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疲労骨折と蜂窩織炎を経験!心理的ショックで激痩せ後に起きた体の異変

 

心理的ショックで1か月で10㎏激痩せした

ぜい肉がない体…健康的な体…洋服のラインがよく見えるように…と、体型を気にしてダイエットをする方が多いと思います。

筋力をつけて健康的な体を心がけた生活をしていたのですが、愛犬の旅立ちによって、心理的になかなか立ち直れなかった1か月で10㎏、2か月でトータル12㎏痩せました。

関連記事:精神的ショック-ペットロスで食べられなくなる摂食障害に!急性のストレス障害から回復

ダイエットを意識していたわけでもありません。

ただただ悲しく、食べるモノの味を感じなくなり、何も食べたくなくなってしまい、日々泣いて暮らしていた生活でした。

愛する動物を亡くした後にみられる“ペットロス”です。

多くの方々の励ましによって、現在は新しい子を迎えて、悲しみの中からの未来に光が見え、充実した生活をおくれていたのです。

しかし、痩せたことによって自分の体が想像していた以上に大きな打撃を受けていて、病院通いをするようになるとは思ってはいませんでした。

NSNで知り合った方から、急激に痩せた場合、心臓にも負担がかかるので、リハビリ的に徐々に体を慣らしていくことや、健康診断をすすめられていたのですが、ズバリ…その通り、体では大きな異変が起こっていました。

左足の甲の部分が、赤くなり、腫れて痛みがある。

お正月で病院が休診していたので、その間放置していましたが、どんどん腫れていきました。

 

体の異変を隠し切れなかった

動物の健康だけではなく、飼い主も健康を心がけないと愛する子達を守ってあげられない…。

私はそう思っています。

愛犬を亡くし不健康な心と体になってしまったけれど、かわいい子達を迎えることによって、私の心は平常心に戻りつつあります。

散歩によって外に出るようになり、風を感じたり四季の移り変わりを犬達と話をしたり…

そんな気持ちになれて、本当によかった。

亡くなった犬との思い出も、悲しい思いから、楽しく幸せだったかけがえのない思い出へと心の中を埋めることができるようになってきたのです。

 

保護犬のPonは、散歩が大好き。

1日3回の散歩を、嬉しそうに走り…リズミカルに歩き…草の臭いなどを嗅いで…

保護犬ということもありPonとは信頼関係を築き、嬉しい時間を増やしてあげたいという思いで、いっしょに走って遊んで…外でお話して…と、楽しい時間を過ごしていました。

家族は私のその様子を見て、健康的に散歩をして微笑んで…Ponや仔犬の紅葉に話しかけている…「本当によかった」と安堵していました。

しかし、年末の掃除や買い物…そしてお正月の準備…と忙しい時期と重なって、腰が痛くなっていたのです。

お正月のおせち料理は取り寄せていたのですが、やはりお正月から取り寄せだけの食事だなんて…家族や来客に対して失礼だと思うし、年の初めの料理を適当に済ませたくない気持ちが大きかったので、丸2日間台所に立っていました。

腰が痛いのは長時間台所仕事をしていればいつものことだと思っていたし、今まで散々家族や知り合いに心配かけてしまったので、ちゃんと「料理のもてなし」はしたかったのです。

でも、体がついていきませんでした。

正月から、左足の甲が異様に浮腫んできて痛い…

疲れからかなぁ…と、放置していたのですが、さすがに歩き方など家族に隠しておくことができず…

そうやって、無理するから…と怒られて(笑)、4日に病院に行きました。

 

健康的に痩せないと危険

更年期障害も終わり、健康になっていたので、骨密度も平均よりも高い数値だったので、まさか自分が疲労骨折をすると思いませんでした。

体重が12㎏痩せたのは、脂肪が減っただけではなく「筋肉」もなくなったのです。

長年付き合ってきた体重から、急激に10㎏以上痩せると、体が軽くなった感覚はありましたが、それ以上に体力がなくなったことを感じました。

悔しいのですが、主人は私と結婚してから体型が変わっていません。

息子達もベスト体重を維持しているので、健康に注意している私の体重の急激な変化をすごく気にしていて、「やっぱり体調を崩したなぁ…」という感想でした。

体力や筋力の維持をしないで急激に痩せて、良いことは何ひとつありません。

特に年を重ねてからはキレイに痩せないと、しわだらけになります。

特に頬・首・膝回りなど、シワがすごく目立ちます。

私は精神的ダメージで痩せたのでダイエットはしていなかったとはいえ、ダイエットをする方にお知らせしたいのは、体力をつける運動をしないで、食べないダイエットは不健康にしかならないということです。

 

診断結果は疲労骨折と蜂窩織炎

病院でレントゲンからMRI…血液検査と様々な検査をしました。

検査の結果、左足の浮腫と痛みは、疲労骨折と蜂窩織炎でした。

 

疲労骨折とは…骨密度が高くても注意!

「疲労骨折」とは、体の一部に軽い衝撃が継続的にかかったり、同じ動作を繰り返したりすることで、骨に疲労が蓄積されてヒビが入ったり骨折してしまう症状のことを言います。

相当骨がもろくなっていたのか?

