TOMOIKU*ブログ
1.302020
地球と体に優しいビオワイン・オーガニックワイン・無添加の違いは?
私は食事の時や、夜ゆっくりするときなど、ちょっとだけ酒類をいただくことがあり、健康を意識してワインを飲んでいるとも言えます。
ワインのラベルが好きで、ラベルで選んでしまうこともあります。
食事とワインの味のバランスを考えるのが好きで、ワイン単体で「~のような深い味わい…」というような、ワインを評価できるような味覚を持っていません。
ただ、できるだけ添加物を避ける生活をしているので、「オーガニックワイン」が気になって、できるだけ表示を読むようにしています。
外国から日本に運搬される時の気温や保存の問題など、様々な理由で添加物は仕方がないのか?
ワインの知識がないと、表示がよくわかりません。
私だけかもしれませんが、素人がわかりにくい表示だと感じていたので、調べてみました。
ビオワインとは?オーガニックワインとの違い!地球と体に優しい
街で見かけた「ビオワイン」
“ビオ”BIO製品とは、日本でいうとオーガニック(有機栽培由来)製品のことを言います。
オーガニックワインのことなのか?オーガニックワインとの違いがあるのか?
「ビオワイン」と「オーガニックワイン」はほぼ同じ意味のようですが、「有機」を表す言葉の定義が、日本とワインの輸入元の国と違うので、厳密に言うと日本ではちょっと違う意味があります。
日本の定義
「オーガニック」とは、農林水産省が認める認証機関で「JAS規格」と認証されたものだけが、“有機の~”という意味で使用できる。
「ビオ」「自然派」「ナチュール」などは、農林水産省が認める認証機関のJAS規格で制限されていないので、誰でも使うことができます。
店頭で「ビオ」「ナチュール」「自然派ワイン」と書かれていると、減農薬や無農薬のブドウを使ったイメージになりませんか?
とても曖昧で、オーガニックの良い商品と勘違いされても仕方がないですね。
EUやアメリカなどの定義
「オーガニック」や「ビオ」「ビオロジック」といった言葉は、すべて“有機の~”という意味で、法的に定義されているので、ラベルに「オーガニック」や「ビオ」「ビオロジック」の言葉があれば、オーガニックの認証を受けたワインということです。
EUオーガニックワイン憲章(各国共通の法律)
「3年以上有機肥料だけで土づくりし、化学肥料・農薬・除草剤を使用せずに栽培されたぶどうから造られ、オーガニックワイン醸造規定を遵守し、EUオーガニック認証を取得した」ものだけがオーガニックワインと名乗ることができる。
「無添加ワイン」って、何が無添加なの?
これもブドウがオーガニックというわけではないのです。
ワインには、酸化防止剤(亜硫酸塩)が添加されています。
完全無添加ワインも存在していますが、オーガニックワインたちにも二酸化硫黄は添加されています。
二酸化硫黄は、樽やタンクを燻蒸した物質で、空気中にも含まれていて、ワインを醸造する過程の微生物管理のために、添加するのは必要な工程です。
でしから、ブドウが醸造され、ワインになる際には自然に生成される成分のため、二酸化硫黄自体は悪ではないとされています。
そして、「酸化防止剤(亜硫酸塩)含有」とありますが、ワインの酸化を防ぐものです。
「酸化防止剤」などで、腹痛や頭痛を起こす人がいるようで、「酸化防止剤無添加」と写真のように表示され、サッポロビールの「ポリフェノールたっぷり酸化防止剤無添加わいん<有機プレミアム>」場合は、原材料のブドウが有機栽培されているものであるとわかります。
「無添加ワイン」という表示だけの場合は、有機栽培されているぶどうではないので、オーガニックではありません。
ワインなどの製造工程によって「オーガニック」という言葉を冠しても、添加物がまったく入っていないわけではありません。
ただ、オーガニックワインは、私たちの体と地球に優しい。
オーガニックだから価格が高いというわけでもありません。
実際、1,500円前後の価格のオーガニックのワインも多くあります。
そして、高いからオーガニックというわけでもなく、ブランドのワインは数万するものもあります。
高級ワインは、レストランでソムリエに様々な情報を得て、飲みたいです。
でも、仕事以外でそのような状況になることがありません。
おうちワイン派の私は無縁です。
おうちワインを楽しむ!料理とワインのバランス
私が紹介していくワインは、基本、オーガニックワインです。
そして街を歩いていて、かわいいラベルのワインを見つけたら、買っちゃう♪というレベルですが、どんな料理に合うワインか?…ということは紹介できると思います。
自分の好みのワインがよくわからない…そんな方は、一通りのワインを飲んでみるのもいいと思います。
ワイン愛好家の方々は、疑問を感じるかもしれませんが、ボディなどの基本も飲んでみなければわかりませんし、どんな料理が合うのかもわからない人にとっては、日本のメーカーが基準とするところを知った方がわかりやすいのです。
ワインと、そのワインが合うアドバイスがあるので、自分はどのタイプが好きなのか?食事とワインがどのように合うのか?…と、とてもわかりやすいです。
読みにくい場合はクリックしてください。画像が大きくなります。
<メルシャンワイン・ビストロHPより>
キリンのメルシャンワイン・ビストロは、どんな料理にどんなワインがあるのか、データに基づいてアドバイスしているHPがありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
オーガニックではないですし、同じ系統のワインでも味は様々ですが、自分は苦味が好きなのか?どんなボディが好きなのか?と試す一歩になると思います。
食事を楽しみ、血行が良くなってくれたらいいな…ポリフェノールがたっぷり入っていたら、抗酸化作用で体が丈夫になるかなぁ…という、ワインをちょっと楽しむぐらいの素人です。
料理によって、同じワインでも全く口の中で変わるので、味のこだわりもありません。
ただ、できるだけ体にやさしい食品を選んでいきたいという気持ちが強く、オーガニックワインを購入しているひとりです。
早い時間夕食を終えられた時、ゆっくりできる時間ができて、ウィスキーやワインと、おいしいおつまみをいただく…
犬達と遊びながら…
お嫁さん達と話が弾むときも…。
その時間が、ホッとするひとときになっています。
<健康を意識した目的別レシピ>
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