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生きる力を高める生活習慣とは?“生きていく根幹”

 

薬膳の講座の生徒さんから、家族全員がいつも健康であるにはどうしたらいいのか?…と、よく質問されます。

今回は、そんな質問をされた時にお話をすることを書きます。

私は何気なく家事をしてきて50年近く経ちます。

もうすぐ60歳の私が、家事をして50年?…って…理由があります。

 

“生きていく根幹”と生活習慣は繋がっている。

健康的な食事を意識したのは小学生の時です。

私が健康を意識したきっかけが2つあります。

スポーツ選手で全国大会に出場するにあたって、小学生3年生から春・夏・冬休みは、1週間近く強化合宿に行っていました。

普通の合宿より、辛い記憶しかありません。

スポコン時代だったので現代では許されないようなスケジュールと罵倒する言葉…その中でもコーチは食べ物の好き嫌いを絶対許さない人でした。

合宿での食事の好き嫌いがある子が多かったため、苦痛の顔をして食べている子に、「だから、根が強くなれないんだ!」とコーチは怒鳴ってました。

現代ではタブーな言葉ですね。

でも、“食”に感謝して食べられないことは、とても残念なことだと思うのです。

「根性」という言葉がありますが、コーチの「根が強くなれない」と同じで、食べ物は体を作るだけではなく、精神力も強くするものだと合宿で学んだような気がします。

根性が足りない…とよく言いますが、ただ単に辛いことを我慢するということだけではないのです。

その言葉の奥に、〇〇に強くなりたい!幸せになりたい!病気を治したい!…治そう…とひとつの方法に固執してしまうことよりも、自然の命の尊さを感じながら感謝することで、身体や醸し出す笑顔によって、良い方向に向かう…ひたむきになれる…自分が納得できる結果が出る…と好転していくものだということなのです。

 

子どもの頃から意識していた「病気」

スポーツ選手として体の調整は絶対必要でその意識と、もうひとつは母方の兄弟8人が皆ガンになって他界してしまったことです。

父が医者であっただけに、その親族の方々が苦しんでいく姿を子どもの頃からずっと見てきました。

私は子供なりにその恐怖があったのだと思います。

母の作る料理では“ガン”になると思っていました。

父が医師として患者さんに食事のアドバイスする側だったので、よく母に料理メニューについて注意(怒って)していました。

そんな父の注意内容を聞いていて、小学生5年年からスポーツを意識した健康的なごはんを自分で作っていました。

私が家族の夕食つくりが始まったのは、小学校5年生からなので、主婦歴50年なんです。

父の栄養関係の医学書を広げて、読めない漢字が多かったので国語辞書を片手に、毎日メニューを考えていました。

ですから、悲しいことかもしれませんが、私の食事は私の母の味ではありません。

母の料理は食べれば美味しいのだけど、そのメニューは、血糖値が急上昇してしまうし、血がドロドロになりそうだし、どう考えても体が糖化して錆びてしまうのがわかります。

母方の親族は全員太っていて、よく噛まない習慣・アツアツのモノが好き・油のモノが好きで間食も多く、体が完全に酸性化していたのだ…と、大人になってよくわかりました。

母方の兄弟8人、従妹達18人中私と栄養士のいとこの2人以外、30~40代で全員ガンで他界してしまいました。

そして…他界した従妹達の子供達も現在ガンになっている子がいます。

ガンになりやすい家族の食卓のメニュー内容や食習慣・生活習慣と皆同じです。

子ども心に、何で母の兄弟はみんな“ガン”なんだろう…と、自分がその病気になってしまうことがとても怖かった記憶があります。

私がそういう遺伝子を持っているのであれば、私の子供達にも遺伝するのかな?

そんな不安もあり、成人してから栄養と添加物について意識し、豪華ではないけれど体が喜ぶメニューを子供達に作ってきました。

子どもの頃からの習慣なので、「栄養と添加物」を意識していくことは苦痛ではないし、現在5歳の孫から90歳になる義父まで、健康で過ごせていることや、健康診断ができる大人は全員オールA判定です。

全員現在の年齢よりも体は若いと判定されます。

 