そういう訳ではありませんでした。

私は更年期以降、骨粗鬆症になりやすくなるので、骨粗鬆症の予防には気をつけている食生活をしていました。

骨密度は若年成人比較(%)で、80%以上が正常・70~80%で骨量減少・70%以下は骨粗鬆症となり、80%以上は正常数値です。

もうすぐ60代に突入する私の身体全体の骨密度は平均は96%でした。

健康診断でも褒められていたのに…疲労骨折だなんてヾ(^o^;)

今回、検査しても92%だったので、骨折するなんてヾ(^o^;)

でも、急激に96%から92%にまで骨密度は落ちてしまうものなんですね…。

すごくショックでした。

私が疲労骨折になった理由は、骨を守る筋肉が落ちてしまったからなんです。

そして、たとえ筋肉が備わっているスポーツ選手でも、短期間に集中的なトレーニングを行ったときに過度な衝撃によって疲労骨折は起こり得ることなのです。

血液検査や他の検査などで、同じ症状である“痛風”ではなかったので、ちょっと安心しました。

疲労骨折の原因

骨密度など、骨自体がもろくなってしまうと、疲労や骨への衝撃などで耐えられなくなってしまうことが原因のひとつです。

私の場合、骨だけが強く出来ていても、筋肉が落ちてしまったことで、走ったり掃除中に高い棚など背伸びをしたりすることで、小さな衝撃が継続的に骨の一か所に負担をかけていたため、少しずつ痛めていたのだろう…とのことです。

アスリートで体を鍛えているからあり得ないと思っていても、過度なトレーニングによって、起こり得ることであることには、注意が必要です。

日常生活や仕事においても、同じ体勢で長時間の作業、体の一点の部位に集中的に負荷をかけている場合は、筋肉のコリと共に、骨も気をつける必要があります。

偏った食生活による栄養不足や、女性特有の疾患であるホルモンバランスの乱れ、特に更年期障害前後には注意することで、疲労骨折を避けることができます。

骨の強度や弾力などを作り出しているのは、タンパク質に含まれているコラーゲンがリン・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルと組み合わされてできていくので、その一部だけを食べていればよいというものではありません。

不足しても問題ですが、現代では加工食品や保存料に含まれている「リン」の過剰摂取も問題です。

リンを摂りすぎると、カルシウムの吸収を抑制してしまうので、加工食品を食べることには注意が必要なのです。

今回私が痛めたのは、中足骨でした。

台所作業で腰が痛かったのですが、その痛みを軽減さすような体勢を取っている上、ペットロスの最中は、歩いたり走ったりしていなかったのに、急に走り出したり…と、痛いのに無理して動いていました。

腰が痛くても、体を痛めるのは足でした。

疲労骨折は下半身の骨に発症することが多く、脛骨(すね)や中足骨(足の甲)に起こりやす部位とのことです。

 

蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは…免疫力が落ちていた

「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」とは、細菌感染による皮下の炎症のことです。

疲労骨折の他に、足の甲部分が赤く腫れていたことから、蜂窩織炎にもなっていました。

同じように炎症を起こして心配なのは「痛風」ですが、爪先付近に歩けないほどの激痛があるわけではないですし、尿酸値などから痛風の可能性はないとのこと。

蜂窩織炎は放置していると敗血症などを引き起こすので、細菌感染を治す抗生剤投与が必要になりました。

足が浮腫んでいる場合、血栓も考えられるので足が浮腫んでいるなぁ…と感じたら、病院で検査をすることをおすすめします。

血栓が原因の場合、その血の塊がどこに飛ぶかわかりません。

飛んだ先が脳や心臓だと、取り返しがつかないのです。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)の原因

毛穴からも細菌は感染しますが、私の場合は痩せたために靴がサンダルのようにブカブカになり、足に靴が擦れる傷ができていました。

その傷にブドウ球菌や溶連菌などの細菌が感染してしまい、表皮下の真皮から皮下組織に炎症を起こしてしまいました。

蜂窩織炎は、虫刺されやころんだ時の擦り傷など、日常のちょっとした傷がきっかけになります。

体のどの部分でも起こりますが、特に多いのが下肢です。

免疫力が高く、糖尿病やアトピー性皮膚炎などの病気がなければ、蜂窩織炎になることはありません。

私は食事を摂ることができなかった間に、免疫力が低下していたのでしょう。

足の小さな擦り傷もなかなか治ることもなく、そのことが原因で細菌が侵入して感染が起こったようです。

蜂窩織炎は足に発症することが比較的多く、皮膚が赤く腫れて熱をおび、触ると痛みを感じます。

身体の小さな部位であっても、「浮腫」は何かしら体に良くない原因があるものです。

大きな病気になってしまう前に、病院へ行くことを強くおすすめします。

 

健康になるのはコツコツ…不健康になるのは簡単

長年仕事をしてきて、健康管理も仕事の一つと思っていましたし、健康でなければ得られないことが多いことも、年を重ねるとつくづく実感するものです。

自分の体を甘やかしていると、大きなツケが後から訪れて、家族に迷惑をかけてしまう。

そういう自分になりたくないと、食事や体重、血圧など“健康であること”が未来を司るとして、気をつけてきました。

心理的ショックが大きかった愛犬の旅立ちは、想像を絶する苦しみでしたが、多くのことを学び、健康であることは、自分を取り巻く環境に感謝することに値すると思わせることでもありました。

“健康的な身体”は、コツコツと積み上げてきた努力も、一瞬で崩れてしまう…

そんな経験でしたが、基本の体が健康だったので、まだまだ挽回ができると思っています。

元の食生活に戻し、小さくなった胃を徐々にならして、疲労骨折が治るまで椅子に座りながら筋力を鍛える方法で「体の力」…「生きる力」をつけていこうと思います。

骨密度…また96%に戻すように、頑張ります!

 
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