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バテぎみの夏!予防にいい飲み物レシピと健康的な塩飴はコレ!水分・塩・ミネラルの重要性

 

夏バテ予防に効く飲み物は?熱中症対策

熱中症予防にはこまめな水分補給や塩分も摂るなどの方法があります。

食欲不振になると、さっぱりとした口当たりの良い麺類やデザート・冷たい飲み物に偏ってしまい、しっかりとエネルギーになる食事の量が減ってしまいます。

日常の食ベ物や飲み物の選び方ひとつで「熱中症予防」に繋がります。

毎日の食生活で、熱中症予防の栄養素やおすすめの飲み物を紹介します。

そして塩分を手軽に摂る方法として、塩飴が勧められているので、安全な塩飴として我が家の塩飴も紹介していきます。

 

水分・塩・ミネラルの重要性-水毒症に注意!

熱中症対策で水分補給が必要だからと言って、一度に大量に水分補給してしまうと、体液が薄まってしまいます。

そのことによって「低ナトリウム血症」の状態である“水中毒”になる危険性があります。

体の脱水を感じて水分補給だけで1日過ごしてしまうと、ナトリウムである塩分が薄まってしまうのです。

生命維持のためには、血液中の一定濃度のナトリウムが必要です。

水中毒も熱中症と同じ症状で、意識がもうろうとしたり、痙攣を起こしたりするので、要注意。

水中毒が重症化すると、肺浮腫・脳浮腫・心不全・痙攣・昏睡…死に至ることがあります。

体液が薄まってしまう水分補給量は、その時の作業内容によって違いますが、環境に合った適度な汗をかいている場合、1リットルを一度に飲んでしまうのは多いです。

猛暑でなくても、1日6回コップ1杯を飲むことがすすめられているので、1日8回以上はこまめに水分補給をする時間をとるように心がけましょう。

基本、アルコール以外の飲料であれば何でもOKです。

必ずこまめに水分補給をしましょう。

 

体内を循環する体液の役割と水の関係

私達の体の水分は体重の約60%です。

新生児は80%・乳児70%・幼児65%、成人は60%前後であることから、人間は水でできている…といってもいいほどです。

水分60%で、他の成分はタンパク質約18%・脂肪16%・無機質(ミネラル)などが約6%ですが、その無機質であるミネラルが体の調整をしているので、6%であっても重要な役割があるのです。。

海から生まれた命であると言われるのは、海と同じ成分である水とミネラルが人間にとって重要であるからです。

飲料水などでとった水分は、腸から吸収されて「体液」になり、酸素や栄養分を細胞に届けて、老廃物を尿として排泄するという、生きていくための循環を行っているので、生命に関わる役割を果たしています。

暑くて体温が上がったときに、皮膚への血液の循環を増やして汗を出すことで体の熱を逃がして、体温を一定に保とうとしています。

汗をかいて水分不足によって、そのバランスが崩れた時に「オーバーヒート」のような状態である「熱中症」になります。

体内の水分が失われるとどのような症状になるか?

  • 2%…のどが渇く・運動能力の低下など
  • 3%…激しくのどが渇く・食欲不振・ぼんやりと意識障害など
  • 4~5%…【脱水症状】疲労感・頭痛・めまい・体温上昇・意識障害・尿量の減少と濃縮など
  • 8~10%…【重度な熱中症状】痙攣・身体動揺 など(死に至る場合がある)
  • 20%以上…死に至る

2%の水分不足は誰でも経験していると思いますが、猛暑の場合体調が悪くなるのはとても早いので、3%の食欲不振になりそうな「かくれ脱水」の時に、飲食で対策を取るようにしましょう。

 

スポーツドリンクの電解質(イオン)の働きとは?

スポーツドリンクは糖質が多いことが気になりますが、猛暑で喉が乾いている時は、何かを避けるということよりも、何よりもいち早く“水分補給”をしましょう。

糖質が多いからと喉が乾いているのに避ける…というのは、本末転倒。

命あっての“健康意識”です。

そして、水分補給をして塩を含んだモノを体に補給することが大切です。

2018年の猛暑、水分と塩分が一体で考えましょう。

塩分を摂りすぎてしまうことが気になるようでしたら、利尿作用のあるものを食べたり飲んだりして排出すればいいのです。

自家製のドリンクやお茶などをコップ1杯を1日8回以上を目安飲むことが薦められています。

できることなら、自家製の経口補水液を用意するといいと思います。

【医学的に認められた配合!スポーツドリンクの作り方】

レモンを入れない方法もあるのですが、できることならビタミンC補給でレモンも加えてください。

–材料–

  • 500ml容器 1本
  • お水 500cc
  • 海塩 小さじ 1/2
  • レモンの絞り汁 小さじ2
  • てんさい糖・はちみつ・メープルシロップなどミネラル入りの天然甘味料 大さじ2

すべてを混ぜてかき回すだけです。

 

