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牛乳は危険?殺菌温度・遺伝子組み換え飼料問題!生産プロセス安全を見極めるエシカル消費!

 

昨今、牛乳については賛否両論、様々な意見があります。

この記事は、牛乳を飲むのを勧めたり拒否したりするものではなく、質の良い牛乳の選び方とTOMOIKU管理人としての考えを綴っています。

どのような選択をするのは、あなた自身です。

どのように自分の健康を意識し、どのように家族の健康を守っていくか?という、ひとつの目安にしていただけると幸いです。

私は商品購入にあたり、生産プロセスを知ることが安全なモノ選びのひとつだと思っています。

世界的な人道的支援エシカル消費とは違った問題かもしれませんが、誰がどこでどのようにつくられ、人に対してより安全なモノであるかというエシカルな消費を心がけていきたいと思っています。

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牛乳は危険なのか?

日本人は乳糖を分解する酵素・ラクターゼを持っていないからお腹を壊すということや、抗生物質・ホルモン剤・遺伝子組み換え飼料が心配ということから、牛乳を飲むのを止める方が多いようです。

医学的な見解や、牛乳ができるまでの工程に対して不安を感じるのは当然です。

牛の赤ちゃんの飲み物だから人間が飲むものではないと言い切る方もいらっしゃいます。

しかし人間の母乳が出ない場合に命を繋ぐ方法として、必要とされている状態だってあるのです。

粉ミルクを否定してしまったら、世の中どのように変わってしまうのでしょう。

でも、気になる「ミルク-牛乳」の否定論!

牛乳に関して、表参道レディスクリニックのHPにて、気になる記事がありました。

第一すくなくとも多くの日本人の食性に乳製品は適さない。多くの日本人は乳糖分解酵素がないか、すくないのだ。それで、牛乳を飲むと便が柔らかくなってしまう。
アメリカ合衆国上院栄養問題特別委員会報告書では、日常摂取量の牛乳たんぱく=カゼインで癌細胞は劇的に促進=分裂させることが科学的に証明されている。
乳製品をたくさん摂取しても、あまり摂取しない人と骨折のリスクは変わらないが、乳製品の摂り過ぎは前立腺がんや卵巣癌のリスクを高めると言われる。日本の国立がん研究センターが4万3000人を追跡した大規模調査でも、乳製品の摂取が前立腺癌のリスクを上げることを示し、カルシウムや飽和脂肪酸の摂取が前立腺癌のリスクをやや上げることを示した。[22]。 中にはよい報告もあって、世界がん研究基金の報告では、牛乳は大腸癌のリスクをおそらく(Probable)下げる、膀胱癌のリスクを下げる限定的な証拠がある(Limited – suggestive)、牛乳および乳製品が膀胱癌のリスクを上げる限定的な証拠がある(Limited – suggestive)とされている。

表参道レディスクリニックHPより

このような意見がある中で、別の角度では「牛乳のススメ」もあるのです。

乳製品と骨粗しょう症の関連性を研究された論文では85%が「骨量の増加に良い」という報告がされていますし、1日当たり200ccのコップ2杯位の牛乳を飲むと、大腸がんの危険が12%減少したという例もあります。

 

同じ人間でも、世界的な地域性を考えると、食の傾向や気温に耐えるという様々な環境によって、すべての人間が同じ体とは限らないのではないでしょうか。

同じ日本人でも、他人に効果があったものでも、自分には効果がないということが多くあります。

「良い・悪い」という結果は、人によって違うのだと思うのです。

毎日の生活の中で、我が家では牛乳とココアでおいしくいただきますし、料理やお菓子作りで豆乳を使用することもありますが、牛乳を使用することが多いです。

そんな日常から切り離すことができない「牛乳」は、品質が良いとされている“生産プレセス”に沿って選んでいきたいと思っています。

 

牛乳が危険な要素「生産プロセス」殺菌方法

 

牛乳は以下のような工程で生産されます。

 

