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ゴーヤは調理法で栄養が増減!ワタとタネの栄養とモモルデシン効果効能!

 

沖縄野菜ゴーヤ(にがうり)は野菜の苦味が長寿の秘訣

ゴーヤと言えば強い苦味があるため、別名「ニガウリ」とも呼ばれています。

あの独特の苦みが特徴で、私は大好きです♪

長寿である沖縄の人々を支えた野菜はゴーヤだけではありませんが、沖縄料理の「ゴーヤチャンプルー」は、暑い気温で失われる体のエネルギーにパワーを与えてくれるのは、エビデンスからも間違いありません。

夏場はあの苦味が食欲増進に繋がります。

そして、従来ビタミンCは熱に弱いのですが、ゴーヤのビタミンCは加熱しても失われることがないことが特徴で、他のミネラルとの絶妙なバランスが、夏野菜の良さです。

カロテンが夏の疲労回復に効果的で、発汗によって失われるビタミン・カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルを補ってくれるとても優れた野菜です。

暑い中、生きていくための力を「夏野菜」は持っているので、そのパワーをいただいていきたいと思います。

見逃せないのは“ワタとタネ”で、ピーマン・パプリカも同様ですが、子孫を残すために“ワタとタネ”はあります。

そこに生きていくための命のモトがあり、細胞力のある栄養がいっぱい含まれています。

捨てるなんてすごくもったいないので、ご紹介していきます

細胞力を強くするゴーヤ(にがうり)の栄養素と効果効能!

強い日射しの下で育つゴーヤは、紫外線による活性酸素の害を消す機能成分がいっぱい含まれているので、細胞をイキイキさせてくれます。

ゴーヤの豊富なビタミンCは、油で炒めてもほとんど変化がない…夏野菜の熱に強い性質が特徴です。

苦味成分のモモルデシンには、ガン細胞を自滅させる作用のあることが判明しています。

しかし、抗ガン作用が期待できるクロロフィルは熱に弱いので加熱しすぎは効力を失ってしまうので、焼くにしても揚げるにしても、手早い調理が理想です。

細胞力とは…

体は細胞の集まりで、すべての細胞にDNAがあり、人の誕生から成長…老化から死までを支配しています。

DNAの情報に基づいて古い細胞が新しい細胞に生まれ変わって生命の維持をしていますが、この細胞の再生コントロールする力のことを“細胞力”と言います。

その細胞が損傷しないで再生できるようにする力のある栄養素を摂っていくことが、健康に繋がっていきます。

ーヤの細胞力のポイントは、苦味成分の“モモルデシン”と、ワタとタネの驚くべきパワーです。

注目すべきモモルデシンや他の栄養素が結びついて、多くの効果効能があります。

 

ゴーヤ(にがうり)のモモルデシンとチャランチンの効果や効能

ゴーヤはまさに万能薬といってもよいほど多くの健康効果に恵まれた食材です。

栄養には体のいち部分に効果があるモノと、全体に効果があるものがあり、栄養を運ぶ血液がスムーズさせることは、体全体に満遍なく栄養が働けられる健康な状態を作ってくれるので、暑い夏におすすめしたい野菜です。

ゴーヤの苦味は血糖値を安定・中性脂肪を減少させるモモルデシンとチャランチン

ゴーヤは独特の苦味が特徴ですが、その苦味は果皮に含まれるモモルデシンとチャランチンという成分に、血糖値を下げ血中コレステロールや血流を正常な状態に戻す効果のあることがわかってきました。

新しく発見された成分で、薬品のインスリンに似たタンパク質「植物インスリン P-inslin」が豊富に含まれています。

ゴーヤを摂取することで、植物インスリンが膵臓から分泌されるインスリンの代役をしてくれるというのです。

薬品のインスリンでは、正常値の方や薬品の摂取方法を間違うと、低血糖の症状が見られて危険を伴うことがあるのですが、ゴーヤーに含まれる「植物インスリン」の場合は、血糖値を下げるのではなく、血糖値を正常化させ安定させる効果があります。

