TOMOIKU*ブログ
12.182016
【こめ油】安全な油で食事を作ろう!海外で禁止されている食用油を使う日本?我家の油を紹介!
Contents
知らないのは日本人だけ?トランス型脂肪酸の恐怖!
どうして日本は企業重視の商品開発なのでしょう。
訴訟の国では絶対許されない現実を、もっと多くの人に知れ渡れば厚労省も企業も日本人の健康について考えてくれるのでしょうか。
「体に悪いかも?」と食材を考えてしまうとキリがないです。
でも、ちょっとの変更で回避できるのであれば、検討してみませんか?
食材に対してストイックになってしまうことは、「食を楽しむ」観点から、そんな残念なことはありません。
食材記事を書いていて、一番気をつけていることは、ストイックになって精神的に追い詰められないようにすることです。
TOMOIKUさんでこんなこと言っていたかも…程度で、ちょっと食材を変更したり追加したりしていく中で、体が改善されていったらとても嬉しいと思っています。
家庭用食用油や学校給食では「毒」を食べさせられている現状
「バターよりマーガリンのほうがヘルシーで健康に良い。コレステロール値をあげてしまう動物性脂肪のバターはガンや生活習慣病の原因になるので、高リノール酸油のマーガリンはコレステロール低下作用があるのでマーガリンを食べましょう」
そう信じて昭和時代からにマーガリンを使い続けていた人は少なくありません。
当時は本当にそう信じていたのかもしれませんが、現代は日本以外で製造している先進国の現実を、厚労省や企業はどう考えているのでしょう。
未来ある子供達の健康よりも企業の利益が優先なのでしょうか…
トランス脂肪酸は、ついにアメリカでは2018年までに全面禁止になる代物ですが、日本ではまだ何の規制もありません。
マーガリンを現代の学者は「異変脂肪」「プラスチック脂肪」とも言われているほど危険について警告しています。
トランス脂肪酸については、他の記事と重なっている部分もありますので、ご理解ください。
各国のトランス脂肪酸による対策
はじめにトランス型脂肪酸を指摘したのは西ドイツです。
- 西ドイツ
マーガリンの発売開始時期にクローン病患者の出現時期・地域が一致していたため研究して危険性が証明された。 - アメリカ
トランス型脂肪酸は心臓血管に有害と定着し、トランス型脂肪酸の含有量表示が義務。 - ドイツ
トランス型脂肪酸を含むマーガリンは製造禁止です。 - フィンランド
1200人を対象にした ソフトマーガリンを多くとった群ととらなかった群を、15年間追跡した疫学研究ではマーガリン多摂取群は5年後にはコレステロール値が低かったが10年後には差がなくなり、むしろ年々多摂取群の死亡率が上昇し、全体で1.4倍、心臓病では2.4倍も高くなりました。 - デンマーク
2003年末から加工食品に使われる油脂中のトランス脂肪酸含有率を2%以下に規制しています。 - オランダ
油脂中のトランス脂肪酸が規制されています。
<参考:無農薬有機健康野菜>
FAO(国際連合食糧農業機関)WHO(世界保健機関)FDA(食品医薬品庁)など、食事中のトランス脂肪酸をエネルギーの1%以下にするよう勧告しています。
因みに、日本人は規制がないので、必須量の10倍以上は摂取していると言われています。
代表的な食用油の「トランス型脂肪酸」の含有量実態調査
- 豊年 サラダ油 菜種油、大豆油 2.4%
- 日清 サラダ油(食用混合油) 1.6%
- 花王 エコナ揚げ油 1.5%
- 味の素 サラダオイル(菜種油&大豆油) 1.0%
色もカラフルで添加物もいっぱい入っていそうな食品を食べている欧米でも、食用油のトランス型脂肪酸含有量の上限値は約0.1%です。
体が弱っていく経過は目には見えないですし、病気になった時…アレルギーになった時、原因が多くありすぎて特定できないことが多いですが、日々の小さな積み重ねで知らずに食べていて引き起こしている病気が多いのではないか?と思ってしまいます。
消費者としてリーズナブルな物を求めるのは当然なのですが、「安全な物を安く」を望んでいるのであって、何でも安ければよいというわけではないと思うのです。
とかく日本は下記のようなことを言われがちです。
塩の屈辱的なプチ話 塩である塩化ナトリウムを昔の日本は国家プロジェクトで販売しましたが、フランスをはじめ先進国は「日本人の体で実験できる」と言っていたと学者の書籍がありました。 今では天然塩も多く販売されていますが、国家プロジェクトで知らずに食べさせられていた私たち…こんな侮辱はありません。 |
日本は、商品をよく見せること、ごまかすことが上手なのか?
