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保険でこんな風にダマサれていませんか?あなたは被害者かも…実例と裏話!

 

保険で被害を受けていることさえ気が付かない人が多い現実

「週刊現代」という雑誌で【「ぼったくり商品」を自分たちの実入りがいいからと売りつける金融機関の姿勢に、森信親・金融庁長官は激怒。8月から長官主導で議論を始め、年末までに業界にメスを入れるという。】

そんな雑誌記事があったので、昔あなたが保険のおばちゃんに勧められたコンバージョンで大金を損していないか?契約内容に理解していないために、損をしていないか?ということを、私も記事にしたくなりました。

民法では「心裡留保」や「錯誤」など契約において守られる法律もありますが立証が難しく、契約書に印鑑を押したとなればあなたの責任です。

病気になった!保険!保険!とアテにしていたら、契約内容が自分が想像・認識していた内容と違っていた。若しくは変更されていた。

金融ビックバン以降の動きの中、そんな話が、年をとって病気になり、自分が保険内容変更によって被害にあっていたということに気がつく頃です。

 

終身保険(貯蓄性がある)から定期保険(貯蓄性がない)に巧みに変更された例

 

父が2,000万の死亡保険に加入していたはず!と問い合わせていてみたら、終身保険だったのに定期保険に変更されていて、保健期間が終了となっていた。

もう…こんな話はザラです。

そのからくりは…

終身保険は、死ぬまで保険は有効 ⇒ 割高だけど、貯蓄性もあり、解約時には解約返戻金がある。
定期保険は、ある一定期間の保険 ⇒ 割安だけど、貯蓄性がなく、解約時の解約返戻金は無いかすずめの涙

被害者の例)

終身保険2,000万円加入⇒10年間支払い続けたある日、保険のおばちゃんが「がん保険」も今の保険に特約つけましょう♪それも、死亡2,000万円は変わりなく、ガンの特約もつけて、月々の支払いも安くなって、現在の保険から変更することによって、1年間の前払いもできます!
前に契約いただいたお客様にはなかった特約「リビング・ニーズ」も0円でつけられて、最新医療保険も他より安く数百円でつけられます。

 

リビング・ニーズはどの保険会社ももともと0円です。余命宣告されたら、保険料が支払われるシステムです。
最新医療保険は、高額(数百万)な先進医療費を、どの会社も月額100円程度の掛金で保障してくれるシステムです。

え?・・・・・死亡保険金額は同じで、がん保険の特約もつけられて、1年間保険料が前払いできて、1年後からの保険料も安くなって、お得な特約も2個もつくの?

…と、お得感満載ですね。

でも、こんなオイシイ話はないのです。

まず、終身保険の貯蓄性があるお金を、保険見直しによって使われてしまうのです。

Aさんは自分が死んだら2,000万の保険を相続税対策で加入していたのに、保険のおばちゃんの巧みな話術で60歳で終わってしまう定期保険に変更されたため、61歳で他界しても保険金は払われません。…というか、契約期間終了されていました。

残された親族は相続税に苦しむのでしょう。

人それぞれ考え方や置かれた立場が違うので、保険の内容は人それぞれ違うものです。

子供が成長し自立した頃には、多額の生命保険は必要ないと考える方は定期保険で十分です。

代々先祖からの土地建物など相続税が子孫にかかるので、その費用は家主としてある程度まとまったお金を残そうと思っている方もいます。

葬式は大々的に!と思われる方と、家族葬でと思われる方では、残す遺産金が違うのは当然です。

ですから、終身保険・定期保険は、その人の置かれた立場で考えるライフプランが必要なのです。

保険会社に限らず金融機関は、貯蓄性のある資産を把握しているので、その資産を切り崩して新しい保険に加入させようとします。

自分の勘違いによる変更「ネット保険」で損する例

 

 

あ!同じ保険でこんなに安くなった!

