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TOMOIKU*ブログ
8.192016
チョコレートは本物を!安いチョコの危険を暴く?健康になるどころかガンや糖尿病に?
チョコレートが健康に効果的という情報
とろけるような柔らかさ…繊細な口どけ…コクの深いカカオの香りのチョコレート
甘いモノが大好き女子には、たまらないフレーズ!
その上、健康にもいい!ボケにもいい!そんな情報を聞いたら、正々堂々と食べたくなるのが人の心情です。
なぜ、チョコレートが良いと言われはじめたのか?
チョコレート7つの健康効果の記事を合わせてお読みいただくと、チョコレートの効果をより深くご理解いただけます。
そのチョコレート選びに、気をつけないと害になる情報をお届けします。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの効果に関しては、ワインなどのポリフェノール同様、体を老化させる活性酸素を抑える働きがあり、生活習慣病に有効であると言われています。
実際に、カカオポリフェノールは血管内皮機能の改善・コレステロール値の改善・血圧低下・心疾患リスクの低減・インスリン抵抗性の改善など、多くの生活習慣病のもとである病気に対して、健康効果が得られるものであると確認されています。
そのような結果から、「チョコレートは健康によい」と良いことばかりを伝えていて、その「条件」を伝えきれておらず、デメリットは知らされていないという実態があります。
高級なチョコレートというのは、ブランドや形や輸入品ではなく、不純物を入れることなく加工された上で、カカオの持ち味を生かせているか?ということを基準に調べました。
純粋なチョコレートをパティシエが美しく形成することも、もちろんあるかと思いますが、高価であることが、健康的なチョコレートという位置づけではありません。
純粋な高級チョコレート「健康的な本物チョコ」とは?
純粋な高級チョコレートは、主にカカオと砂糖からつくられています。
しかし、カカオは非常に高価なため、純チョコ(純粋チョコレート)が板チョコ1枚100円前後で販売するのは困難のはずで、安いチョコレートは、カカオの代わりに別の原料を使い、加工工程でも作りやすい添加物や異種脂肪などを使用しています。
【販売されているチョコレートの原材料】
安価のチョコレート
カカオマス+カカオバター(ココアバター)+砂糖+異種脂肪+添加物
- ◯◯ブラックチョコレート:砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、植物油脂、乳化剤(大豆由来)、香料
- ◯◯ミルクチョコレート:植物性油脂、砂糖、低脂肪ココアバター、ホエイパウダー(乳製品)、ココアバター、レシチン(大豆由来)、香料
一番高い純チョコレート
これはカカオマス+カカオバターだけの純粋なチョコレート
世界中の人々を虜にしてやまないリンドール【リンツ・チョコレート】
食べては危険な添加物が入っているチョコレート
異種脂肪 + 添加物 の理由は、カカオのバター自体の単価は高くはないのですが、カカオバターが入ることで温度管理が難しくなるためコストも上がってしまうので、安価なチョコレートには添加しなければならない事情があるのです。
異種脂肪である植物油脂は酸化しやすいので、プラスチックと一緒の成分が食品で使用されていることで問題視されているトランス脂肪酸で、固形油脂化できる油を使用し、常温でも溶けないように植物性油脂を混ぜることで品質を安定させているのです。
原材料欄には含有量の多い順に表記されるので、上記◯◯ミルクチョコレートでは植物性油脂がもっとも多く使われていることになります。
植物性油脂は「狂った脂肪」といわれているトランス脂肪酸を含み、そのトランス脂肪酸は、アレルギー・糖尿病・がん・うつ病、認知症といった病気を招く危険が指摘されていて、すでに米国などでは使用が禁止されています。
一般的なチョコレートは砂糖の含有量は30~40%程度で、植物性油脂が表記されている場合、40%位と考えられているので植物性油脂と砂糖だけで7割を超えているのです。
その配分が甘くて美味しい…そして、安い!となるのです。
私がいつも購入している「チョコレート効果 CACAO 72%」の材料
- カカオマス・砂糖・ココアパウダー・ココアバター・乳化剤・香料(原材料の一部に乳成分、大豆を含む)
乳化剤と香料など、舌触りの滑らかさや香りをよくするために添加されていますね。
乳化剤の一部である大豆は天然由来なので安全性が高く感じられますが、アメリカ産が多くそのほとんどが遺伝子組み換えされているものを使用しているので、成長期の子供には食べさせたくない添加物です。
関連記事:食品添加物の「乳化剤」は危険?大丈夫?