【デトックスウォーター ミント水の作り方】

ミント・レモン・キュウリでつくった水でデトックスをします。

我が家の庭では、ミントがわんさかできているので、惜しみなく使っています。

デトックスウォーターとして、1日の余分な塩分や毒素を排出させて、体を調整します。

–材料–

  • 水 1.5L
  • レモン 1個(薄切り)
  • きゅうり 1本(薄くスライス)
  • ミント 適量

水に4~5時間冷蔵庫に漬けておいて、できあがりです。

  • キュウリに含有されている「イソクエルシトリン」成分で利尿効果
  • レモンに含有されている「ビタミンC」は水溶性の抗酸化作用
  • ミントに含有されている「ポリフェノール」でデトックス効果

この3つの食材で、体をリセットしましょう。

酸っぱく感じたら、はちみつを入れてもいいですが、3歳の孫ははちみつを入れなくても飲めるくらいの薄さなので、まず何も加えないで飲んでみてください。

 

仕事や運動などで汗をかく量は人によってさまざまです。

緊急時には医療機関で勧められている経口補水液は「OS-1」ですので、ストックしておくといいです。

 

 

スポーツドリンクに含まれている「電解質(イオン)」は、水に溶けると電気を通す物質のことで、細胞の浸透圧を調節し、神経細胞や筋肉細胞の働き大きく関わっています。

体液に含まれていて、重要な役割を果たしているのです。

主な電解質(イオン)

電解質役 割
ナトリウム(Na)神経の伝達・筋肉の収縮・水分量と浸透圧の調節など
カリウム(K)心臓の収縮・神経の伝達・筋肉の収縮など
カルシウム(Ca)血液を固める・神経の伝達・筋肉の収縮など
マグネシウム(Mg)酵素の活性化・筋肉の収縮など
クロール(Cl)胃酸の分泌・水分量と浸透圧の調節など

これらの電解質は全て五大栄養素としてあげられるミネラルに属します。

五大栄養素として、タンパク質・糖質(炭水化物)・脂質・ミネラル・ビタミンが絶対不可欠な栄養素となります。

普段の食事でミネラルが不足している方は、経口補水液としてOS-1を飲むことも対策のひとつです。

そして、スポーツドリンクに代替されるようなお茶などもおすすめです。

計算された人工的なミネラル多めな配分量ではありませんが、自然の恵みが含まれているお茶を日常で飲む茶として代替することで、自然にミネラルを摂ることができます。

スポーツドリンクに代替されるお茶「ルイボスティー」

夏のお茶の代表は麦茶ですね。

麦茶に含まれている主なミネラルはカリウムとリンです。

ペットボトルではミネラルが添加されているものが多いですが、とにかく水分補給!…と考えると、麦茶は飲みやすいお茶です。

私のお勧めは「ルイボスティー」です。

子供や妊婦にも安心して飲めるのは、人工的に加工することなく、カフェインが一切含まれていないことです。

ルイボスの茶葉は発酵食品である上、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富にバランス良く含まれています。

栄養素を効率的に補えます。

その他に亜鉛・鉄分・マグネシウム・カルシウム・カリウムなどの栄養成分がバランスよく含まれていて、ルイボスティーに含まれているSOD(スーパー・オキサイド・ ディスムターゼ)様物質の成分も含まれています。

高い抗酸化作用によって体の免疫力を高め、体内のミネラルバランスを正常に保つことができるので、夏バテ防止効果にも期待できます。

適度な濃度と適量のナトリウムやミネラルを摂るには、2つの成分がほどバランスよく配合されているルイボスティーが効果的なのです。

 

 

水分補給のために水を飲むだけでは体液が薄まってしまうだけで、最終的な効果的な予防になりません。

ナトリウムと他のミネラルも一緒に摂するようにして、体内の正常な水分バランスを保つようにしましょう。

塩飴で効果を得ることができるか?健康的な塩飴はコレ!

