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TOMOIKU*ブログ
10.72016
外見が変わらない「サルコペニア肥満」が危険!寝たきり生活習慣病のリスクが上がる30代

「サルコペニア肥満」は外見が変わらないから怖い!
誰もが病気をしないで人生を過ごしていきたい…そして、寝たきり老人にもなりたくないと思っていませんか?
あぁ~!働きたくない!外に出たくない!…そのような悩みは「健康」であることが前提の悩み。
外見が変わらない状態でも「サルコペニア肥満」になっていることをもっと自覚しなければ、あなたは寝たきり老人になるかも!
私は両親を病死で看取っているので、病気で寝たきりになっている苦痛を見てきました。
寝たきりになる苦痛は図り知れません。
そのようになる可能性を秘めている「サルコペニア肥満」について調べてみました。
「サルコペニア肥満」が原因で起こる生活習慣病
サルコペニア肥満とは?
サルコペニア ⇒ 筋肉が病的に減少してしまう状態で、体力の低下と生活機能の低下
肥満 ⇒ 体脂肪が重なって起きる状態で、心疾患・糖尿病・脳卒中などの危険因子
<出典 サントリー健康情報レポート>
この2点の条件が重なることで「サルコペニア肥満」になり、生活習慣病や寝たきりになるリスクが高まってしまうのです。
寝たきり生活習慣病のリスクが上がる30代
悲しいことに人の筋肉量は通常、年齢とともに減っていき、20~30代ではすでに減少傾向になるため、特に注意しなければならない年齢で、40代からはすでに発症しはじめるのです。
外見や健康診断で自分が「サルコペニア」になっていることを注意してくれることは少なく自分で意識して生活をしなければなりません。
体重を減らしたいと思った時、たいていの方はまず食事の量を減らすことを考えると思いますが、減量一辺倒のダイエットはたとえ体重が減っても、将来の病気のリスクを高めてしまう可能性があるのです。
食事制限中心のダイエットや運動不足の方は、体脂肪だけではなく筋肉量も減らしてしまい、筋肉が減ることで体内の代謝機能が低下し、糖尿病や高脂血症といった太って見えなくてもメタボ系疾患のリスクが高まるのです。
代謝機能だけではなく、立っているのが苦痛になり、立っていられる時間が短くなったり、寝たきりや転倒骨折などを起こすリスクも高くなる病態なので、座ってばかりいる仕事をしている方は気をつけてください。
ダイエットを成功させても、加齢によって後から大きなリスクがあることを忘れないで、健康的なダイエットをしましょう。
「サルコペニア肥満」の対策
筋肉量は筋肉率が測れる「体組成計」を使えば自分でチェックできます。
体重の増減とともに筋肉量もチェックできる「体重測定計」が販売されています。
そして、「筋トレ」はストイックに難しいことをする必要もなく、ゆっくりと動作する「スクワット」で十分です。
運動直後、糖質摂取だけでは効果が小さく「たんぱく質」を摂ることで筋トレによる筋肉増加がさらに強まります。
筋トレだけは、サプリでも食事だけで効果を得られることがなく、自分が動かなければ解決する方法がありません。
効率のよい筋トレ法はまた記事にしていきたいと思います。
自己管理が将来の自分をつくりだす、自分だけの闘いです。
<健康を意識した目的別レシピ>




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