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TOMOIKU*ブログ
6.142017
果糖ぶどう糖液糖-人工甘味料の危険!ドリンク・調味料・菓子に潜む罠
私が数年前から「スポーツドリンクは自分で作る!」と決めたのは「ブドウ糖果糖液糖」が入っているからです。
関連記事:スポーツ飲料-飲む点滴は手作り!スポーツドリンクは添加物と砂糖の塊
添加物バリバリの外食もしているし、「ブドウ糖果糖液糖」が入っているお菓子も食べてしまうこともあります。
あれはダメ!これもダメ!健康!健康!…とそのことばかりをストイックに気にしていると、私はきっと疲れてしまうし「食事を楽しむ」という生きていくために必要なことが苦痛になってしまうことほど、不幸なことはないと思っているからです。
でも、企業のウマイ宣伝トークや行政の基準のウソに騙されたくない…
国の食の安全基準に疑問をもつことが本当に多い日本です。
果糖ぶどう糖液糖が体に害なのか?
食に対して「安全です」という文言は、どのような基準で言っているのだろうか?と、ちょっと考えてみてください。
マウスにおける実験…人間ではないのですよね?
新商品におけるデータ…人生平均寿命以上の月日をかけている訳ではないのですよね?
使用し続けていく「蓄積の害」が全くわからないまま「安全」を語ってしまう怖さがあるのではないか?…と思うのです。
先進国では大問題になるものでも、企業利権なのか?何故か日本では問題になることもなく、許可される現実。
海外では問題となっている「果糖ぶどう糖液糖」である異性化液糖が日本では「おいしい甘さの味付けカロリー0」というキャッチフレーズで多くの食品に混入されています。
ドリンクやお菓子や混合調味料などの原材料に表示されている「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」を目にしたことがありませんか?
正式な名称は「高フルクトース・コーンシロップ」と言って、別名「異性化糖」と呼ばれます。
その「高フルクトース・コーンシロップ=異性化糖=ブドウ糖果糖液糖」は0カロリー炭酸飲料やスポーツドリンク、子供が食べることが多いアイスクリームやゼリー・ノンアルコールビール・家庭に定着している調味料など、商品の裏の原材料を見ると本当にたくさんの食品の甘味料として使われています。
私達の舌のおいしいと感じられるものは、このような害があるかもしれないモノに支配されていると私は思っています。
きっと、便利で安くておいしいモノの中には「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」が入っているのです。
果糖ブドウ糖液糖の性質として、清涼飲料水や調味料でなどで使われやすい理由は、低温でも普通の砂糖よりも甘く感じる=消費者に喜ばれるという性質があることと、コストダウンができる企業側のメリットがあるのです。
よく使われているのはノンオイルドレッシング・焼き肉のたれ・スープの素・調味料・ヨーグルトなど…さまざまな製品に使われています。
ブドウ糖果糖液糖の正体と危険性
「高フルクトースコーンシロップ」とはトウモロコシから作られた高果糖液という意味です。
その生成方法は、トウモロコシのでんぷんを科学的に分解してぶどう糖の液にして、酵素やアルカリと反応させて、従来のブドウ糖より甘味の強い果糖に変化させているので「異性化」などという名称になっています。
異性化液糖を食品に添加する時の表示規定-日本農林規格(JAS)
異性化液糖の定義
でん粉をアミラーゼ等の酵素又は酸により加水分解して得られた主としてぶどう糖からなる糖液を、グルコースイソメラーゼ又はアルカリにより異性化したぶどう糖又は果糖を主成分とする液状の糖であつて、果糖含有率(糖のうちの果糖の割合をいう。以下同じ。)が50%未満のもの(以下「ぶどう糖果糖液糖」という。)、50%以上90%未満のもの(以下「果糖ぶどう糖液糖」という。)及び90%以上のもの(以下「高果糖液糖」という。)をいう。
- ぶどう糖果糖液糖
果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が 50% 未満のもの。- 果糖ぶどう糖液糖
果糖含有率が 50% 以上 90% 未満のもの。- 高果糖液糖
果糖含有率が 90% 以上のもの。※砂糖混合異性化液糖…上記の液糖に 10% 以上の砂糖を加えたもの
<引用 : 日本農林規格 (JAS)>
原料はトウモロコシでんぷんで、それを精製したコーンシロップ。
果糖ブドウ糖液糖の原料はトウモロコシのでんぷんを酵素処理したもので、ブドウ糖の集合体である多糖類を分解してブドウ糖だけにして単糖類にしてから酵素で果糖へと変換されるのです。
人への影響は、果糖とブドウ糖では同じ糖類でも代謝させる経路が違います。
- ブドウ糖(食品などに含まれる)
体内に吸収後→血液に血糖として全身まわる→上昇した血糖値に対してインスリンが分泌→余った分が体脂肪になって体に蓄えられます。 - 果糖(工業的に処理されている)
体内に吸収後→肝臓で代謝→血糖値は上昇しないのですが吸収が早いため、余った分をすぐに中性脂肪として合成されます。
同じ「甘さ」を感じる甘味料でも、体への影響は違ってきます。
では何が問題とされているのか?
