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七草粥の1年の無病息災!お粥メリット♪健康ダイエット習慣-粥有十利

 

七草粥の日-無病息災

今日、孫とスーパーに買い物に行ったら、野菜売場コーナーに“七草粥セット”が販売されていて、孫に「何?何?」と質問をされたので、説明に!
七草粥七草かゆ
おっと!大根とカブの別名を忘れてしまった!
孫に“七草粥”について教えるために、購入!

そして我家は「クコの実」(上記中央赤い実3個)も添えています。

クコの実には血圧や血糖の低下・抗脂肪肝・精神の強壮作用・血行改善・眼精疲労の回復・免疫機能調整などがあるとされています。世界三大美女と言われる楊貴妃も、その美しさを保つために一日3粒のクコの実を欠かさなかったというエピソードがあり、クコの実には美容効果も高い食材です。

お正月が明けて食べる“七草粥”
年末年始の暴飲暴食で疲れたからだに優しく、もうお正月気分も終わりと感じ、生活リズムも体も日常に戻していくようにします。

 

七草粥の日の由来

 

「お正月で疲れた胃腸をいたわるため」と言われる七草粥

万病を除き、邪気を払って寿命を延ばすと言われている七草の起源は、弘仁四年(813)朝廷で、正月七日に若菜の御膳を献上したのが起こりだと言われています。その後、朝廷では恒例の行事となりましたが、武家でもこの儀式が厳重を極めるのに至ったのが、江戸時代(徳川幕府)で、「若菜のご祝儀」と称し、諸大名以下登城してお祝いを述べるのを
式例といたしました。又、庶民の間でも、六日の宴から晩にかけて七種の輪かなを生やし、この朝七草がゆを煮てお祝いしました。
真の理由は「無病息災や豊作を祝い、春の七草を食べる」ということです。

1月7日の朝、食べる前に歳神様に感謝し、七草粥を食べて、その後にお正月飾りを片付けるという流れで、お正月も終わりです。

七草の種類

 

七草はパックで売られていることが多いですね。

7つの薬草を紹介します

すずしろ(大根)

ビタミンCがたっぷり含まれていているので、美白作用があり肌を若々しく保ち、風邪予防や胃腸の調子を整えるアミラーゼや便秘に効く食物繊維も豊富です。

すずな(カブ)

大根と同様ビタミンCが豊富で、胃腸の消化を助けるアミラーゼが多く、カブの特徴はむくみを解消するカリウムが豊富なので、正月の暴飲暴食でむくんだ体をリセットしましょう。

せり(日本原産の緑黄色野菜)

風邪やインフルエンザを予防するビタミンA、疲労回復に効くビタミンB群、美容回復を手助けするビタミンC、そして鉄分が含まれている野菜なので、血の巡りを良くして貧血を予防してくれます。

なずな(ぺんぺん草)

ビタミンA・B群・C・カリウム・カルシウム・鉄・カロチン・亜鉛なども含まれていて、万能野草です。

ごぎょう

咳や痰を鎮め、風邪や気管支炎の緩和する効果が期待できます。

はこべら

お腹の調子を整えるだけでなく、利尿作用のあるサポニン、産後にも良いと言われる由来は止血作用のあるクマリンが含まれているからです。

ほとけのざ

疲れた胃腸に良い効果があり、解熱・鎮痛作用があると言われています。

 

お粥を食べる習慣「粥有十利」

 

七草粥には一年健康で食べ物に困らないようにとの願いが込められています。

寒い冬に耐えて、春にはこれからの夏に耐えられるようにと「強い力」をつけた物が多いですね。

春の七草には健康になるための栄養や効能が揃っていて、お粥はからだに優しい食べ物です。

禅寺では毎日朝食にお粥を食べることは、皆さんの知るところです。

禅の世界ではお粥に関する「粥有十利」しゅうゆうじりという言葉があります。

粥有十利

  • 「色」肌つや顔色をよくする
  • 「力」体力をつける
  • 「寿」寿命を延ばす
  • 「楽」食べ過ぎず体が楽になる
  • 「詞清弁」頭の働きが良くなり、言葉も清く爽やかに
  • 「宿弁を除く」胸にもたれない
  • 「風除」風邪をひかない
  • 「飢消」空腹を癒す
  • 「乾消」喉を潤す
  • 「大小調適」お腹の調子を整える

 

習慣にすることのメリット-健康ダイエット習慣

 

様々な効果を得られるお粥…野菜の具材も効果を期待できるものを選んで“おじや”にすると、飽きないと思います

ダイエット効果

ご飯をお粥に変えることで、大幅にカロリーカットができるため、低カロリーのお粥は夕食にぴったりです。

夕食が21時以降になってしまう時などは、消化負担も軽減させるためにも、お粥にすると胃の負担も抑えられます。

お粥を意識しているだけでも、ダイエット効果や体内のお掃除ができますね。

 

体や脳の活動効果

朝ごはんをお粥にすることで体を温める上に、ご飯を食べるより吸収が早いため、エネルギーにすることが早いので体も動き、炭水化物を摂ることで脳も全開で活躍できます。

 

整腸作用効果→美肌の美容効果

温かいお粥は、体内をじっくり温めて腸まで水分を運んでくれるため腸内環境が整備されるため、整腸効果を得ることができます。

体内を温め腸内環境を整えることで、血行がよくなり代謝が上がることでデドックス(解毒)効果があり、お粥は水分が多い食物なので、体の中から保水できるため、美肌づくりに最適だと思われます。

 

お粥習慣のデメリット

 

良く噛まないこと!

トロトロとしているので、咀嚼をしなくても食べられてしまうことは、消化負担がよいはずのお粥を食べても無駄なことになってしまいます。

健康やダイエットを意識している方は、栄養価だけ判断しないで、必ず噛んでくださいね。

 

5歳の孫が作った「七草粥」

 

孫がつくった七草粥

日本の伝統行事に興味があった時に、教えてあげた方がいいのかな?と思い、いっしょに作りました。

七草の一種“なずな”が子どもの身近にある“ぺんぺん草”であることに大喜びしていました。

七草すべてを覚えていなくても、大根・カブ・セリ・ぺんぺん草の四種は覚えたようです。

五歳の子供にとって意味もわからないで日本の行事や伝統を教えることよりも、疑問に思い、何かに触れ、興味があった時に楽しい思い出として覚えていけばよいのでは?…とただ単におばぁちゃんが思うことでした♪

孫がつくる七草粥

孫と一緒に作った七草粥はおいしかったです♪

昔から行われている“食”の行事には、旬としての効能があり、ほとんどが“健康”に繋がっています。

是非、1月7日には「七草がゆ」を食べて、お正月の食べ過ぎの体をリセットしてくださいね。

 
TOMOIKU*Recipe by purpose 
<健康を意識した目的別レシピ>
   




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(合)共育生活研究所

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