TOMOIKU*ブログ
3.302018
風呂釜のパイプ掃除!雑菌や汚れが溜まっている配管部分は100均ブラシを使ってみて!
Contents
見た目はきれいなお風呂、風呂釜のパイプは本当にきれい?
私は菌に関して、何でもかんでも除菌をするのはどうなのか?
赤ちゃんを動物園に連れて行った方が、健康になると言われているのは、動物のまわりにある菌の抵抗力をつけるためでもあるんです。
現代は何かを使ったら除菌!除菌!
確かに大切なことでもありますが、人間の自己免疫力や抵抗力をつけるためにも、過剰に神経質になることは、よくないこととも思っています。
でも、私の気持ちの中で見えない菌に関して、どうしても気になってしかたがないことがあります。
見た目はきれいにしているつもりの風呂場。
見えない風呂釜のパイプの中、大丈夫ですか?
風呂釜のパイプは、蛇腹になっていて、その凹凸に必ず菌や人の皮膚カスや「バイオフィルム」があると思っているんです。
湯船に様々な道具を入れて掃除と殺菌したり、風呂釜はジャバを使用することもありますが、それでも「バイオフィルム」が取り切れていない…と、私は思っているので、最終的にブラシを使って掃除をします。
バイオフィルムとは…
浴室・洗面所・台所などのヌルヌルしたモノのことで、その主役は微生物です。
「ヌメリ」「スライム」という表現でも使われています。
私の普段のブログ内容から、添加物・化学薬品は避けて生活していると感じる方は多いと思いますが、風呂釜の掃除だけは化学の力を借りて“ジャバ”を使います。
孫は毎週プールに行って雑菌に囲まれていますが、家庭のお風呂の汚れや雑菌に関しては衛生的でありたいと思うのです。
風呂釜のパイプには雑菌がどのくらい住み着いているのか?
衛生微生物研究センターの調べで、細菌数:1mL当たりの細菌の個数を培養検査によって算出していました。
【入浴前、入浴後、一晩放置後に分けてお湯の中の細菌数(家族3人の場合)】
湯船のお湯に細菌がゼロに近い状態からスタートしているきれいな浴槽を想定しています。
- 入浴前 40個/1mL
↓ - 入浴後 360個/1mL(入浴前の9倍)
↓ - 一晩放置後 290,000個/1mL(入浴前の7,000倍!)
一般家庭の浴室内で繁殖する細菌で、大腸菌・黄色ブドウ球菌などの細菌がありますが、最もリスクの高い菌は「レジオネラ菌」です。
レジオネラ菌は公園などの土の中や噴水など、どこにでも存在している細菌ですが、感染すると危険性が高いので注意が必要です。
国立感染症研究所で「レジオネラ」に関するレポートがありました。
「レジオネラ肺炎やポンティアック熱は、エアロゾルを発生させる人工環境(噴水、ビルの冷却塔、ジャグジー、加湿器等)や循環水を利用した風呂が屋内外に多くなっていることなどが感染する機会を増やしているものと考えられる。
細胞性免疫機能が低下したヒトでは肺炎を起こす危険性が通常より高いので、特に留意する必要がある。
高齢者や新生児のみならず、大酒家、重喫煙者、透析患者、悪性疾患・糖尿病・AIDS患者はハイリスク・グループである。
残念ながら一般のお風呂の設定温度は通常41~42℃。レジオネラ菌が活発に繁殖する温度です。そしてお風呂の設定温度は最高でも48℃ですから、レジオネラ菌は死にません。
<国立感染症研究所 参考資料:http://www.niid.go.jp/niid/ja/>
画像出典:風呂釜配管の除菌洗浄の専門店HPより
もし部品が取れない場合は、近所の風呂釜配管の除菌洗浄の専門店にお願いすることをおすすめします。
浴槽はキレイにしていても、給湯配管の中は普段掃除ができないところだと思います。
私は、感染症を起す危険性を考えて、月に1度は給湯配管の掃除をしています。
ジャバで99%の除菌ができていても、風呂釜のバイオフィルムが取り切れていないことが多いので、ブラシを使用して掃除をすることをおすすめします。
風呂釜と台所の排水口は100均のブラシを使用して捨てる!