このように、ゴーヤは糖尿病予防に効果的な食材だと言えそうですね♪

ゴーヤのモモルデシンとチャランチンはコレステロールを下げる

ゴーヤの苦味成分のモモルデシチンとチャランチンには、血糖値だけでなく、コレステロールも低下させる効果があります。

その上、水溶性繊維が豊富に含まれてるので、コレステロールや中性脂肪などの血中脂肪の低下に必要な食物繊維が豊富に含まれているので、効果がアップするのです。

さらに、ゴーヤに含まれている「サポニン」によってコレステロールや老廃物を排出するため、コレステロールの値を下げることが必要な、動脈硬化・糖尿病などの生活習慣病を予防すると期待されているのです。

糖尿病は完治させることが難しい病気ですが、糖尿状態の進行をくい止めることは、日常の食事制限などである程度可能とされているので、食べるように心がけてみましょう。

ゴーヤのモモルデシンで肥満の解消

肥満には様々な要因がありますが、体内で処理しきれないブドウ糖が、脂肪に合成されて蓄積されていきます。

食事から摂るブドウ糖は、血液中に入るとインスリンによって各細胞に取り込まれるのですが、糖尿病などの何かのバランスが崩れてインスリンの働きが悪くなっていると、ブドウ糖が体内で処理しきれないのです。

ダイエットを試みてもなかなか痩せない場合、絶食など食べないで痩せる方法よりも、ブドウ糖を体で処理する食べ物を摂って、内蔵の正常化を心がけてみましょう。

ゴーヤの「植物性インスリン」の作用で、インスリンの働きを助けてあげることで余分なブドウ糖が血中に残りにくくなり、食べ物を効率よく燃焼させることで基礎代謝もアップします。

このようにゴーヤの「植物性インスリン」は、巡り巡ってダイエットに繋がります。

胃の調子や腸内環境をゴーヤのモモルデシンが正常化させる

モモルデシンは食物繊維なので、胃の調子が悪かったり、腸内環境が乱れている状態を整える効果・効能があります。

さらにアデニンやシトルリンなどの成分もあり、整腸作用を良くして食欲増進を促します。

夏の暑さから水毒に近い水分の摂り過ぎや、暴飲暴食で傷んだ胃腸の粘膜を保護してくれることで、食欲が減退しがちな夏に食欲を増進させてくれる効果がある栄養成分です。

胃もたれや二日酔いを感じている時は、胃や腸壁が傷んでいるので、夏にやめられないビールのおつまみには、ゴーヤチャンプルーがおすすめです。

そして、腸内環境が乱れていると、すべての栄養補給がうまく働きません。

発酵食品が苦手な方は、ゴーヤなどで腸内環境を整えるような代替食品を食べるようにしましょう。

自律神経のバランスを整えるゴーヤのモモルデシン

暑い夏の頭痛や倦怠感の原因で、自律神経の乱れがあります。

寝苦しいことで、ゆっくり睡眠が取れていないなど、すべてをひっくるめて「夏バテ」と言っていますが、自律神経の乱れは放置しておくと、後々苦しい状態になりかねません。

自律神経のバランスを崩すのは、食べモノだけでは解決できませんが、モモルデシンには自律神経のバランスを整える働きがあります。

落ち込んでいた気持ちを立て直してくれたり、頭痛・倦怠感・めまい・腹痛などの自律神経失調症の症状を軽くする効果が期待できます。

抗酸化作用が強いゴーヤのモモルデシン

病気の原因である“活性酸素”

その活性酸素を攻撃する「抗酸化作用」がゴーヤには含まれています。

「抗酸化物質」とは、活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質のことです。

ゴーヤは抗酸化ビタミンであるビタミンCも豊富な上、モモルデシンにも「抗酸化作用」があるので、ガン・脳卒中・心臓病や様々な生活習慣病などの予防する効果があります。

そして、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、活性酸素やフリーラジカルになりますが、そのフリーラジカルは、体の中で悪さをします。

生体成分と反応してタンパク質を変性させてしまったり、脂質成分などと反応してしまうと過酸化脂質をつくってしまうのです。

そんな時、食物から摂取する抗酸化物質が、フリーラジカルの影響を相殺して、動脈硬化・脳卒中・心臓病・老化・がんなどの多くの疾患が予防できるので、ゴーヤなどの植物で摂れる抗酸化物質は食べるように心がけましょう。

 