病気は遺伝もあるけれど、生活習慣が大きい

薬膳の講義で、本当なのかな?…と思う人がいるかもしれないと、いつ質問されてもいいようにセミナーの時は、診断結果を所持しています。

お嫁さん達も我家に嫁いで3年目頃から、オールA判定になったので、正直「健康になる食事や習慣」は難しいことではないような気がしています。

90歳の義父もスポーツクラブで最年長ですが、通い始めて18年、盆暮れ以外一度も休んだことがありません。

食事と適度なスポーツを気をつけることの他にも、“生きていく根幹”が大切だと思っています。

ガンになりやすい…それは遺伝性もあるのかもしれませんが、子どもの頃からの生活習慣や、食について何らかの心的原因があります。

偏った食好みや常に満腹でいなければ不安になる心的なものを、脳の命令に従い心が感じることを少しづつ…少しづつ変えていくことで、健康へと導かれていきます。

私が想う“生きていく根幹”とは、体の根と幹のことで、枝葉をどんなに切ったり薬を塗ったりしても、根から吸い上げる土壌がよくなかれば決して良くなりません。

〇〇のように生きていきたい…

〇〇は人それぞれですが、生きていく幸せの土台は“健康”です。

体は食べるモノでできあがっているのだから、“生きていく根幹”の基本になります。

幸せになるために、人は食べて排便をして体を循環させ、活力を生み出しているのです。

何を幸せと感じるのかも人それぞれですが、枝葉を整える健康法ではなく、根幹を育てる健康法を心がけていかれるように、講義ではお話しています。

その土台の食事は、薬膳や生薬などを使用した食事を作っているからでも、日本の食を代表する精進料理だけを食べているからでもありません。

生きる力を高める生活習慣は、TOMOIKUのコーナーでも取り上げている「禅」に学ぶことが多いですが、遠き昔からその土地にあった食べ物・暮らし方を尊重した生活です。

健康は食事だけを気をつけてもうまくいきませんし、長年かけてつくり上げた病気や体質が、数日・1か月で消える訳がありません。

自分が歩いてきた過去の食や生活習慣を見つめ直して、ライフスタイルを改革するくらいの努力と時間が必要になりますが、今日から意識すれば、今日から良い方向へと一歩近づきます。

 

生きる力を高める生活習慣とは?

心地よい暮らしは「衣・食・住」すべてが含まれています。

生活習慣というのは、私達の脳を刺激し、体質や人格を形成し、健康状態や心のありようを方向づけているので、幸せである…不幸であるという運命を左右していく力をもっています。

その生活習慣は遺伝子に刻まれ、次世代にも生活遺伝となって伝わってしまうほど影響力が強いと言われています。

前述した親族が皆ガンで他界する…という、生活遺伝をどうしても私の代でなくしたい!

その強い気持ちで、“食”については息子達…そして孫たちに遊びの中で伝えています。

よくモノを捨てたら気持ちよくなった…とか、生活が心地よい…と聞きませんか?

人の体も無駄なモノを溜め込むと病気になります。

たとえ良いとされているものでも無駄に多く取り入れたり、害がある無駄なモノを多く体に取り込み、体に入れることばかりを考えて、出すことを怠り、体の中で循環させることができないため、散らかった部屋と同じく、居心地が悪い体になるのです。

衣食住をはじめとする毎日の生活習慣の中で、良い種を地道に蒔いて、心地よくなって笑顔になり、良い運がまわってくるんです。

悪い芽を根気よく摘み取る…それが断捨離だったり、良くない習慣だったりしますが、新しい種を育てるために、時間がかかっても、焦らずストレスを溜めずに…。

人間は動物である限り、その国・その土地に合った「自然に調和した生活」が無理がなく生きていかれはずなのです。

それでも、ガチガチに神経質になって「自然食を!オーガニックを!」…と無理に続けていると、どこか壁にあたってストレスになってしまうことがあります。

それは本末転倒なので、そんな時は「食べる喜び」に感謝することで、心の栄養になります。

我家では添加物の内容よりも、食べたいモノを食べる喜びを優先させることがあります。

どこかでそれを調整します。

食事は、四季折々の食材を楽しむことで、食卓がそれにちなんだ会話になります。

小学3年生の孫が…

「もうナスがこんなにある料理になったんだね!もう夏だね~」
「あ!今日はレモンがあった方がいいメニューだね!」…とレモンを用意してくれる。

そんな会話でさえも、自然が導いてくれた幸せなんだろうなぁ…と思うのです。

四季折々の食卓は、栄養だけではなく心も豊かにしてくれます。

そのことは、食について先人が大切にしてきたことですね。

種を蒔き、種が芽を出し、花を咲かせ、実を結ぶのも、自然のなせるわざ。

日本人は、その命の根源である「自然」を古代から体で学び取って、伝え続けてきています。

「四季感のある暮らし」が生きる力を高める生活習慣になっていくことを、先人は行事や伝統にしてくれたのですから、その自然と自分をうまく繋ぐことが大切です。




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一般社団法人 日本共育ライフ協会内

(合)共育生活研究所

“漢方養生士・中医薬膳師”として「薬膳・ローフードの食事」と、“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」の講座を各地で行っています。


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