搾乳 ⇒ 集乳 ⇒ 計量 ⇒ 冷却・貯乳 ⇒ 均質化(ホモジナイズ)⇒ 殺菌 ⇒ 充填 ⇒ 日付印刷 ⇒ 製品検査 ⇒ 出荷

※均質化(ホモジナイズ)生乳に圧力をかけて脂肪球を細かく砕き、粒子の大きさを小さく均等にしてしまいます。

 

牛乳の殺菌方法は、その温度と時間により「超高温殺菌」「高温殺菌」「低温殺菌」の3種類に大別されます。

「殺菌」というイメージから、高温の方がより多くの菌を死滅できるイメージです。

菌を死滅できると同時に、良いものまでなくなってしまうのは、食品では多く存在しています。

現在、一般的に多く出回っている牛乳は「超高温殺菌」と呼ばれている殺菌処理されたものです。

 

 

一般的な牛乳「超高温殺菌」「高温殺菌」の殺菌方法

 

殺菌温度:120〜130℃
殺菌時間:2〜3秒

超高温瞬間殺菌(UHT)と呼ばれ、日本の牛乳の95%以上にこの殺菌方法が使われています。

高速で大量に生産され、栄養価よりも消費者からのクレームがなく、そして保存期間が長くできる商品が、企業の利益を得るためには必須項目です。

メリットとされることは、短時間で殺菌が済むため大量生産が可能で、生乳中の細菌数がたとえ多くても原料乳として使用でき、滅菌パックに充填することで常温で長期間保存可能になるという、企業側としてのメリットばかりです。

デメリットは、牛乳に含まれる有用菌まで死滅させてしまい、タンパク質が焦げて牛乳の臭みが発生し、熱変性としてカルシウムやたんぱく質によってネバネバ感が発生されてしまう。

 

パスチャライズド牛乳「低温殺菌」の殺菌方法

 

パスチャライズド牛乳(低温殺菌牛乳)は、「高温短時間殺菌(HTST)」と「低温保持殺菌(LTLT)」の2種類の殺菌方法があります。

 

高温短時間殺菌(HTST): 殺菌温度:72℃以上 : 殺菌時間:15秒以上

低温保持殺菌(LTLT): 殺菌温度:63〜65℃ : 殺菌時間:30分

 

メリットは生乳本来の自然のコクを維持できる上に有用菌を製品に残すことができます。

デメリットは、殺菌時間が長いため生産効率が悪い上、消費期限が短く、生乳中の細菌数が多い場合、原料乳として使用できないため、無駄が発生する。

 

このようにメリット・デメリットを比較すると、「誰にとってメリット・デメリットがあるのか?」と考えさせられます。

もちろん消費者にとっては、「低温殺菌」のパスチャライズド牛乳がいいという判断になりますが、若干一般的な牛乳より値段が高めです。

 

どのような牛乳が「低温殺菌」パスチャライズド牛乳なのか?

 

Googleの検索で画像「低温殺菌牛乳」とすると、様々な牛乳の画像で確認できます。

私が近所で入手できる牛乳は、成城石井さんやタカナシさんの低温殺菌牛乳です。

「低温殺菌牛乳」は、高温殺菌牛乳より大量生産ができにくいことから、価格が一般の牛乳との差額で数十円高い設定になっています。(近所のスーパーで228円で販売しています)

家計的に厳しいと感じられるかもしれませんが、百円台の安い牛乳を大量に飲むのであれば、良い牛乳を少量にすればよいだけだと私は思っています。

価格が約20%位高い牛乳であるならば、いつもの飲む量を80%にすればいいと、単純に考えてしまいます。

消費期限が短い上、大量に出回らないことから、全国で展開しているメーカーが少なく、各県別に販売されているので、どの牛乳がよいか?ということが調べにくいのです。

タカナシさんの「低温殺菌牛乳」は西友やイオンなど大手スーパーで取り扱っていて、228円で販売しています♪

注意点は、タカナシさんのすべての牛乳が低温殺菌という訳ではなく、有機牛乳は高温殺菌なんです。

 