高価な道具を購入しても、どうしてもその道具の置く場所から、また雑菌が繁殖してしまうような気がしてしまうのです。
ですから、100均の配管用ブラシであらゆる場所をゴシゴシ掃除をしてから捨てています。
パイプクリーナー ロングサイズ |
風呂釜の掃除をしっかりしましょう!
用意するもの-100均の配管用ブラシ・ジャバ(ジョンソン)
- 湯船の穴の湯止めや循環アダプターを外してブラシで掃除します。(使用済み歯ブラシで磨いています)
- 40℃位のお湯(残り湯でOK)を穴をふさぐ5cm上まで入れておきます。
低温では充分にバイオフィルムが取り切れないので40℃位にしてください。 - 穴に配管ブラシを入れて、とにかくゴシゴシ!見えない作業ですが、すべての管の内面をこするイメージで出し入れする感じでゴシゴシ!
- ジャバを使って除菌(使用方法はジャバの説明書を見てください)
- ジャバの容器に湯船のお湯を入れては穴にお湯を勢いよく入れる…という作業を10回ぐらいします。
- お湯をはったまま1~2分沸かして10分放置します。
- 釜内部に残っている汚れを出すために、5の作業を繰り返します。
(ホースで水を出せる場合は、穴に勢いよく水道の水を出して、釜内部に残っている汚れを吐き出します。 - 浴槽のお湯を排水する。
アカなどの汚れたモノが出てきて、まだ気になる方は、もう一度湯船にお湯をはって、5の作業をすると釜内部に残っている汚れが出てくることがあります。
どうせ掃除をするならば、徹底的に取り除きたいので、湯をはって釜内部に残っている汚れを2回ぐらい出しましょう。
我家だけが汚いのかな?…と思ってしまうのですが、見えない部分の風呂釜はジャバなどできれいになると思われている方が多いのではないでしょうか。
100均の商品できれいになるものであるならば、掃除をしてみてもいいのではないでしょうか。
※注意をすること
- ジャバは強制循環釜(浴槽の穴が1つ)と自然循環釜用(浴槽の穴が2つ)と2種類あるので、間違えないようにしてください。
- 私は100均のブラシを使用していますが、いろいろなサイズのブラシがホームセンターなどで商品になっていますので、使い勝手を確認してください。
配管ブラシを捨てる前に他の配管掃除をしましょう!
私はお風呂掃除が終わった後に、台所や洗面所・お風呂の排水口など、あらゆる掃除できる配管の穴の掃除をしてから、ブラシを捨てています。
掃除ができているようで、あらゆる配管はきれいではありません。
掃除中の汚れを写真でアップできない!…と思うほど…汚い!(T_T)
もしかしたら、ビックリするような湯ドロや薄皮のようなモノが、穴から出てくるかもしれませんよ。
家族や自身の健康や環境問題の視点からも、化学薬品は使用しないようにして生活をしています。
ジャバの成分
成分の内容から自然界にも存在しているものもあり、食べてもよいほどの安心できるものではありませんが、洗剤系で緊急性があるほどの危険な成分ではないと思います。
しかし一部の考え方としては、過炭酸塩・界面活性剤など、強く否定・避難されているものでもあります。
成分を心配するよりも、私は表示されているジャバの成分が、配管の掃除が完璧にできる力があるほどのモノを使用していると思えず、やっぱりブラシでゴシゴシする基本的な掃除が必要だなぁ…と思っています。
“ジャバとパイプクリーナーブラシ”を使った掃除が、一番オススメの方法となりました。
是非、パイプクリーナーブラシを使って、掃除をしてみてくださいね。
<健康を意識した目的別レシピ>
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