そうなると何も食べられなくなってしまいます。
では、添加されていてもより良いものを食べるように比較して考えてみましょう。
「ブラックチョコレート」と「チョコレート効果 CACAO 72%」では、同じ1枚(5g)の量のでもカカオポリフェノール量が違います。
- 「ブラックチョコレート」57mg
- 「チョコレート効果 CACAO 72%」127mg
「ブラックチョコレート」の方が甘いですが、「チョコレート効果 CACAO 72%」も程良い甘さがあり、植物油脂が添加されていないので、私はボケ防止で「チョコレート効果 CACAO 72%」を1日2枚おいしくいただいています。
甘さがなくてもいいのであれば72%より86%!甘さがないけれど95%が健康的なチョコレートなのだと思います。
<明治HP 出典>
以前にココアについてを記事にした時に、添加物の害を検証について調べたのですが、チョコレートについても同様なことが言えます。
ココアについての関連記事:純ココアと調整ココアで健康や美容・子どもの成長に繋がるのはどっち?添加物の害を検証
健康に良いという情報で、効果を期待して購入する商品は、調べて選ばなければ、健康効果がないばかりか、悪をもたらす危険さえあるのです。
受験期の勉強の効率化やボケ防止などを効果を期待してチョコレートを買う際には、植物性油脂が入っていない、カカオ含有量の多いものを選ぶことを心がけたいですね。
甘くなくていいのならば、ナッツ類でもいいかもしれませんよ。
ナッツ類の関連記事:美肌や健康の味方!アーモンド・ナッツ類に含まれる栄養成分1日数粒でアンチエイジング効果
本物のチョコレートがおいしいショップ!安心材料!
なかなか本物のチョコレートを入手するのは大変です。
安心できるチョコレートの銘菓のひとつ、スイスのプレミアムチョコレートブランド「リンツ チョコレートLindt」が楽天市場にあります。
食べやすい一口サイズのエクセレンス・70%で、豊かなカカオ豆の風味とわずかなナッツ感のあるチョコレート。
ロースト感はしっかりありますが、酸味、苦みが少なく食べやすいです。
マイルドで全体のバランスが良いので、ハイカカオのチョコレートがはじめての方にもおすすめです。
【カカオ含有量】70%
【内容量】110g(20個)
【原産国】フランス
【原材料】カカオマス、砂糖、ココアバター、バニラビーンズ
【アレルギー】ヘーゼルナッツ、アーモンドを使用した設備で製造しています。
チョコレートの原料であるピュアカカオマスに限りなく近く、溶け始めがかなりスロースタートで、さらにねっとりした舌触りなので、ゆっくり時間をかけて、力強いカカオ感と豆本来の風味が楽しめるチョコレートです。
溶け終わりにわずかな渋みも感じる。
ダークチョコレート好きな方の上級者向けハイカカオチョコレート。
70%→85%→90%とステップアップしながら召し上がられることをお勧めします。
通常よりもタブレットひとかけらの厚みも薄く、大きさも小さく作られているので、少量ずつ口の中にして、ゆっくりお楽しみください。
99%が好きになれば、もう立派なチョコレートマニアですよ!
【カカオ含有量】99%
【内容量】50g 【パッケージサイズ】87x190x8mm
【原産国】フランス
【原材料】カカオマス、ココアパウダー、ココアバター、砂糖
はじめは慣れていないため、甘さがないことに美味しいと感じられないかもしれません。
少しずつ砂糖類を減らしていくことで、最終的にはカカオ99%が美味しく感じられる時があると思います。
本物の美味しいチョコレートです。
<健康を意識した目的別レシピ>
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