TOMOIKU*ブログ
5.152017
蒸し料理はカロリーが高い!ダイエット中だったらしゃぶしゃぶより焼肉を食べよう!
ヘルシーが売りのはずの蒸し料理のホント!
夏に向けてダイエットを考えている方もいるのでは?
私のように、仕事が営業からデスクワークになったことで、「動かない」という環境の変化があったにもかかわらず、「動いていた頃」と同じような食事を摂って焦っている人もいるかもしれませんね。
私はストイックになるダイエットが嫌いです。
例えば、一品だけをターゲットにしたダイエット。
◯◯だけを食べれば◯kgは減る!というようなダイエットです。
リバウンドもしやすいですし、ひとつの食品で痩せるダイエットはバランスがよい栄養が摂れないため、不健康に痩せていくからです。
「力がでない」「お肌がカサカサ」というトラブルを抱える可能性も高くなります。
実際、摂取カロリーと消費カロリーのバランスの悪さで太るのだから、食べた分動けばいいだけのことですし、たとえ食事を気をつけるダイエットをして痩せたとしても、たるんたるんになるだけなので、運動は必須です。
CMのダッダ・ダッダ・ダッダ・チャンラララ・チャンラララ・チャンラララ♪で有名な、過激なシステムで、激しい運動と管理をすれば、あのボディを手にすることができると思いますが、ダイエット=健康管理をする自分との闘いをしなければ、いつまで経っても状況はかわりません。
もしBMIで標準体重を超えていましたら、運動と食事療法を検討してみましょう。
計算方法は下記に綴っています。
激しい運動をしなくても、体に優しいヨガをすることで、減っこむべきところは減っこみますよ。
蒸し料理はダイエットには向かない!焼肉を食べよう!
シリコンスチーマーが人気だった数年前、ダイエットに蒸し料理がいい!と雑誌等で記事になることが多かったのを覚えていますが、実は蒸し料理はダイエット向きではありません。
しかし、食欲がない時にさっぱりとした料理だったら食べられるとか、食材の味や風味がギューっと閉じ込めているのでおいしいですし、蒸気で水分を補いながら食材を温めるので、ふっくらと美味しく仕上がるのが蒸し料理です。
我家ではスチーマーのオーブンレンジですが、蒸気の量が違うので蒸し器で出来上がったものの方が断然美味しいです。
蒸し料理には蒸し料理の利点がいくつかありますが、そこには「ダイエット」は加わりません。
それには科学的根拠があります。
TVでは所さんの番組で放送されたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
豚バラ100g肉に残っている脂の量を計測された結果
- 生の豚バラ肉は43.4g
- 茹でる (熱:約80〜100℃) 40.9g
- 焼く (約130〜160℃) 23.2g
- 蒸す (水蒸気の温度-100℃以上) 41.5g
焼いた肉はかなり油が落とされて、蒸した肉は脂があまり落ちていないですね。
しゃぶしゃぶってさっぱりしているので、焼肉よりもお肉を食べてしまう場合があります。
肉の脂は、150度の熱を加えることで溶け始めるので、茹でたり蒸したりする水での料理法は90度位にしか熱が加わらないので油は溶け出しません。
熱処理で栄養が凝縮されるって本当でしょうか?
ビタミンCについての検証です。
調理法 | ブロッコリー | カボチャ |
---|---|---|
生 | 167mg | 23mg |
茹でる | 108mg | 18mg |
焼く | 114mg | 21mg。 |
蒸す | 126mg | 16mg |
このように栄養もすべてが凝縮されるわけではないのです。
それぞれの食材の性質があるんですね。
よって「ダイエットに向いていない」という結果の科学的根拠となっています。
しかし、焼肉が良いからといって、溶け出している油まで食べてしまう調理法や、量を食べてしまってはダイエットにはなりません。
フライパンでも凹凸があるものや、焼肉でも下に油を落とすタイプを使用することをおすすめします。
フライパンで生姜焼きをつくっても、タレといっしょに油が染み込んでいます。
調理器具に気をつけるか、焼いた後に肉を取り出して油を捨ててから生姜焼きなどをつくる工夫が必要です。
ダイエットに向かないというだけで、蒸す料理には、利点もたくさんあります。
蒸気で包んで蒸し上げる蒸し器調理に比べ、電子レンジでの仕上がり後の水分量が少なめになるため、作ってすぐに食べる分にはおいしく食べられます。
しかし、冷蔵庫で翌日まで置くと固くなってしまいがちです。
蒸し器で作った食材は、時間が経っても固くなりにくいのが特徴で、蒸しパンは数日ふわふわの状態で食べられます。
蒸し料理には利点もありますし、食欲不振時には蒸してさっぱり食べたい時もありますね。
我家ではふわふわの肉団子や。孫のおやつに蒸し器は大活躍です。
<健康を意識した目的別レシピ>
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