このトウモロコシのほとんどがアメリカで余ったものが輸入されている85%以上が「遺伝子組み換え」なので、日本で使われている果糖ぶどう糖液糖は遺伝子組み換え食品ということになります。
「遺伝子組み換え食品」は長期間食べ続けた場合のデータは、商品となったモノを食べている私達が治験者です。
未来に予想されている病気の候補が、ガン系・アレルギー系・ホルモン系(不妊症)などと言われています。
私は未来ある子供達には、できるだけ避けてあげたいと思っています。
豆腐や納豆のように、遺伝子組換えに関して表示してくれればいいのですが、成分が分解されている場合は「表示義務」が企業にはないのです。
そして、消費者が好む甘さとコストダウンを実現できたのが「ブドウ糖果糖液糖」です。
アスパルテームなどの人工甘味料が体に良くないと定着していますが、異性化糖製品も長期的に摂取することで体や脳に影響があると指摘されています。
ブドウ糖果糖液糖は体に良いの?悪いの?
ブドウ糖果糖液糖は「害は有りません」という声
- ブドウ糖も果糖も重要なエネルギー源で、炭水化物が分解されるとブドウ糖になる。
- 果糖は果物に含まれる甘み成分で、直接体に悪いわけではない。
- ただ、体に吸収されるのが早いので摂取しすぎると糖尿病や肥満の元になりやすい
ブドウ糖果糖液糖は「害が有る」という声
- 果糖ブドウ糖液糖で毎年18万死亡?
- 血糖値を急激に上げてしまう可能性
- 0カロリーと言っても、砂糖より太る可能性がある添加物
- 糖尿病の引き金にもなりやすい体質になる
- 発生した活性酸素は細胞と遺伝子を傷つけることでガンになる可能性
- 慢性病(糖尿病)の発生に関与している危険物質
- AGEsという強力な活性酸素(フリーラジカル)大量発生
ブドウ糖果糖液糖は普通のブドウ糖の10倍のAGEs(終末糖化産物)!
AGEs(終末糖化産物)とは、タンパク質の糖化反応に因って作られる生成物の総称体内で糖化やメイラード反応と呼びます。
AGEsは体内の酸化に続く老化物質として、血管や血中のヘモグロビン・内蔵・神経と体を老化させ蝕み、動脈硬化・腎臓病・神経障害・脳梗塞・心筋梗塞などの原因になると言われています。
ブドウ糖果糖液糖はそのリスクを10倍にも高めるという報告があります。
ブドウ糖果糖液糖は普通のブドウ糖に比べて血糖値の上昇はほとんどありませんが、危険なのはAGEs(終末糖化産物)で、代謝経路が違うため肥満になりやすく、体内にじわじわと時間をかけて様々な病気を引き起こすことになります。
砂糖が入っていないゼロカロリーの飲み物というドリンクや健康食品…カロリーゼロというキャッチフレーズでヒットしてしまう食品…消費者をバカにした話です。
名称を変えた人工甘味料であるアスパルテーム・アセスルファムカリウム・スクラロースなどの甘味料が、ゼロカロリーの飲み物には使われています。
科学ニュース-日本薬学会で発表
「清涼飲料水などに使われているノンカロリー人工甘味料で”元気な精子”が減る」
様々な学者が失明や死亡、それ以外にも癌、腫瘍、脳障害、頭痛、気分の著しい変化、皮膚のポリープ、不眠症、鬱、知能低下を挙げ、短期記憶への影響もあるとの見解。
問題の人工甘味料は「アスパルテーム」砂糖の180~220倍の甘さがあり、使用量が砂糖の約1/200で済むことからダイエットタイプのコーラや食品などのほか、糖尿病患者の治療食品にも利用されている。
消費団体などが頭痛やめまい、脳腫瘍などの危険性を訴えていた。
しかし厚生労働省では「問題ない」と許可した。
食品問題を専門に調査報道の著書も多いキャロル・ギルフォードは、アスパルテームなどの人工甘味料は「細胞へのホロコースト」と、害であることを訴えている。京都府立大の北條康司助教授(食環境安全性学)
日本ではアメリカのように使用禁止運動が起きることもなく、他の国で否定されて販売できなくなったものが輸入されているのが現状です。
ドリンク・お菓子・ドレッシングや基本的な調味料の裏の表示を確認してみてください。
異性化糖とされている人工甘味料だらけです。
安く販売されて、便利な調味料やおいしいお菓子…ちょっと食べたからといって明日から重大な病気になる訳ではありません。
結果は時間をかけてやってきます。
害がないのかもしれない…でも、重大な害が潜んでいるのかもしれない。
体内における蓄積がどのようになっていくのか?…と、ちょっとだけ考えてみませんか?
私はこのブログをレンタルサーバーを利用して個人で運営しているのには、ワケがあります。
無料ブログのように何処かに属していると、このような記事が削除される可能性があるからです。
プロバイダー込のブログは記事の権利が自分のものではないので、有無言わさず削除されることがあるのです。
当たり前ですよね…IT企業にとって、スポンサーや株主などの不利な情報は削除する方がいいのですから…
その状況を考えると、表には出して欲しくないことなのでしょう。
日本でのブドウ糖果糖液糖のような工業甘味料の市場規模は、年間約800~1000億円と言われています。
日本スターチ・糖化工業会に加盟している十数社で約9割のシェアのため、砂糖と同様に利権がからみ、この問題はスポンサーにその企業がある限りマスメディアでは取り上げません。
このように「安全な食」のことを語ると、どうしてもこのような問題にあたります。
痩せたい気持ちから「ゼロカロリー」に騙され、安く製造されているカラクリに騙され…便利である調合されている調味料の害を伏せられていることで騙され…もう、正直ウンザリです。
私は前述でも述べましたが、外食も楽しみますし出先でペットボトルの飲み物を飲むかもしれません。
しかし、このような「害」を知ってしまうと、家族の健康…特に小さな孫の未来を考え、せめて家庭の中では「害」について気をつけて、これからも健康に気をつけて生きていきたいな…と、思うのです。
<健康を意識した目的別レシピ>
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