孫のためにお菓子を調べてみると、雑貨や服飾では不動の地位を占めている「生活良品」でさえ、良品のお菓子は数点しかありませんでした。
「良品」という言葉とシンプルなパッケージによって、人はすべてのものが良いと信じられるような風潮があります。
「生活良品」の雑貨は大好きで上質なものが多いのですが、「良品」とする食品のコンセプトと基準を知りたいと思っています。
良質なお菓子をみつけたので紹介します。
私はこの書籍を参考にして食品を考えていますが、気をつけなければならないのは、企業の方針によってコメントを出す学者や医者が多いということです。
物事にはメリットとデメリットがあり、そのような学者・医者・ジャーナリストはメリットを拾って語るので、騙されないように批判的意見なども調べて、両方の意見を必ず確認する必要があると思っています。
情報に溺れないにしないと、悲劇が生まれると思っているので、慎重に調べなければなりません。
安全な油で食事を作ろう!
- 天ぷらはごま油が理想だけど使用量を考えてこめ油
- フライ、唐揚げなどはこめ油(米ぬか油・玄米油もOK)
- 炒めものは料理内容によって、こめ油・ごま油・エクストラバージンオリーブオイル
- お菓子や飲料系に使用するのはエクストラココナッツオイル
- さっとひとかけやドレッシング作りには亜麻仁油・しそ油・えごま油
こめ油について
まずは酸化しにくいことが何よりも選んでいる理由です。
一般に油は加熱すると劣化が始まりますが、こめ油は高温に強く、劣化しにくいのが特徴です。
また揚げ物をくり返して油の酸化が進むとニオイが発生し、風味が悪くなるだけでなく、体にも悪影響をあたえますが、こめ油は抗酸化成分が豊富なため、熱を加えても安定性は抜群です。だから、こめ油で揚げ物をしたあとの油は傷みが少ないので、いつもよりも多くくり返して使うことができます。
脂肪酸バランスのよいこめ油は油切れがよいので、天ぷらやフライがカラッと揚がります。
こめ油に特徴的な栄養成分「γ-オリザノール」や油の食物繊維の異名を持つ「植物ステロール」、抗酸化作用により細胞の健康維持を助ける「ビタミンE」や、スーパービタミンEと呼ばれる「トコトリエノール」がその代表で、どれも食用油の中でも豊富に含まれています。
だから、日常でこめ油をお使いいただくだけで、こうした天然の栄養成分を自然に摂ることができるのです。
天然の抗酸化成分が豊富なこめ油で揚げた天ぷらやフライは、酸化に強い分、冷めてもおいしく食べられます。<参考 : 米油の秘密>
注意として、こめ油が危険と言われる場合があるのですが、その理由は製造工程で使用される時に「ヘルマルヘキサン」という溶液を使用するからです。
しかしヘルマルヘキサンは67℃で気体になるので、食用にしている際には300℃に熱するので食用油に残っていないので、安心して使用できます。
米あぶらの注意すべきこと
こめ油は米ぬかから抽出される植物油で米糠油(こめぬかゆ・こめぬかあぶら)とも言われ、原材料を全て国内で揃えられる日本国内で唯一の植物油です。
最近、製造工程において、玄米からノルマルヘキサンで抽出していることから危険なものではないか?と言われるようになりました。
米油のメーカーがすべて同じ抽出方法ではありません。
こめ油に限らず、すべての油の製造工程において様々な危険な抽出をされている場合があります。
その情報を知り、現在使用していた米油から切り替えました。
安心してこめ油を購入する目安として、“圧搾一番搾り”をおすすめします。
<TOMOIKU記事:体にいい油を!米油・エゴマ、アマニ、ココナッツオイルが大人気!>
築野食品 こめ油 1500g (1.5kg) × 3本 [TSUNO]【築野 国… |
一番絞りの米油は他にもありますので、食品表示を見てからの購入をおすすめします。
上記の記事でも書いたのですが、こめ油が市場から消えたことがあり、「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学 名医が認めた医食同源SPで動脈硬化を予防する効果あり!」で紹介されたことが原因です。
こめ油に含まれているビタミンEが、動脈硬化を防ぐ可能性がある抗酸化作用が強く、こめ油に多く含まれているのは俗にスーパービタミンEには、40~60倍の抗酸化作用があります。
ガンマ・オリザノールは摂取することで腸の中で食べ物に含まれているコレステロールの過剰な吸収をブロックし、血液中にコレステロールがたまるのを防いでくれる働きがあり、その結果、コレステロール値を低下させ、動脈硬化を予防してくれる。<東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授>
高コレステロール血症や糖尿病など生活習慣病の患者を1万人以上治療してきて、こめ油が動脈硬化予防にある程度効果がある可能性がある。
<血管のスペシャリストである小田原 雅人教授>
こめ油-臨床調査
アメリカの臨床研究で、高コレステロール血症の患者50人を、こめ油を摂取したグループと摂取していないグループの2つに分けて、摂取していたグリープは悪玉コレステロールのLDLコレステロール値が20.6%も低下したことが確認されたのです。
こめ油を食べているという40代以上13名の方々の血管年齢を調べてみたところ、なんと13名中10名が実年齢よりも血管年齢が若いという結果になったという結果でした。
油問題はもっと多くの人達に知ってもらって、人が食べてもいいものを企業は提供してほしい…
小さな子供達には、食の安全な国を残してあげたい…そう思うのです。
<健康を意識した目的別レシピ>
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