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TOMOIKU*ブログ
6.232016
ストームグラスは美しい天気予測のセンスいいオブジェ!
大人は「静」の幻想に魅せられ、子供は「好奇心」の不思議な世界を知る
美しい結晶は姿を変えて美しい
1日の寒暖差でその姿を変える、結晶を観察する幻想的なインテリアです。
朝起きて…帰宅後にまた結晶を見てみると、姿が変わっていることに感激しちゃいます。
欧州に伝わる天気予報「ストームグラス」
17世紀ヨーロッパで発明され、19世紀初頭にイタリアからイギリスへ渡り広まったストームグラスは、主に航海時の天気予測器として使用されていました。
当時の英国政府は海難事故を防ぐため天気予報の実用化を試みて、海軍の測量船ビーグル号の司令官ロバート・フィッツロイ提督が研究を進めていたのです。
フィッツロイ・バロメーターと呼ばれる水銀気圧計・温度計・ストームグラスを一組にした計器を漁港に配備し、その後人々の生活の身近なものとして、大流行しました。
ストームグラスが示唆する結晶化について、気温や気圧、大気中の電位変化に影響を受けて後の天候を予知する、また現象の変化によって雷雨がやってくる方向が読み取れる。
液体の中身は水を入れて5種類で、蒸留水(精製水)・エタノール・樟脳・硝酸カリウム・塩化アンモニウム若しくは硝酸アンモニウム・塩化カリウムアンモニウムで作られています。
1863年出版 ロバート・フィッツロイ 「Weather Book」
ガラスの中で温度や湿度によって日々変わる結晶はとっても神秘的で、天候によっては、小さな空間にまるで雪が降ったように見えて幻想的。
しかし、結晶化現象については謎が多い事がわかり、結晶と天気との関係性は科学的に解明されていないのです。
科学的な解明も知りたいところですが、結晶の美しさはそのまま「幻想的な美」として受け止めて、後世にも残しておきたいものです。
ストームグラスでは天候をどのように表現するのか
<ウィキペディア参考>
晴れ…ガラス管内の固形分は完全に底に沈み、液体は澄みきる。
曇り・霧雨…沈殿物の量が徐々に増え、星のような形のものが透明の溶液中を浮遊する。
雨…沈殿物の量が徐々に増え、星のような形のものが透明の溶液中を浮遊する。
強風…シダの葉に良く似た結晶がある。
嵐・雷雨…固形分の一部が溶液の表面まで達し、大きな葉のような形になる。溶液は濁り、発酵しているように見える。この現象は天気の変わる24時間前に見られる。
ストームグラスと気温
【暑い日】
とても天気がよく暑くなるときは、沈殿物は管の非常に低い位置までしか積もらない。
【寒い日】
特に雪や霜のときには、管の高い位置まで沈殿物が積もる。内容物はとても白く、浮遊する点状のものが見られる。
風や嵐が接近してくるときは、接近してくる方向の反対側のガラス管の壁に沈殿ができる。
本当に不思議です。
そして、偶然発見された物なのか、何かの根拠があった物なのか…
現代になり、天気予報も当たる確率が高くなり、ストームグラスがインテリア化されていくことを、17世紀で実用化してきた人々は想像もしなかったでしょう。
大切にしたい、「センス良い一品」です。
詳細はこちらから:Perrocaliente / Tempo Drop (テンポ ドロップ)
「Perrocaliente」とは、スペイン語でホットドッグのことです。「ペロ」が「犬」で「カリエンテ」が「暖かい」という意味で、英語の「hot dog」をスペイン語ではそのまま直訳していますが、愛嬌のある響きと語源のゆるさからかわいいブランド名ですよね♪
インテリアに…プレゼントに…天気を予報してくれる「ストームグラス」おすすめです。
<健康を意識した目的別レシピ>
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