ゴーヤの驚くべきビタミンCの含有量

ビタミンCは熱に弱いのですが、ゴーヤのビタミンCは過熱しても失われることはありません。

ビタミンCが失われない上に、ゴーヤには100g中に、ビタミンCが76mgも含まれています。

その量はレモンの約2~3倍・トマトの約3~5倍と表現した方がわかりやすいでしょうか。

ゴーヤ1本でレモン2個以上のビタミンCがあるんです。

薬膳では「ニキビや口角炎などの炎症は、苦瓜(ゴーヤ)で治せる」とも言われています。

夏の季節では、日焼けやシミが気になりますが、ビタミンCはメラニンの生成を抑えてくれるので、夕刻以降にゴーヤを食べることで肌を守ることができます。

朝からビタミンCを摂る過ぎると、紫外線を多く取り入れてしまってシミになりやすいので、夕飯で食べるようにするか、朝から自宅で過ごす場合のみ、ゴーヤを摂るようにしましょう。

水分が多いゴーヤには、夏い夏の日中に体にこもらせてしまった熱を、冷やしてくれる効果があります。

そして、昔からビタミンCは疲労回復や風邪の予防にも効果的とされているので、夏風邪にももってこいです。、

ビタミンCのような抗酸化物質を含む植物性食品の場合は、動物性食品と一緒に組み合わせることによって、抗酸化力がアップする性質があります。

ゴーヤを豚肉と豆腐・卵と一緒に炒める「ゴーヤーチャンプルー」は、暑い時の滋養強壮となり疲労回復を早めてくれるメニューだと思います。

 

ゴーヤの蛋白MAP30とモモルカロシドがガン細胞を攻撃する

 

ゴーヤの果実や種子には「蛋白MAP30」という成分が含まれています。

「蛋白MAP30」は、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させ、体の中のガン細胞を攻撃して、ガン細胞の増殖を抑える効果があると言われています。

そしてゴーヤーにはもうひとつ「モモルカロシド」という物質があり、DNAと細胞が増えていく上で欠かせない核酸の主要物質であるRNAの合成を阻害する働きがあるので、ガンの広がりを防ぐ効果が期待されています。

ガン細胞を抑制効果があると報道された件

沖縄の名産ゴーヤが癌に効くということで、米国で研究されています。

「ゴーヤ(苦瓜)を食べると癌細胞を98%死滅できる」と、研究が発表されました。

米コロラド大学がん研究センターのラジェッシュ・アガーワル(Rajesh Agarwal)教授らが、こうした民間療法と数年前の研究で、ゴーヤーの抽出成分には乳がん細胞の増殖を抑制する働きがあると確認されたことを踏まえ、その後も研究を重ねていたところ、ゴーヤーには膵がん細胞に対して、そのエネルギーの源となるグルコース代謝能力を抑制し、結果として膵がん細胞を死に至らしめる働きのあることを発見しました。
マウスを用いての実験結果では、ゴーヤーの抽出液を摂取したマウスは摂取していないマウスと比較して、がん細胞の代謝機構に大きな関与があったとみられ、抽出液によるプロティンキナーゼの働きを促進するという効果により、結果的に60%も膵がん細胞の増殖が抑制されていたことが判明しました。

参考:米コロラド大学がん研究センター

このような研究は本当に病気と闘っている人々にとって“一点の光”だと思います。

しかし、それだけを信じて治療を拒否したり、抗がん剤治療をストップするなど、医師の診断なしで自己判断することはとても危険です。

ガンを98%死滅させることができるのであれば、ガンで苦しむ人がいなくなります。

しかし、人が100人いたら、体質のちがう100人がいるのです。

ゴーヤをはじめ、さまざまな抗酸化作用のある食べ物を意識して食べることは、とても大切だと思いますが、ひとつの食品だけを信じるのではなく、バランスのとれた食事のひとつにゴーヤを加えるような考え方であってほしいと思います。

ガンになりやすい生活や食事を繰り返していたら、どんなに98%死滅させることができるであろう食べ物でも、ガンが治るということがないと思うのです。

夏が旬である野菜が持つ力を、人間も自然の恵としていただく…

夏の野菜には過酷な環境下でも子孫を残すための力があるので、他の野菜よりも効果効能が多いのも特徴だと思います。

それは自然の摂理でもあると思うのです。

通常だったら熱に弱いビタミンCも、夏野菜のビタミンCは熱に強いのです。

ガン予防の面からも、ガンの原因である酸化物質の生成を抑制する、抗酸化ビタミンであるビタミンCも含まれているので、有効な食べ物となるので、食べすぎない程度でバランスよく食べるようにしましょう。

 

ゴーヤのワタとタネは食べる天然サプリになるほどスゴイ!

