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「食原病」は生活習慣病や肥満の原因…食禅(ZIKI-ZEN)で正す

 

日本では、生活習慣病などが深刻な問題になっています。

30~50代の全国1200人に、「未病」に関するアンケートを行ったところ、8割を超える人が何らかの不調を感じている…という結果になったのです。

「未病」とは、発病には至らないものの、軽い症状がある状態のことです。

健康診断で「病気でない」という結果になったとはいえ、「未病」の人が割合が多いいかがわかります。

未病を改善するために、さまざまな努力を行い、自分に合った情報を得ようとしているとのこと。

食事による、ひとつひとつの素材の栄養も大切ですが、「食」と向き合う心がまえなくして、根本的な改善にはなりません。

「食」の心得は、禅の考え方である「食禅(ZIKI-ZEN)」を参考にすると、非常にわかりやすく納得できるものです。

 

「食禅(ZIKI-ZEN)」とは、禅の考え方で食生活を見直すことです。

 

「食原病」とは

日本は、医療技術の進歩と共に、平均寿命を延ばし、長寿国と言われています。

ところがその反面、「生活習慣病」を患う人が、増加の一途をたどっています。

三大疾病(ガン・心筋梗塞・脳卒中)で命を落とす人たちの低年齢化が進み、未病状態を放置し、気づいたときには手遅れということも珍しくありません。

その大きな要因となっているのが、『食』です。

このままの食生活を続けていると、今後病気に罹るか、認知症(痴呆症)になるなど、健康体で長寿になるのではなく、寝たきりの状態が続き、人生の幕を閉じていく人が、猛スピードで増えていくと言われているのです。

 

事」が「因」となっている「気」のことを「食原病」といいます。

 

食物と疾病の因果関係は、以前より世界の権威筋では証明されていました。

<マクガバン・リポート>
1977年 上院栄養問題特別委員会のジョージ・S・マクガバン委員長が発表

「現代の死に至る病は、食事に由来する“食原病”であり、したがって現在の食事パターンを変更することが、国民の健康を向上し、医療費急増による国民経済の損失を防ぐ国家的緊急課題である」

1977年以前からアメリカ人に蔓延している生活習慣病は、食事が原因で医学的治療よりもまず「食」を正すべきと言われていたのです。

動物性食品を控え、植物性食品中心の食事に切り替えることが、病気を回避できるということです。

しかし、日本では食の欧米化によって動物性食品が増え、改善されている海外に逆走するかのように、生活習慣病が増え、「食」に対する欲求は増していく一方です。

 

生活習慣病や肥満などの原因

日本人の食生活が、伝統的な和食(ご飯・味噌汁・野菜・海藻・魚)から、肉・乳製品・油脂類などを中心とする欧米食へと大きく変わり、戦後以降この50年間で、肉の消費量3倍、油脂類4倍にも増えたことで、病気も欧米化して生活習慣病(がん・糖尿病・心臓病など)に悩まされています。

短期間で民族食を切り捨て、欧米食に切り換えたのは日本は、メタボリックシンドロームをはじめ、食を原因とする食原病が増え、食事内容を改めなければ、やがて先進国は食原病で滅びるとまで警告されています。

そして、戦後以降高度成長期、いつでも手軽にお腹いっぱい食べられる「自由」を手にしたことで、自己調整ができなくなってきています。

好きなものを好きなだけ食べらえないというだけで、強い「飢餓感」を持つようになりました。

健康という観点から、現代人は食べ過ぎと言われ、その原因は、禅で言う「心の飢餓感」だということなのです。

 

心の飢えをしのぐために食べている?-食原病と心の飢餓感

飢えてしまうほどの、空腹感があるわけではない環境で生きている場合、心の飢餓感を埋め合わせるために、本人の自覚なしに必要量以上に食べてしまったり、自分の好きなモノだけを食べることで、肥満になったり生活習慣病などの病気を引き起こす「食原病」になります。

わかりやすいのは「やけ食い」です。

何かむしゃくしゃしたイライラ感や、失恋した淋しさなど、心が満ちていないのでお腹を満たして、自分の欲求を果たします。

食べすぎではないか?肥満になっていないか?…と思ったら、心が飢えていないか?…と、自分に問いかけてみることが大切です。

そして、好きなモノだけを食べる。

食べ物を選り好みでき、選択の自由がある限り、「食禅(ZIKI-ZEN)」を意識していないと好きなモノだけを食べ、それが体に害がある場合もあります。

その小さな積み重ねが、生活習慣病の始まりとなることから、食現病になる原因は、自分の心を整えることが先決だとも言われています。

 

食が乱れれば、体は病む!「三毒」を正す

人の体は、食べ物でできています。

その「食」が乱れてしまうと、必ず体は病んでしまいます。

体だけではなく、心や精神状態も悪化する道へと歩んでいくのです。

それは、食と法が一体である「食法一如しょくよういちじょ」の考え方として示されています。

 

じきにおいてとうならば、諸法しょほうもまたとうなり。

諸法しょほうならば、じきにおいてもとうなり。

 

※この場の「とう」とは、ひとつになること・一体になること・そのものになりきることを表しています。

※「諸法しょほう」とは、もろもろの事物の現象や存在のことです。

 

つまり食禅(ZIKI-ZEN)の心得として…

 

食事が正しければ、生活も正しい。

生活が正しければ、食事もまた正しい。

 

…ということです。

人間には108個の煩悩があり、克服すべきもっとも根本的な煩悩とされているのが「三毒さんどく」と呼ばれるものです。

 

三毒

  • とん-むさぼり…真理に対する無知の心
  • じん-いかり…怒りの心。
  • -おろか…真理に対する無知の心。

 

その三毒のうち、現実社会において、「とん」がもっともよく表されていています。

そして、その三毒が人の心と体を蝕んでいきます。

人としての美しさも、その反対の醜さも食べ方をみればわかる…と、食禅(ZIKI-ZEN)で表現しています。

今、目の前にある食べ物と、どのように向き合うか…という、「食との向き合い方」を、今一度正していくことが大切な時代になっています。

食べることに真摯に向き合い、食べるものすべてに慈しみを持って対峙することで、心と体が整っていくのだと、食禅(ZIKI-ZEN)の心得で感じます。

増えていく肥満や生活習慣病の原因である「食原病」は、歳を重ねることで大病になる可能性が高いとされています。

食禅(ZIKI-ZEN)を取り入れて、丁寧に生きていくことは、未来の自分に返ってくることだと思うのです。

 
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<健康を意識した目的別レシピ>
   




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