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花粉症10人に1人は果物でアレルギー!?「花粉・食物アレルギー症候群」「口腔アレルギー症候群」

 

今回は第3編で、花粉症の方が果実や野菜で「ラテックスフルーツ症候群」「口腔アレルギー症候群」に10人に1人の確立で発症する可能性のお話です。

ラテックスアレルギーではあるけれど、花粉症ではない…という方、ラテックスアレルギーって何?と思われている方は、第1編よりお読みいただくことでより深くご理解していただけると思います。

第1編:ゴムが原因?「ラテックスアレルギー」赤ちゃんから成人まで!「接触性皮膚炎」との違いは?
第2編:ラテックスアレルギー約半数がラテックス・フルーツ症候群に!果物リスト「食物アレルギー」?
第3編:花粉症10人に1人は果物でラテックスアレルギー!?「ラテックスフルーツ症候群・口腔アレルギー症候群」

 

1編より紹介しているアボカドが大好きだったで花粉症の彼女は、果物から「ラテックスフルーツ症候群」「口腔アレルギー症候群」ゴム製品から「ラテックスアレルギー」の症状がではじめたことで、「食を楽しむ」ということから遠ざかってしまいました。

身近にあるゴム製品を処分して、外出する際には花粉対策をし、帰宅後には花粉などのアレルギーのもとを除去するために掃除…と、生活が激変して料理を作る気持ちや何かを楽しむことが失せてしまったと語っていました。

今、花粉症だけど、食物では何も問題がない!…そう思われている方もいらっしゃると思いますが、体調や食べる時期などを気をつけていくことで、数年先に悩まないで済むのかもしれません。

 

花粉症は国民の3人に1人!花粉症患者10人に1人は果物でアレルギーに?

スギ花粉症の患者さんは何万人ぐらいいるのでしょうか?

推定3,300万人以上、国民の4人に1人がスギ花粉症で、他の花粉症を含めると3人に1人が花粉症であると診断されているとのことです。

日本で多いスギ花粉症は、30~50歳の中年の人が比較的多く、最近では若い年齢でも発症するようになって、深刻な問題になっています。

花粉症を発症している方の10人に1人が、果物や野菜で新たなアレルギーになる可能性があります。

参考 第一三共株式会社:スギ花粉症の患者さんは何万人ぐらいいるのでしょうか?
参考 厚労省:花粉症の疫学と治療そしてセルフケア

 

「花粉・食物アレルギー症候群症候群(PFS)」「口腔アレルギー症候群(OAS)」の症状

花粉症患者が野菜や果物を食べた時、口の中がピリピリ痺れたりむず痒くなるなどの症状は、「花粉・食物アレルギー症候群(PFS)」と呼ばれています。

以前は「口腔アレルギー症候群(OAS)」と言われていましたが、花粉と食物の関係で新たな病名が加えられたのです。

症状が口腔内にとどまらない人がいたので「花粉・食物アレルギー症候群(PFS)」と呼ばれるようになりました。

<花粉・食物アレルギー症候群症候群(PFS)の症状>

  • 口の中が痒い・しびれ・喉がつまった感じ
  • 皮膚や粘膜にじんま疹が出たり
  • 目のかゆみや結膜の充血
  • 鼻の痒みや鼻水
  • 消化器症状 -腹痛、吐き気、下痢
  • 気管支喘息を誘発
  • アナフィラキシー反応(急性の全身性の即時型アレルギー反応)
    救急車を必要とする重篤な症状をきたすことがあります。

平成17年度の厚生労働科学研究報告書では、食品によるアレルギーに関して、全体の約6%を果物アレルギーが占め、花粉症を患う人が増えるに従って「花粉・食物アレルギー症候群(PFS)」も増加傾向なのです。

「口腔アレルギー症候群(OAS)」の方は、ラテックスゴムにもかぶれることが多いので、別名「ラテックスフルーツ症候群」とも呼ばれています。

 

花粉症が原因で起こる食物アレルギーの原因は?

花粉症の方が発症する多くの果物アレルギーは、草木の花粉に対する花粉症をひきおこす原因となるタンパク質(アレルゲン)の構造が、果物や野菜の植物性の食物に含まれるタンパク質の構造と共通しているからです。

睡眠不足や風邪気味で体力が落ちている時など、様々な誘因が重なった時に症状がより出やすく、自律神経系が不安定で、免疫系のバランスも乱れやすくなっている時、女性の場合、生理の前後などには特に注意が必要です。

このような体調の時に、食物を摂取すると口腔内でアレルギー反応が生じてしまうため、食べられないものが次々と増えてしまうことがあるようです。

私の知人は、上記のように「病状の深刻化」について病院で説明されました。

 

