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ネバネバ「ムチン」夏は食べて!プラス食材で効果アップ!体のお掃除作り置きレシピ

 

ネバネバ成分「ムチン」の健康効果は?ロハスな食材

ネバネバ料理が体にいい!っていうことは、ご存知の方が多いのではないでしょうか。

ネバネバ成分は、水溶性食物繊維の「多糖類ムチン」と言って、糖分の消化吸収の速度を緩やかにしてくれて、血糖値を安定させて肝機能・腎機能を高めて、免疫力がアップの効果があると言われておりますが、⾼分⼦の多糖類とたんぱく質が結合したもので、動物の粘液に含まれるムチンとは異なるものと判明いたしました。

植物のネバネバ成分を「ムチン」と呼ばれていることを、医療や料理などの書籍、医療系HPなどで多く表現されているので、私自身も「ムチン」と定めていました。

あのネバネバした成分は、糖を多量に含む糖蛋白質(粘液糖タンパク質)の混合物で、細胞の保護や潤滑物質としての役割を担っています。

食品としての分類では「水溶性食物繊維」に分類されます。

 

ムチンとは動物の上⽪細胞・粘膜・唾液腺などが産⽣する粘性物質の総称で、糖たんぱく質の⼀種で、アミノ酸がつながったポリペプチド鎖に糖鎖が枝状に結合した構造をもつもので、オクラや⼭芋などに含まれるぬめり成分もムチンと呼ばれることがあり、これは⾼分⼦の多糖類とたんぱく質が結合したもので、動物の粘液に含まれるムチンとは異なります。
『デジタル大辞泉』改稿

 

 

ネバネバ成分の健康効果と食材

ネバネバ成分が体にいいと、多くの人に知れ渡るほどの健康食材になりました。

  • 粘膜を強化する効果
  • 免疫力を高める効果
  • 疲労回復効果
  • ドライアイを予防する効果
  • 胃炎や胃潰瘍を予防する効果
  • 肝機能・腎機能を高める効果

ネバネバ食材のいろいろ

  • 山いも
    漢方では「山の薬」と呼ばれていて、滋養強壮に効くとされ、生の山芋の切り口はがヌルヌルして、それが⾼分⼦の多糖類とたんぱく質が結合したものによる粘り気です。
  • モロヘイヤ
    夏バテ改善に役立つ栄養素や成分(カルシウム・カロテン・ビタミンB・ビタミンC・カルシウム・食物繊維)などを補給する夏の緑黄色野菜
  • 納豆
    納豆菌は乳酸菌よりも強く長く腸内の腐敗菌を抑え込んでくれる整腸作用があり、血液をサラサラにして血栓症を防ぐ効果があります。
  • オクラ
    切ると星形で可愛いオクラですが、切ると中はヌルヌルしてムチンが含まれ、免疫力を高める成分が複数含まれています。
  • 海藻類(ワカメ・コンブ・メカブ・もずくなど)
    フコイダンというヌメリ成分に多く含まれる天然成分で粘質多糖類の一種で、自然治癒力を正常化させる効果があります。
    細菌やウイルスから守ってくれる成分で、免疫力を正常化させるほかに、抗腫瘍・血液上昇抑制・中性脂肪抑制・抗アレルギー・肝機能向上・血液凝固抑制作用など、多種の研究で自然治癒力を正常化する効能が明らかになっています。

 

ネバネバにキノコ類をプラスして腸内環境の改善をオススメ!体のお掃除作り置きレシピ

胃炎や胃潰瘍を予防する効果があるネバネバ食材には、キノコ類をプラスすることで、便の量を増やすことができ、腸を刺激して蠕動運動を促してくれるので、腸内の老廃物を絡め取って便として排泄することができます。

えのき茸などに含まれているキノコキトサンは、β-グルカンやキトサンなどが複合したもので、食物繊維の一種です。

キノコ類の食物繊維には整腸作用があって、腸内で有害物質と脂肪を吸着して排泄するので、腸内の善玉菌を増やしやすい環境ができます。

そして免疫細胞を活性化させて免疫力向上に役立ち、発がん予防・がん細胞増殖抑制が期待されているのです。

 

排水管の掃除のイメージをしてみてください。

ブラシのように管に付着しているものを絡め取り除く食物繊維と、傷ついた表面の膜の保護をするネバネバ成分のヌメリ。

キレイになった管では良いものが育ちやすいと思いませんか?

食べ合わせによって、相乗効果があるのです。

ネバネバ料理にプラスしてほしい食材は「キノコ類」で特に食物繊維が多い「えのき茸」です。

 

ネバネバ食材を生かした「体のお掃除」作り置きレシピ

山芋などは食べる直前に料理しなければなりませんが、野菜類のネバネバとキノコ類の作り置きを作っておくことで、主食であるごはんやうどん・そばなどにかけて食べることができます。

冷奴などに添えたり、そのまま食べたりしてネバネバしているだけで淡白な味なので、レパートリーを広げることができます。

今回は、冷蔵庫で3日保管可能の作り置きレシピです。

材料

  • オクラ
  • えのき茸
  • なめこ
  • めかぶ(海藻類)

作り方

  • めかぶ(乾物の場合)は商品説明書通り戻して、熱湯を通しをください。
  • オクラとえのき茸は、1分ぐらい湯がいてください。
  • なめこは熱湯に通して洗う感じです。
  • ボールに入れて、だし汁・醤油・油(好みでオリーブオイルやごま油)で味付けしてください。

画像では、うどんに盛り付けています。

鶏肉が入っているうどんつゆを作って、長いも・のり・みょうが・生姜を添えています。

鶏肉のお汁にしたので、たんぱく質が不要でしたが、添えるものはお豆腐でもOKです。

 

「えのき茸・山芋・めかぶのネバネバ梅和え」ビールのおつまみ

材料(梅干し1個に対してのレシピ約2人分)

  • 梅干し 1個
  • 長いも 100g
  • めかぶ 40g
  • えのき茸 30g

作り方

  • 出汁大さじ1・醤油小さじ1・みりん小さじ1を作ります。
  • 長いもは皮をむいて、袋に入れてたたきます。
  • えのき茸は1分ほど湯がきます。
  • めかぶは商品説明書通り戻して、熱湯を通しをください。
  • 梅干しは種を取って、果肉をたたいて、すべての材料を混ぜてできあがりです。

私はこの基本にしゃぶしゃぶ用の豚肉を添えて食べます♪

他に添えるものによっては、醤油もプラスして食べてくださいね。

ネバネバ料理でも、山イモ類を生で食べる場合は、新鮮なうちに食べないと変色するので、作り置きにはむきません。

これに納豆まで加えて食べる時もありますが、淡白な味なのでアレンジしやすいと思います。

夏には食べていただきたいネバネバ料理です。

 
TOMOIKU*Recipe by purpose 
<健康を意識した目的別レシピ>
   




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