TOMOIKU*ブログ
12.252016
どうしてガンになる?(3)ダイエット・太りすぎ・喫煙・飲酒などの危険性

がんになりやすいダイエット・喫煙・飲酒などの警告
がんになりやすい要因を探っていきます。
要因は何となくみなさんも情報を得ていると思いますが、ダイエットに関して警告をしていることが多いのが、現代の特徴かもしれません。
極端なダイエットによる解毒作用の低下
女性はモデルのようなスタイルに憧れてスリムなのに体型を気にして、ダイエットに熱心というより過剰で極端なダイエットをしがちです。
実際20代女性の5人に1人・30代女性の6人に1人がBMI18.5以下の痩せすぎです。
痩せすぎはがんの死亡リスクを標準の人よりも、男性で2倍・女性で1.4倍あげてしまいます。
過剰なダイエットによって、摂取カロリーが極端に不足することで、体温が下がり、体の代謝や免疫力が下がってしまいます。
感染症にもかかりやすいので、要注意です。
そして、体に必要な炭水化物やたんぱく質が不足状態になることで、肝臓の解毒作用が落ちてしまうのです。
BMIとは…体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数のことです。
体重と身長の関係から肥満度を示す体格指数(BMI)と適正体重を計算してくれるので、自分が痩せているのか?標準なのかを調べることができます。
大腸がん・胃がん・肝がんなど、質問入力をすると、がんになる確率も計算してくれるので、自分の体を調べてみてはいかがでしょうか。
太りすぎ・痩せすぎのリスクを、上記の「生活と実務で役立つサイト」で自分のBMIを調べて、照らし合わせてみましょう。
男性痩せすぎと太り過ぎの両方とも、がんのリスクをあげています。
女性で気をつけなければならないのは、肥満が乳がん(閉経後)のリスクを上げるのは確実で、大腸がん、肝臓がんのリスクも上げてしまいます。
喫煙者の発がん性物質は危険
たばこの影響を連想されるのは「肺がん」ですね。
しかし、たばこの発がん性物質が胃・食道・すい臓などに蓄積されるのでがんになるのが肺とは限りません。
女性喫煙者は、濃縮された発がん性物質に膀胱の粘膜が慢性的にさらされるために、膀胱がんリスクは6.5倍にもなる。
喫煙によるがんのリスク
- 男性…がん全体1.6倍 ・ 肺がん4.5倍 ・ 食道がん3.7倍 ・ すい臓がん1.8倍 ・ 胃がん1.7倍 ・ 大腸がん1.4倍
- 女性…ガン全体1.5倍 ・ 膀胱がん6.5倍 ・ 肺がん4.2倍 ・ 乳がん1.9倍(閉経前3.9倍)
飲酒によるがんリスクは結構大きい!
飲酒との関連は肝臓がん・大腸がん・食道がんが代表的ですね。
更に、口唇・口腔・咽頭・候頭がんなどの可能性も高くなります。
女性は男性よりも一般的にアルコール処理能力が低いので、注意が必要です。
飲酒によるがんのリスク
- 男性…がん全体1.6倍 ・ 食道がん4.6倍 ・ 大腸がん2.1倍
- 女性…乳がん1.8倍
節度のある飲酒量
- 日本酒 1合(180ml)
- 焼酎 0.6合(100ml)
- ウイスキー ダブル1杯(60ml)
- ワイン グラス2杯(200ml)
- ビール 大ビン1本(633ml)
がんのリスクが上がる!喫煙+飲酒
喫煙者が飲酒をすることで、がんの発生率はすごく上がります。
原因として、アルコールを分解する酵素がタバコに発がん性物質を活性化させるためです。
わかってはいるけど…やめられない!そんな方は禁煙か禁酒のどちらかを行うなど、量を減らす努力などをした方がいいでしょう。
次は、予防方法「がんを防ぐための新12か条」と治療方法です。
<健康を意識した目的別レシピ>




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