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甘い野菜が中性脂肪の原因に?「甘い」という言葉の裏側!糖度=甘さではない!

トマトを例にしていますが、トマトが悪いということを言っているのではありません。
そのことをご理解いただけますよう、お願いいたします。

「甘い」という褒め言葉の裏側

農家の方の努力もあって、甘い野菜が市場に多く出荷されています。

品種改良が進み、酸っぱい野菜や苦い野菜が、子供でも美味しく食べられるようになっています。

そして、その野菜は高級ブランド化できることもあり、糖度が高いと「良い野菜」という傾向にあります。

トマトは酸っぱくて嫌いな子供が多かったのはひと昔前。

今のトマトは果物のように食べられます。

甘いほうれん草は、従来のほうれん草の苦味のようなアクを感じることがないモノに変わっています。

トマトに限らず、従来酸っぱい野菜や苦いはずの野菜が、「甘い」というだけで「おいしい」という言葉に変わっていきます。

甘いものが美味しいもの…というニーズにこたえるかのように、次々とクセのある野菜は甘くなっていきます。

私が子供の頃だった50年前、父方の実家で家庭菜園のトマトに砂糖をかけて食べていたのを目にした時、びっくりしたことがあります。

そのくらいトマトは酸っぱかったのです。

いつのまにか、子供でも食べられるトマトになって、食べやすくなっています。

もちろん食べないよりも、食べたほうがいい…。そう思っています。

でもとても不思議な気持ちで過ごしていました。

表記で間違えないで!「糖度=甘さ」ではない

トマトに甘さを求めるのは、世界では見ない「日本ならではの食文化」です。

日本人は柔らかくて甘いものが、良いもの感じる人が多いようです。

そして一昔前と比べると、現代人の”甘さ”に対する要求値が高くなり、糖度13度以上ないと甘く感じられなくなっているのです。

微妙な甘さや旨味などの味を感じ取る能力が少しずつ失われていることは、とても残念なことですね。

フルーツの宣伝広告に「糖度◯◯で甘い!」…と数値化して甘さを表現していますが、糖度が高いから甘いという訳ではありません。

糖度の数値のみを信頼して買っても、期待した甘さではないことがあります。

それは糖度は甘いという、表現の錯覚をおこさせている販売戦略です。

糖度とは、「糖分」の量を示す指標で、1gのショ糖が水100gに含まれている時、その糖度は「1度」となります。

糖度計で測定した数値は糖分の総量ですから、果糖、ブドウ糖、ショ糖の糖分のバランスが違えば、当然甘さに違いが生まれます。

普通のトマトは糖度が4~6度・りんごが12~15度・人参が5~7度・イチゴが8~9度・温州みかんが12~14度・レモンが7~8度の糖度を持っています。

レモンなどの果実の場合、その他酸味があるので、酸っぱく感じるのです。

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甘い野菜が中性脂肪の原因になっていた

糖度10度のフルーツトマトを栽培している町で、トマト農家の方が出荷しきれない量の収穫時に、甘いトマトを毎日何個も食べていたところ、中性脂肪が上がってしまった話があります。

1人だけではなく、フルーツトマト農家の町全体でおきたことです。

原因はフルートトマトを大量に食べ続けたことです。

糖度10度のトマトであれば、スイカやパパイヤを大量に食べ続けたのと同じことになり、中性脂肪が高くなって当然です。

トマトはリコピン・カロテンが豊富な健康に良いものなのに、検診で中性脂肪の高い原因がトマトと言われてショックを受けたという話でした。

まさか健康に良いと言われている野菜が健康を害する要因になっていたなんて、普通は考えられません。

糖度の高い高級フルーツトマトを毎日何個も食べられる環境にある方は少ないと思いますが、やはり良いものでも大量に食べれば害になります。

品種改良で、良しとされている苦味や辛味の中に含まれる成分が変わり、栄養全体が糖分に変わっていってしまうことに、注意していかなければなりません。

昔から受け継がれている固定種で無農薬の野菜を食べると、甘味もあり全体的な味が濃いです。

そして、旬のものは季節感があるだけではなく、味もしっかり詰まっていますし、自然のリズムの中でその時期にもっとも栄養価が高くなるようにできています。

 

市場で糖度が高いから甘いという訳ではない

甘いということだけが良い品・高級品という訳ではない

良いものでも大量に食べれば害になる

 

苦味・辛味などを苦手と感じるかもしれませんが、その中に栄養が凝縮されているという、先人の言い伝えは現代でも受け取っておきたいと思うのです。




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