ゴーヤのワタとタネを取り除いた栄養価だけでも、食べていきたいゴーヤですが、やはり命であるタネを守るワタにも嬉しい栄養が含まれています。

ゴーヤの「ワタ」のビタミンCは実の3倍!

前述で、ゴーヤにはたっぷりのビタミンCが含まれていると記しましたが、ワタである白いふわふわした部分には、皮の3倍以上のビタミンCが含まれています。

外食先でも、ワタを取り除いたものが多いですし、調理関連のレシピでも、ワタを取り除いたモノが多いですね。

何も考えずに捨ててしまっている“ワタ”ですが、食べてみるとナスみたいな食感で、取り除かなくても食べられます。

玄米のまわりを削ぎ落としたり、かぼちゃやピーマンのワタも取り除いてしまったり…

調理のできあがりが、上品に見えるように削ぎ落としてしまうのでしょうね…。

食べる部分よりも、削ぎ落としてしまう部分の方が多く栄養があるものがほとんどです。

タネは植物にとって、子孫を残す大切なモノ。

そのタネをやさしく包んでいる“ワタ”も捨てることなく食べるようにしましょう。

ゴーヤのタネは体脂肪を減らす共役リノール酸が豊富

ゴーヤのタネには“CLA(共役リノール酸)”という成分があり、「体脂肪を減らす脂肪」ともいわれていて、中性脂肪で困っている方や健康的にダイエットをしたい人に効果的な脂肪酸の一種です。

血液中に流れてきた中性脂肪は、脂肪分解酵素(リポたんぱくリパーゼ)の働きによって分解されてから、脂肪細胞に取り込まれて「体脂肪」として蓄積されます。

しかし、CLA(共役リノール酸)によって、リポたんぱくリパーゼの働きを鈍くして、食事から摂り込まれた中性脂肪を、脂肪細胞に蓄積させない働きがあります。

そしてCLA(共役リノール酸)は、筋肉の発達には欠かせないホルモンである“インスリン”の働きを高める効果があります。

インスリンが正常に働いていると【筋肉→ 肝臓→ 脂肪細胞】と働くように優先順位があります。

しかし、インスリンの働きが悪くなると【→脂肪細胞】という働きになり、筋肉増強や肝臓への働きよりも脂肪細胞への働きが強くなってしまいます。

そして、脂肪蓄積が優先されてしまうので、肥満になります。

CLA(共役リノール酸)を摂ることによって、インスリンの働きが高めて筋肉増強として働くような体をつくることで、余計な体脂肪の増加を防ぐことが出来ます。

太りにくい体質を作るのが、ゴーヤなどに含まれている“CLA(共役リノール酸)”です。

ゴーヤは調理法で栄養が増減!

皮が厚くて比較的熱に強いゴーヤですが、水に弱いんです。

ゴーヤの抗酸化作用のビタミンCや疲労回復できるビタミンB群も、切ってから下茹でしてしまうと約7割も流出してしまいます。

ちょっと茹でるだけで30%しか残りません。

苦味を取るために、下茹でをする方もいらっしゃいますが、ほとんどの栄養の効果を失ってしまうことになります。

下茹でしないで、スライスと塩もみだけで苦味は減らすことができます。

少量の塩でもんで、10分置いておいてから軽く絞るだけです。

私は苦くても下処理しないで料理しています。

できることなら、栄養は減らさないで増やしたいですよね。

そして、栄養価を増やす方法は、油で炒める調理法で、β-カロテンや、脂溶性のビタミンKの吸収率がアップします。

ゴーヤの保存方法と期間

ゴーヤはワタやタネもいっしょに食べるほうが、栄養価が高いのはおわかりいただいたと思います。

しかし、水分の多いワタから傷んでしまうので、ワタとタネを食べたい方は、購入後すぐに食べてしまいましょう。

保存したい方のポイント

  • 冷蔵保存する場合
    ワタとタネの部分から傷むので、ワタとタネをスプーンなどで取り除いてから保存します。
    乾燥と湿気に弱い野菜なので、切り口にキッチンペーパーをかぶせてラップでゴーヤ全体を包んでから冷蔵庫の野菜室で7日以内を目安に保存できます。
  • 冷凍保存する場合
    ゴーヤを縦半分に切り、ワタとタネをスプーンなどで取り除いてから薄くスライスして、1分ほど水にさらして水気を拭き取り冷凍用保存袋に重ならないように入れて冷凍庫で1カ月以内を目安に保存できます。

厚揚げゴーヤチャンプルーの総合的な栄養素が素晴らしい!