そんなCMありますよね。

現在:終身保険が200万 + 定期保険(20年)が1,800万で、現在合計2,000万円の保険に加入している人が、ネットの見積もりで死亡2.00万円とすると相当保険料が安くなる錯覚に落ち入ります。

終身保険は生涯200万の保険金が支払われ、昔は葬式代に…と言われたものです。

定期保険20年は子供が成長するまでに世帯主にもしものことがあったら大変だから、妻や子供に残しましょうというような目的です。

ネット保険で定期保険死亡2,000万円は解約返戻金がなく、貯蓄性はありません。

安くて当然です。

ネットでも別契約で終身保険がありますので、そちらの保険料をプラスして検討した場合は、合計金額のつじつまが合うでしょう。

ネット保険の良さは、煩わしい保険外交員との関わりもないし、保険会社が安価に保険料を設定できるのは膨大な人件費が削減できるからで、多少保険料に還元されていて安く設定されているので、自由に選択して加入することでしょう。

ネット保険は保険外交員の巧みな話術で変更をするようなことはありませんが、ライフスタイルに合わせて保険の見直しをするのも自己責任です。

実際、私はネット保険に切り替えています。

ただ、本当に…自分が死亡するまで保険会社が健全であるのか?ということです。

私は、病気でも入れるとか、安すぎる保険料でこれから会社が本当に運営できるのか?これから高齢化社会になり、病人も増えるであろう時代に、本当に支払われるのだろうか?

私は終身保険や預金は保険会社が破たんしてもペイオフが利用できる範囲の1,000万単位にしています。

 

ペイオフとは?
金融機関が破綻した場合に、その金融機関に預けていたお金を、「預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等」を保証して払戻すこと

 

安価な保険の新規加入で、貯蓄性のある保険を解約することが得なのか損なのか、解約返戻金は掛けている年月で違うので一概に言えませんが、現在自分の保険はどのような内容なのか?ということは、再度確認してみましょう。

ネットで一括で比較できるサイトもあるのですが、それぞれ微妙に内容やサービスなどが違います。

特に車保険などはサービスも重要になりますね。

「安さ」だけで比較することだけは避けて、よく検討するようにしましょう。

ネットの保険会社さんがダマしたのではなく、あなたが知識がなくて間違えたということになります。

 

銀行の窓口で販売(窓販)されている外貨建て保険

 

銀行はあなたの資産内容を把握しているので、保険や株なら非課税のNISAを勧めるのではないでしょうか?

実際、都市銀でNISAの手続きしましたが、すぐに商品を勧められました。

私は投資信託の販売手数料を検討して、ネット契約にして現在投資信託の運用は安定しています。

別の記事に記載したので、合わせてお読みいただくとお役にたてるかもしれません。

雑誌の記事の一部をご紹介します。

第一生命の子会社である第一フロンティア生命の『プレミア』シリーズを筆頭に、三井住友海上プライマリー生命の『しあわせ、ずっと』シリーズなどが全国の地銀や信金を中心にバカ売れ。昨年は生保業界のガリバー・日本生命が銀行窓販に本格参入して『ロングドリームGOLD』がヒットするなど、「窓販ブーム」となっている。
しかし、そんな業界の活況の一方で、金融庁は窓販商品を問題視。特に、売れ筋の外貨建ての一時払い保険について、〈手数料が高めに設定されている〉(金融庁作成資料より)とし、顧客に不利益があると指摘し始めたことをご存じだろうか。

金融庁関係者が明かす。

「金融庁が水面下で調査を実施したところ、外貨建て保険を売った場合、銀行側は保険会社側から販売手数料として7〜8%、中には10%を超える高額を受け取っていることが判明しました。投資信託の販売手数料が2〜3%なのに比べれば倍以上。『マイナス金利の時代に高金利で運用できる』とセールスしながら、実は500万円の保険料のうち50万円もの多額が銀行の懐に消えている」

週刊現代 引用>

 

上記の例にすると、銀行としては、自分の銀行で500万円を預金として預かって運用するよりも、他社が運営している保険に加入させることによって、手数料50万の利益を出す方が良いということ。

投資ではなく「保険」なのですから…よく検討して加入しましょう。

2019年の話として、保険でも投資も兼ねた保険は、ドル建て保険などに人気があるようです。

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