花粉症の方が避けたほうが良い果物と野菜

花粉症を引き起こす花粉の種類によって、口腔アレルギー症候群を引き起こす果物・野菜は異なります。

スギやヒノキ花粉が多い日本なので避けるものは“トマト”となります。

でも、他の果物・野菜で何となく口がイガイガするとか、小さな違和感を感じたら、他の花粉のアレルギー検査をすることをおすすめします。


<参考画像:TOKYO GAS

花粉 関連がある食べ物 花粉の飛散時期 特徴
【スギ科】
スギ・ヒノキ
トマト スギ:2~4月
ヒノキ:3~5月
日本全国に分布し、スギ花粉とヒノキ花粉は構造が似ています。
【イネ科】
オオアワガエリ
カモガヤ
メロン、スイカ、トマト、オレンジ、セロリ、キウイ、ジャガイモ、タマネギ、米、小麦 5~10月 日本全国に分布し、道端や河川敷、牧草として栽培されている
【キク科】
ブタクサ
スイカ、メロン、ズッキーニ、キュウリ、バナナ 8~10月 日本全国に分布し、公園などの身近な場所に生えている
【キク科】
ヨモギ
ニンジン、セロリ、レタス、ジャガイモ、トマト、キウイ、ピーナッツ、クリ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ(ハシバミ)、ヒマワリの種、香辛料(一部) 8~10月 本州~沖縄に分布し、お団子などの和菓子に使われる
【カバノキ科】
シラカンバ属
シラカンバ
リンゴ、モモ、ナシ、洋ナシ、スモモ、アンズ、サクランボ、イチゴ、キウイ、オレンジ、メロン、ライチ、セロリ、ニンジン、ジャガイモ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、クルミ、ピーナッツ、マスタード 4~5月 北海道~本州中部に分布し、「シラカバ」という名称
【カバノキ科】
ハンノキ属
ハンノキ・
オオバヤシャブシ
リンゴ、モモ、ナシ、ビワ、サクランボ、イチゴ、メロン、スイカ、キウイ、オレンジ、マンゴー、アボカド、キュウリ、ニンジン、セロリ、ジャガイモ、トマト、ゴボウ、ヤマイモ、ヘーゼルナッツ、ダイズ(主に豆乳) ハンノキ
1~5月
オオバヤシャブシ
3~4月
日本全国に分布し、公園・水辺や湿地に自生

すでに花粉症と診断されている人が、果物・野菜を食べて体に違和感を感じる症状が誘発された場合には、臨床的に「口腔アレルギー症候群(OAS)」と診断されます。

検査には、血液検査や皮膚テストなどがありますが、血液検査では加熱した果物・野菜で検査します。

陽性が出ない場合は、花粉の面から検査を進めると陰性の結果が出る場合があります。

「口腔アレルギー症候群」は花粉症ではない人にも起こり、即時型食物アレルギーの既往がある人、ゴム製品が原因の「ラテックスアレルギー」皮膚過敏症のある人、ぜんそくやアトピー性皮膚炎のある人にも起こる場合があります。

明らかに科学的なデータが得られているわけではありませんが、例えば普段から腹式深呼吸を行い、交感神経と副交感神経のバランスを安定させて過剰な免疫反応を抑えることで、症状が起きにくくなるケースも時には経験されるので、試みる価値はあると私は個人的には考えています。
呼吸免疫研究所:渋谷内科・呼吸器アレルギークリニック

 

自分がアレルギー体質であるか?…を自宅で検査できるんですね…

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「花粉・食物アレルギー症候群」予防はあるのか?

様々な医療サイトがあり、素人が無責任な情報や指導をしてしまうこともあり、社会問題になっていることを十分理解している上で、それでも私個人がお知らせしたいことがあります。

「ひとつのことに注意しても、身体をつくるおよそ60兆個の細胞が、それぞれの機能を適正に発揮しなければ健康体にはならない」

…と、言うことです。

体を温める温活!でも、運動をしなければ健康的な温活ではありませんし、腸内細菌が乱れていれば様々な病気を引き起こします。

ひとつの情報にストイックになってしまうと「生きる」という先に、行き詰まりを感じてしまうと思うのです。

心も健康に向かっていなければ、体の不調としてあらわれてしまいます。

生活の何気ない意識と行動(習慣)で「予防」に繋がるのであれば、それほど楽なことはないですし、楽しく充実した時を過ごしていかれるのではないでしょうか。

現代人は「未病状態」であるとされ、誰もが明日、何かの病が体に現れるのかもしれません。

 

「食事・運動・睡眠」と、健康を語れば絶対登場するこの3つ。

でも、生きていく体の基本なのだから、当然です。

遺伝的な体質で苦労されている方もいらっしゃると思いますが、自分の体のことは自分で状況を把握して管理をする。

自分の体にとって「命を脅かすモノ」であるならば食べないで、代替食品で楽しめられるように…注意は怠らない。

危険なことは回避して、生きていくための3つの基本「食事・運動・睡眠」に気をつけていく!

たまにはジャンキーな「体に悪いかも?」と思われる大好きなモノを食べて、後の食事の解毒できるお食事で調整できるような「食べて!生きて!楽しんで!笑う!」という心理的なことも重視していくことが大切だと思います。

 

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アレルギー問題で思うこと

何でも「抗菌!抗菌!」と神経質になってしまう状態が、第二のアレルギーを生むとも言われています。

私はストイックになることなく、重要項目をおさえて注意するべきことは注意して、少々の菌などに対しては自己免疫力をつけておくことが大切だと思っています。


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