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TOMOIKU*ブログ
3.142018
【日本の伝統工芸】飴のガラス細工のような繊細なディティールに魅せられて!飴細工“アメシン”
日本の伝統工芸の美しいデザイン性と技術
伝統工芸は衰退している…と、誰もが感じていると思います。
長い歴史を歩み、現代まで受け継がれてきた高度な技術。
その技術も簡単に得られるものではなく、長年の修行と本人のセンスによって現代のニーズに合わせて存在しています。
飴細工に限らず、伝統工芸品は美しい。
台所用品ひとつとっても、人の魂が宿っているかのような気配りがあります。
百貨店や縁日で実演をしている飴細工に、子供達はワクワクした目で手先を見ています。
身近なものから芸術とされるものまで、日本の技術を大切にしていきたいと思うのです。
以前和菓子を紹介したことがありますが、食べることができると思えない美しさがあり、今回の飴細工も一見食べるものとは思えない…食べちゃうのがもったいないとまで思ってしまう美しさがありますね。
飴細工の繊細なディテールに魅せられて…アメシン
本当に…きれい。
ガラス細工のようです。
和を感じる桜スイーツ。
うちわをモチーフにした丸い飴に、満開の桜の和柄をあしらった美しい飴。
これからのお花見の青空に、桜が舞うような「桜吹雪」と
、夜空と幻想的な桜を思わせる「夜桜」の2種類があります。
浅草 飴細工 アメシンさんの「うちわ飴 桜吹雪」いいですね~。
和を感じる桜スイーツは溢れるほど街に並んでいますし、ネットで検索すれば多くの商品を購入することができますが、材質が飴で溶ける可能性や、割れてしまう可能性があるために、通販はしていない…だからこそ、気になる「アメシン」さんの飴細工。
以前の仕事では東京に行くことが多かったので、すぐに浅草の店に足を運んだと思いますが、今はなかなか出る機会がないので、いつか東京に行ったら絶対行くお店と心に決めています。
アメシンさんのツイッターですが、ご紹介します。
かっこいい動画…!!(〃▽〃)
— 浅草 飴細工 アメシン (@candy_ameshin) October 29, 2016
今年の干支も可愛かったんです。
欲しかったわぁ(^.^;
あけましておめでとうございます!
旧年中は大変お世話になりました。
今年もアメシンのTwitterはゆるゆるとやってまいります。フォロワーの皆様におかれましては、今年もどうぞRTのほど宜しくお願い申し上げ奉りまする。 pic.twitter.com/c1EcEmfqET
— 浅草 飴細工 アメシン (@candy_ameshin) January 1, 2018
これからの涼しげなステキなデザインが出されるのでしょうね♪
きれいなうちわ型…プレゼントしたら喜ばれますよね!
3月1日からうちわ飴は春の和柄を販売しています。今年は「鼓草(つづみぐさ)」が新しく加わりました。
たんぽぽは園芸ブームだった江戸時代にはたくさんの品種が栽培される人気の花でした。
桜に蛙、ホトトギスなど春の息吹を感じられるうちわ飴を、是非手に取ってみて下さい! pic.twitter.com/19NHYkH01h— 浅草 飴細工 アメシン (@candy_ameshin) March 4, 2018
手塚新理さんの手は“魔法の手”
長年、モノをつくる人のプロジェクトをしてきましたが、モノを作るって、手先が器用なことだけではできないんです。
“美”の表現をする感性がないと、人に感動を与えることができません。
そんな全てを持ち合わせている、手塚新理さんが注目され、若い方々から共感を得て、様々な伝統工芸を受け継ぐ志のある方が増えてくれることを、本当に願います。
伝統工芸を衰退させたくない想い
伝統工芸が、衰退してしまう要因に、需要の低迷があります。
様々な作家さんと出会って話をすると、皆さん希望に溢れているんです。
就職という親の理想とはかけ離れている生活をしながらも、頑張っているのですが、結婚し子供が生まれるという、その時、「生活ができるか?」という壁にあたってしまうこともあり、伝統工芸の衰退はやもえないことなのだろうか…と、いつも考えてしまいます。
現代のニーズに合わせた伝統工芸品も増えています。
そして、現代のマーケティングや経営を学んで、日本の伝統工芸品を守ってくれる方々に向けて、様々な講座もあります。
経済産業省では、伝統工芸の維持のために、下記のような講座を設けています。
伝統的工芸品の持つ「手わざ」の魅力が再認識され、職人の技術を活かし、現代の消費者ニ-ズに合わせたデザインが施された商品は、国内外から高い評価を得ています。伝統的工芸品を、クール・ジャパンの核となるブランドとして確立するためには、伝統的工芸品の職人自身が、流通・経営・情報発信等の、販路開拓や商品開発に必要な基礎知識を体系的に習得する仕組みづくりが求められています。
そこで、経済産業省においては、「マネジメント」、「マ-ケティング」等をテーマとした、伝統的工芸品の職人向け人材育成講座を開設します。
<経済産業省>
多くの人々を感動させる伝統工芸。
高価であることなどから購入に結びつかないことも多いと思います。
街で出逢ったその時に、心をワクワクさせてもらえたモノは、家に連れて帰ってあげませんか?
本物を大切に…気に入ったひとつのモノで、生活が彩られると思うのです。
<健康を意識した目的別レシピ>
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