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TOMOIKU*ブログ
3.12017
【弥生】ていねいに暮らす-3月のくらしは旬の食材で心と体に活力を!
ていねいに暮らす」ことは、美しい四季、それらを彩る行事をちょっとだけ心の中に置いて、
自分や家族、愛する人を大切にする暮らしが原点です。
Contents
ていねいに暮らす3月のくらし「春は体も社会もスタートの季節」
自然界では木の芽は芽吹きはじめ、その木々に鳥たちがにぎやかに啼きはじめ、我家の木蓮の花の蕾がふくらんできています。
木蓮の花は、人の両手を合わせているように見えることから、命名されたという話もあるようですよ。
3月は「弥生-やよい」といいます。
木や草が生い茂る「木草弥生月」から「弥生」と言われていますが、「桜月」とも言われています。
旧暦の3月は竹が黄ばんで落葉することから「竹秋」なんて言っていたようですよ。
2月の「三寒四温」からだんだん暖かい日が増えてきます。
※「三寒四温」の季語は秋ですが、大陸から伝わってきた言葉なので秋ですが、日本の気象上は2月にあたるそうです。
意味は3日寒いのが続き、4日暖かい日が続き、それを繰り返している状態のことです。
やわらかい日差しを浴びて木の芽がふくらみ、私と愛犬若葉の散歩道では「つくし」が頭を出す頃です。
旬の食材を生かして、春のスタートを!
春はこれから芽を出すぞーという食べ物にエネルギーが詰まっているので、そのような「活動エネルギー食物」いただきましょう。
冬眠状態のままだとやる気にならず、力不足の体のエネルギーを取られていくだけです。
冬眠から目がさめた熊はふきのとうなどの苦い新芽を探すように、私達もニョキニョキと顔を出す食べ物を、できることなら朝・昼に食べてくださいね。
春の旬の食べ物は、冬の間にたまった老廃物を出すデトックス効果があります。
菜の花
春先に街のあちこちに明るい黄色の花を咲かせている、菜の花。
食用としても、とても人気があって、ほろ苦さが癖になる大人の味ですね。
ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスの緑黄色野菜で、カロテン・B1・B2・葉酸・カルシウム・鉄等のミネラル類も豊富に含んでいます。
色もとてもきれいなことから、春の食卓を彩ってくれますね。
ふき
ほろ苦い独特の風味が好きで、やみつきになる方も多いふきは、収穫から時間が経つにつれてアクが強くなるので、処理済みの水煮が市場に出てますが、春には生のふきを食べてみてください。
下処理の段階で板ずりをすると皮がむきやすくなって、色も鮮やかな緑になります。
春先に地面からひょこっと顔をだすふきの花の蕾の部分の「ふきのとう」は、天ぷらにしていただいて春を感じることができますね。
大根おろしがいっぱい入っているだし汁や、甘みもある岩塩などでいただいても本当に美味しいです。
うど
力強い大地の香りが特徴の山菜のウドは、シャキシャキとして歯ごたえが好きな方もいらっしゃるのでは?
旨味成分のアスパラギン酸が含まれていて、美味しいですね。
皮から穂先と、料理中に捨てる部分がほとんどないので、まるごと食べられる食材ですね。
わかめ
海で囲まれている日本は、世界一海藻を食べる国です。
わかめは、毎日いただくお味噌汁などの具材にしたり、酢の物にしたりと、和食のシーンにもっとも使われる食材ではないでしょうか。
わかめには、動脈硬化・高血圧を抑えるアルギン酸や・ヨウ素・カロテン・カルシウムなど、わかめに限らず栄養たっぷり。
旬な時にわかめが主役になれるようなお料理も考えたいです。
旬の食材を生かして、3月を乗り切りましょう!
種 類 | 旬のもの |
---|---|
野菜 | 菜の花 ふき ふきのとう うど あしたば かぶ わらび 春菊 水菜 みつば カリフラワー ブロッコリー セロリ クレソン せり キャベツ にら 玉ネギ パセリ セロリ ゆりね わけぎ わらび など |
果実 | オレンジ キウイ(ニュージランド産) でこぽん はっさく など |
魚介類 | さより さわら しらうお しらす たい ほうぼう さかさぎ など |
海鮮物 | あおやぎ あさり はまぐり 赤貝 ズワイガニ 甘エビ ヤリイカ イイダコ カキ 数の子 はまぐり ひじき わかめ など |
その他 | たまご(産卵数の減る冬に母体内で熟成されておいしい) |
おすすめレシピ
うどとわかめのぬた(酢みそ和え)
うど・わかめ・わけぎと旬の物で、味噌とお酢の発酵食品を使った満点料理です。
材料(2人分)
- うど一本 1本
- 生わかめ ひとつかみ
- わけぎ 10本
- ☆みそ 大さじ1サジ半
- ☆酢 大さじ1
- ☆みりん 大さじ1
- ☆砂糖 大さじ1
- ☆からし 好み
作り方
- うどの皮をむき、4cm程度の短冊切りにして酢水に5分ほどさらす。 (酢水:水500ccに酢小さじ2を加える)
- 生わかめを一口大に切る(生の場合、5分ほど水にさらして塩をぬく)
- わけぎは塩少々(分量外)を加えた熱湯でさっとゆで、水に取って絞り、4cmの長さに切る。
- ☆を全部混ぜて酢味噌を作る。
- うど・わかめ・わけぎを器に盛り付けして、酢みそをかけてできあがり(^^♪
菜の花はおひたしも美味しいですが、「菜の花ごはん」もおいしいですよ。
塩を少々加えた熱湯でちょっと固めに茹でて、水にさらしカットしてご飯い混ぜます。
好みで塩・胡麻・桜えびやしらすなどを加えると、味も色も抜群!
旬の食材を生かして、活動エネルギー食物で体を整えましょう。
<健康を意識した目的別レシピ>
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