスが発生するということが明らかになり、その有害ガスは無臭であることから、アメリカでペットの死に至った時、大きな話題になりました。
どんな症状があるのか?
- 呼吸困難
- めまい
- 窒息
- 吐き気
- 頭痛 など。
しかし、そのアメリカや科学者の中では、フッ素加工フライパンは安全だと主張している人もいたのですが、実験に基づき判決では敗訴となっています。
海外の調理器具メーカーは、「PTFEフリー、PFOAフリー」の調理器具を販売するようになりました。
テフロン加工で有名なティファール(T-Fal)でさえも、日本以外の規制が厳しい海外に向けては「PTFEフリー、PFOAフリー」を売り文句にしたフライパンや鍋を販売しています。
規制もなく無頓着な日本に、廃棄するべくテフロン加工の商品を、販売して在庫処分をしているかのようです。
アルミニウム製品のやかんや雪平鍋「有毒ガス」発生の危険性とは?
日本の代表的なお鍋で昔からどの家庭でも使われていたアルミ製の「雪平鍋」や「やかん」は何といっても丈夫で安いイメージがあります。
私は20人分位の煮物をお正月につくらなければならないので、大きな…大きなお鍋がありますが、それはアルミ製でした。
直径30cm以上高さ10cm以上のアルミ製のお鍋に買い直ししています。
アルミ製は、熱伝導の良さから日本食の煮物つくりにはなくてはならないお鍋として普及しましたが、時代の流れでアルミ製の難点がわかってきて、アルミニウム製の調理器具は人体に危険性があるとしてアメリカ政府から公式発表があったので、海外では販売規制が行われています。
アルミニウム製品によって起こりうる弊害
- 脳の蓄積でアルツハイマーなどの注意
- 脳や神経系への影響
- 腎臓・膀胱・肝臓などの臓器への蓄積-解毒がなかなかできない
アルミ鍋は融点が600℃で低いことから加工しやすいという生産者側のメリットがありますが、それによって有害物質が溶け出しやすい鍋になっています。
不要物質はデトックスされますが、体で解毒できる力よりも取り入れてしまう量が多かった場合が蓄積されていまうのです。
アルミニウム製品は調理器具だけではなく、食品にも含まれているもので、適度な量を超えてしまうことで「害」となります。
孫のオヤツに使うホットケーキに使用するベーキングパウダーもそのひとつで、私は「アルミフリー」をおすすめしています。
重金属によって引き起こる問題
人は日常生活を過ごしているだけで、農薬・食品添加物・薬・調理器具・パンケーキなどを作る時に入れる膨張剤(ベーキングパウダー)などで様々な有害物質を摂り入れていることになります。
重金属である有害物質は「脂に溜まりやすい性質」で脂溶性の毒といわれています。
体内の脂とは、細胞膜は細胞を守る働きがある細胞膜と脂肪細胞で、特に細胞膜を傷つけてしまうと「細胞」を守る事ができないのですが、有害物質は細胞膜に溜まりやすい上、抜けにくい性質があります。
最も脂の多い部分が脳で、脳の60%は脂でできているため、有害物質は細胞膜、脳に溜まりやすいということになります。
今回焦点を当てたのは、食品に多く含まれている「アルミニウム」ですが、人は飲食物・水・食品を介してアルミニウムを摂取しています。アルミニウム過剰摂取によって貧血や神経障害・パーキンソン病・アルツハイマー病など、脳にも多く関わる病気が多く、成長期の子供が過剰摂取をすることは絶対さけなければなりません。
<TOMOIKU記事一部抜粋:子供や動物の重金属の解毒・デトックス法!ホットケーキミックスなどに含まれる膨張剤の危険性!>
厚生労働省の調べで「お菓子を食べる機会の多い子供にアルミニウム摂取量が規定の2倍以上に達している」と報告されています。
食品にも含まれているアルミなので、鍋にも気をつけてみてはいかがでしょうか。
安心して長く使える調理器具は何?丁寧な暮らしで道具を育てる!
調理器具を育てる…そんな昔のような発想なのです。
だいぶ前から欲しかった鉄のフライパンを購入したのですが、そのフライパンは様々なブログで10年使っても現役!…という記事を良く見かけるのです。
考えてみるとテフロン加工の鍋などは1年使うと中心部分から油はけが悪くすぐに寿命がきてしまっているような気がします。
良いものを手入れして長く安心して使う。
まさしく「道具を育てる」という感じで、愛着湧くんだろうなぁ~と、我家の道具をかわいがってあげようと思います。
まず金属の影響が出にくく有害物質が出にくく、健康リスクが少ないであろう調理器具の紹介です。
- ステンレス
- セラミックコーティング
- ガラスコーティング・ガラス鍋
- 鋳物-鉄
- 土鍋
土鍋に関しては、危険なものがあるので産地をチェックしてください。
土鍋における中国産の溶液の被害があるという記事があります。
関連記事「無印良品やニトリの中国製について!消費者センターやEU常任委員会が警告!」
できることなら日本製を選んだ方が、不純物もなく安心なお鍋だと思います。
私はステンレスの鍋はもともと使用していて、今回、新しく我家の調理器具に加えられたのが、セラミックコーティング鍋と鉄のフライパンです。
セラミックコーティング鍋の基板はほとんどアルミかアルミ合金などで作られていますが、表面がセラミックでコーティングされているだけです。
でも、表面がテフロンのように柔らかくないので害が少なく、遠赤外線効果が高い上、セラミックフライパンの耐熱温度は400度以上で、テフロンフッソ加工の240℃~260℃に比べるとだいぶ高いので、有害ガスを発生することがないのです。
そして、私の憧れていた鉄のフライパン「究極の鉄フライパン-極JAPAN」
10年20年と長い間使えるフライパンなので、ハンドルの交換もできます。
私は大きいタイプにして楽天のセールの時に購入しました。
リバーライト 極 ジャパン フライパン 26cm J1226
後に、ブログ記事で使用感の比較をしようと思って、楽天で1位の鉄フライパンセットも購入してみました。
届いて思ったのですが大小2個セットで3,686円だったので、とてもお得な気持ちになるほど、作りの良いフライパンでした。
大家族なので、コンロはいつもフル回転!
フライパンを並べて料理するので、まるで中華料理店の厨房みたいな回転です。
鉄のフライパンは油をなじませるために、洗剤を使わないで洗いしますし、貧血予防にもなるので一石二鳥です。
丁寧な暮らしを心がけていると、どんどん「昔」に戻っていくようです。
調理カッターやミキサーなど便利であることで、時短もできますし、難しい料理も挑戦できます。
大家族の料理担当としては、道具がなければウンザリしてしまうこともあると思います。
でも、私はその便利と引き換えに「安全」を手放さなくてはいけないのあれば、それは全く意味のないことで拒否します。
家族全員が「健康」であることで、明日の幸せを感じることができるからです。
<健康を意識した目的別レシピ>
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