ゴーヤチャンプルーは夏にぴったりの食欲増進効果があります。

苦味が食欲増進効果を引き出すのですが、モモルデシン・ククルビタシンは、消化液の分泌を促してくれます。

脂溶性のβ-カロテンも油で炒めることもで吸収率がアップします。

そして、豚肉のビタミンB1が滋養強壮になり、植物性の豆腐と動物性のたまごとエネルギーの素になるような食材です。

暑くて体調がイマイチという方は、ぜひゴーヤチャンプルーで疲労回復してください。

私は、豆腐ではなく厚揚げを使用します。

厚揚げは、豆腐のカルシウムは約2倍、鉄分は3倍、たんぱく質は5倍もあるので、豆腐のかわりに厚揚げでつくると更に栄養がアップします。

 

材料

  • ゴーヤ 1本
  • 豚肉(薄切り) 150~200g
  • 卵 2個
  • 木綿豆腐 1丁
  • ごま油 大さじ2
  • かつお節 適量
  • しょうゆ 大さじ2
  • みりん 大さじ2

つくり方

  • ゴーヤは3mmぐらいの厚さの半月切りにします。
  • ゴーヤをボウルに入れて塩(分量外)でもみ、10分置いて水でサッと流します。
    (私は苦味があってもいいので、水に晒しません)
  • 卵を溶きほぐす。
  • 豚肉はひと口大に切る。
  • 豆腐は水きりをして、手でひと口大にちぎります。
    (包丁できるよりも、味が染み込んでおいしくなります)
  • フライパンにごま油を熱し、卵を流し入れて半熟に炒めて取り出します。
  • 同じフライパンで豚・ゴーヤ・豆腐を炒めて、卵をもどしてから醤油とみりんで調味します。
  • 器に盛りつけて、かつお節をちらしてできあがりです。

※毛細血管を再生させるために、塩コショウで味付けする方法もあります。豚肉を炒める時に「ヒハツ」を使用しましょう。

 

ワタつきゴーヤ天ぷらとゴーヤチップ

わたとタネを取り除かないで5~8mmぐらいの厚さにカットして作った天ぷらは、苦味のあるナスの食感の天ぷらになります。

好みの味つきの塩をふりかけるだけの簡単なメニューで、疲れた体の夏のメニューにもってこい!

豚のひき肉をはさんだりすると、ジューシーな揚げ物になります。

ゴーヤを2mmぐらい薄く切って揚げると、ゴーヤチップができます。

ちょっとしたおつまみが欲しい時など、すごく簡単でおいしいです。

夏野菜のカレーの食材や、豚肉とごま油で炒めるだけでもゴーヤの苦味が苦手でなかったら、何でも利用できる野菜です。

元気な夏を過ごしましょう!疲労回復にはゴーヤ!

こんなに栄養豊富なゴーヤですが、キニーネという成分が含まれているので、大量に食べてしまうと子宮を収縮させて流産を引き起こす可能性があるとされているので妊婦さんは注意してください。

ただ、普通に食べる量であれば、問題がないとも言われています。

お腹の赤ちゃんが苦しい思いをする可能性があるのであれば、わざわざ食べなくても良いような気がします。

ゴーヤはほかにもβ-カロチン・ビタミンB・カリウム・リン・鉄分などのミネラル類も豊富な夏野菜です。

カリウムには利尿作用があり体の余計な塩分を排出する働きも持っています。

体のむくみをとり、疲労を回復してくれるため、夏バテ防止に大いに役立つのです。

どこかのブログで見かけたのですが、夏に利尿作用があると水分不足になっちゃうから、カリウムが含まれる食材は食べないという方がいました。

理屈ではそのように感じますが、水分補給や塩分は、体に入れて出すという循環があって健康維持ができます。

体の循環をきれいな流れにしないと、若くても血栓などができやすい体になってしまうので、血液もサラサラで、体の流れは停滞させることなくカリウムがある食材も摂るように心がけていきましょう。

ゴーヤはワタとタネも優れた栄養素を持っています。

ゴーヤを丸ごと摂取して夏バテ知らずで暑い夏を乗り切りましょうね!

 
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