購入する前に、必ず表示を確認するようにしましょう。

***注意する項目***

原材料:生乳100%

殺菌:63~74℃ ・15秒~30分

成長ざかりのお子さんには安心な牛乳を飲ませてあげたと思います。

カルシウムの摂取が少なくなるのでは?と心配される親御さんもおらっしゃると思います。

カルシウム摂取は牛乳だけではなく、小魚、海藻、青菜、大豆製品などカルシウムを豊富に含む食品は多くあるので、牛乳に固執する必要がありません。

 

 

牛乳が危険である要素:遺伝子組み換え飼料

 

どんなに心配しても、生産者側がオープンに情報を開示してくれないとわからない問題は、牛はどんなものを食べているのだろうか?…ということです。

現在濃厚飼料に使われているトウモロコシ、大豆などの穀物の殆どを輸入に頼っている我が国で、一番輸入量の多いアメリカ産トウモロコシ、大豆は年々遺伝子組み換え作物(GMO)の作付けが増えてきております。2009年の米農務省の調査では米国のトウモロコシ作付面積に占める遺伝子組み換え作物の比率が、前年より5ポイント上昇して過去最高の85%に、大豆の割合も91%となっています。このような現状の中で国内の乳牛の飼料として使用されている作物の殆どが遺伝子組み換え飼料となっています。

<一部抜粋:東毛酪農HP

 

遺伝子組み換え飼料を使用していない東毛酪農「みんなの牛乳」「みんなの根利牧場」の牛乳は、なかなか手に入れることができません。

低温殺菌で飼料にも気をつけている牛乳…こんな安心できる牛乳が近所で購入できればいいのに…と思ってしまいます。

宅配も関東限定のようです。

ネットで販売しているので、ご紹介します。

詳細:みんなの牛乳 1000ml 東毛酪農

—最高の牛乳「みんなの牛乳」について—

「みんなの牛乳」は消費者と組合、そして生産者が力をあわせて作り上げた搾りたての生乳に近い本物の味のする牛乳で、飲み口は濃厚なのに、あと味はスッキリ、嫌な臭いもなくお腹にもやさしいという、より自然体の牛乳。

その秘密は原料である生乳の品質と殺菌温度にあります。

高温殺菌は2秒でできてしまう牛乳を、低温殺菌処理で30分の時間をかけている、最高級の牛乳だと思います。

 

  • NON-GMO(遺伝子組み換え飼料を使用していない。)
  • 63℃30分低温殺菌
  • ノンホモジナイズド(脂肪球の均一化をしていない。)
  • 生産者限定(8戸の生産農家、限定生乳使用。)

 

私が決めた「本物の牛乳」とは?生産プロセス安全を見極めるエシカル消費

 

牛乳に関して、デメリットの方が多いと感じた方は、あえて牛乳を飲む必要はないと思います。

他の食品でも十分に代替できるものだからです。

では豆乳にすれば!…と思いがちですが、豆乳には豆乳のメリット・デメリットがあります。

牛乳に限らず、物事にはメリットの裏側に必ずデメリットがあるものです。

この世の中にデメリットがひとつもない完璧な食品など存在しないのではないでしょうか。

どんな優良な食品でも摂り過ぎれば毒になると思っています。

そのことを踏まえて、私は企業側が利を得る目的であるメリットや、人工的に作られた食品添加物・遺伝子組み換え原材料を使ってるものはデメリットが多いと感じ、食品の生産プロセスも知っておきたいと調べています。

それはエシカル消費の基本です。

保存期間が長いほうが、消費者としてはありがたい…

でも、長期保存という便利な生活のために…価格戦争に勝ち抜いていくために…企業が無用な工程や毒を入れて処理をしてしまうのであれば、私は消費期限が短くてもいい!

期限を自分で管理するから、安全なものを食べていきたい…家族に食べてもらいたいと思うのです。


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