手軽に塩分を摂ることができることから、「塩飴」が脚光を浴びています。

今では、学校で配ることもあるようです。

水分を摂る時に水だけでなく“塩分”と“糖分”を含んだものを一緒に摂ることで、効率的に熱中症の対策ができますが「塩飴」には注意する必要があります。

塩飴に含まれているナトリウムや糖分は、摂りすぎによって高血圧やむくみの原因になってしまうことと、香料を使用しているので、子供は喜んで食べすぎてしまうことです。

飴であることから、砂糖の含有量が9割以上を締めているので、むやみに食べるものではありません。

そして、天然塩を使用している塩飴は少なく、水と塩飴だけではミネラル類は不足したままです。

添加物などの確認も含めて、成分表示は確認しましょう。

成人の場合、塩分の食事摂取基準の目安は7.0~9.0gと言われていて、食事などからも摂取することになるので、食べ過ぎには注意しましょう。

我が家の塩飴の条件として、できる限り添加物を避ける・糖分(砂糖)を摂りすぎないという条件で商品を選ぶようにしています。

コンビニやスーパーでは、とても美味しそうな飴が並んでいますが、今回は健康に不安を残さないような“塩飴”を選びました。

お子様でも安心できる塩飴です。

オーサワの塩飴-天然塩で無添加!水飴で作っている健康的な材料が魅力

砂糖は無使用で無添加、1粒の塩分が約0.4gです。

昔ながらの麦芽製法の水飴に「石垣の塩」で作られている無添加飴です。

伝統の直火釜焚き製法で作られていて、もち米水飴と麦芽水飴を使用していることから、塩分を補給したい子供達にはおすすめの塩飴です。

私は、「オーサワの塩飴」は災害用としてもストックしています。

塩昆布飴-飴に含まれているミネラルとパラチノース

昆布はミネラル豊富な食材です。

オーサワの塩飴と、ミネラル成分を少々期待して「塩昆布飴」を食べています。

昆布は食べるように意識している食材ですが、孫たちも大好きな飴なので、箱買いしています(^.^;

塩分は1粒0.1gで、甘味料として砂糖・水飴・パラチノース・昆布の粉末・食塩を原材料として表示されています。

気になるパラチノースは、キビから酵素処理だけされた天然素材で、食品添加物に属されていません。

パラチノースは、動物や人での研究で健康被害がなく副作用がない「特定保健用食品」にされている甘味料です。

自然のモノにどこまで手を加えたら人工的な甘味料になるのか?…という疑問がありますが、パラチノースは小腸で分解されてからゆっくり吸収されるため、お腹にやさしく血糖値の急激な上昇を抑える甘味料なので、糖尿病患者のための砂糖の代用食品になっています。

オーサワの塩飴同様、「塩昆布飴」は災害用としてもストックしています。

災害時の避難先では、塩分・糖分・ミネラルなどが摂取しにくくなるので、災害用のストックとしてもおすすめ♪

アスリートキャンディ-東京マラソンで選ばれた塩飴

私は「アスリートキャンディ」は食べたことがありません。

箱買いで「オーサワの塩飴」と「塩こんぶ飴」があるので、これ以上飴のストックは不要と感じ、まだ購入していません。

塩飴について調べていたら、塩分・糖分・電解質のバランスに優れていて、スポーツドリンク成分の飴であることから「東京マラソンEXPO2107」で選ばれた飴に出会ったので、ご紹介します。

糖質の消化吸収の速度が緩やかであることから、持久力を求められているスポーツに適していて、糖質の重要性を認識しているランナーに喜ばれたようです。

塩こんぶ飴と同じメーカーで、サトウ製菓さんの「スローカロリープロジェクト」商品です。

材料は、水飴・砂糖・パラチノース・食塩・クエン酸・塩化カリウム・ビタミンB1・乳酸カルシウム・塩化マグネシウム・香料と添加物は含まれていますが、バランスの取れた飴です。

 

 

外出する際に、バッグやポケットに忍ばせておくことで、麦茶などを飲んだ時、口に含ませることで緊急的に電解質が摂取できることになります。

猛暑でフラフラしそうな体には、効果が早く得られる飴なのだと思います。

塩飴について、賛否両論の意見

塩飴がヒットしていますが、塩飴が良い・悪い…と、さまざまな意見があります。

デメリットの意見は、90%砂糖を使用している飴に対して、否定的な考えがあります。

汗をかくと塩分だけではなく、他のミネラルも補給しなければならない中、飴では不十分であること。

添加物が入っていない…という謳い文句が多く、砂糖や塩などの製法の視点から、疑わしいものが多い。

飴をボリボリ食べてよい訳もなく、糖分の摂取量が増えることも好ましくありません。

しかし、良いものだけを追求しすぎてしまうと、入手できなかったり、代替商品がなかったり、経済的にリスクが大きいなどで行き詰まってしまいます。

もちろん、疑わしきモノは調べてから摂取することはとても大切ですが、疑わしいから「飲まない食べない」と続けていくと、体調不良になった緊急時に対応できなくなってしまいます。

もしかしたら、体調不良になったとき、一粒の塩飴が命を救うことだってあるのかもしれません。

天然塩などを小袋に入れて、常に所持している方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。

塩とミネラルを一度に摂取するのであれば、食品の「塩昆布」が一番手っ取り早いですが、持ち歩くにはリスクが大きすぎます。

塩昆布に梅が入っていることで、ミネラルと梅のクエン酸が摂取できます。

我が家では朝食で食べるようにしていますが、その「塩昆布」を持ち歩くことはやはり手間のかかることです。

2~3粒の塩飴を「もしも…」の時に持っていて、食事が食べられない夏バテの時は、強引な方法でも塩分を摂る方が安全策…と、私は思っています。

ご紹介した「塩飴」は少なからず添加物が少なくて、少しの健康に繋がる飴ですので、街で見かけたら意識してみてくださいね。

 
TOMOIKU*Recipe by purpose 
<健康を意識した目的別レシピ>
   




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一般社団法人 日本共育ライフ協会内

(合)共育生活研究所

“漢方養生士・中医薬膳師”として「薬膳・ローフードの食事」と、“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」の講座を各地で行っています。


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