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TOMOIKU*ブログ
4.152017
昭和レトロ食器デザインがオシャレに見える時代!北欧デザインセンスの影響か?

昭和レトロのデザインの再熱!あらためてみると「かわいい」!
写真の「水玉彫り」の食器達…どこかで見たような気がしませんか?
昭和の時代でよく見たようにな…馴染みがあるデザインの食器ですよね。
旅館や寄り合い所、法事やお葬式などでは定番の食器だったような気がします。
その食器がグッドデザイン・ロングライフデザイン賞になったのです。
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞の対象となるのは、現在生産・販売されている商品で(1)10年以上前にグッドデザイン賞を受賞している、(2)発売から10年以上にわたり市場へ提供され続けユーザーの支持を得ている
…という、ロングライフデザインなので、発売から10年以上にわたり市場へ提供され続けたものという条件があるのですが、56年生きている私ですが、子供の頃からこのデザインはあったような気がします。
ロングって…10年なんていう短期ではなく数十年以上存在しているシリーズで、昭和レトロな雰囲気ですよね。
この水玉彫りは時代に合わせて様々なフォルムが誕生していたようですが、北欧のシンプルな食器でもありそうな感じの「藍色」です。
私が一番馴染みに感じるのはこれ!今でも売っているんです…ちょっとうれしい(*^^*)
ブルー水玉 湯のみ1個/ドット/ほっこり/煎茶/湯呑み/ゆのみ/青/可愛い |
昭和レトロな湯呑み…探している人が多いのだそうで…北欧デザインの人気からでしょうか?
見慣れすぎてしまって、デザインをよく見ていなかったのですが、かわいい丸みといい水玉といいかわいいです!
今回、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞に選ばれたこのデザインの陶器は、佐賀県、有田寿千窯で作られています。
昔は佐賀の波佐見、有田地方の多くの窯元でつくられていたのですが、商品単価のわりに制作行程に大変手間がかかることや、需要がだんだん減ってきたことなどから、生産をやめてしまうところが多くなってしまって、窯元がほとんどないとういう状況になっているようです。
現在頑張っている窯元さんは、北欧デザインの影響で若い子達にも指示されるようになって、従来の日本が大切にしてきた陶芸技術が再度いかされることになって、よかったですね。
比較してみると、丸みも変化してシンプルな感じになりましたね。
飽きのこないシンプルなデザインのものは、時代がめぐりめぐって元の立ち位置に戻るのが常です。
佐賀県吉田焼で今も引き継がれている水玉彫り…昭和レトロ食器デザインの原点です。
昭和の良き時代に生まれた貴重なビンテージ食器!
特定の年の良き時代に生産された名品が、長い年月をかけて現代に残る年代物なのですが、今ではとってもシンプルで素敵な食器に見えてしまいます。
今回紹介するのは、昭和時代に数々のホテル、レストランで使用されたもので、何と言ってもカップとソーサーのボーダーラインの雰囲気が北欧や東ヨーロッパのレトロ食器に似てます。
ポットもお揃いでかわいい!シャープなデザインですね。
このポットの無駄のないデザイン…私、大好きです。
ミニマリストの方たちの人気メーカーである「KINTO / キントー」さんのポットと機能性や全体のイメージが似ています。
<詳細:HOKUO-DESIGN 北欧家具雑貨>
デザインは繰り返されるということを以前「TOMOIKU-経営者が思う21世紀」で綴ったのですが、時代を背景に人の感情に動かされるデザインは繰り返されていくのだな…と感じます。
トレンドサイクル60年!経営の60年「人の記憶と感性」リサーチで時代を考える!
昭和39年の東京オリンピックのテレビ画面の前で遊んでいる私の写真が多くあります。
まさしく消費者は「三種の神器」を買い求め、必死に働いてきた時代。
現代の消費の動向と形は変わってきているように感じますが、きっと世界的なデザインの傾向は繰り返されていくのでしょうね。
<健康を意識した目的別レシピ>




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