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犬の必要な栄養(4)骨と皮膚を強くする栄養素を食べて若々しい犬に!

 

若々しい犬
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犬の必要な栄養(3)5大栄養素以外の栄養素の内科的な病気で食材を探し!

犬は走ることが楽しい!食べるもので骨や皮膚を強化できる

 

カルシウム…骨・歯を作り、精神安定に効果

 

【カルシウムを多く含む食品】

煮干し・アジ・納豆・豆腐・小松菜・ひじき・わかめ・昆布・チーズ

重要な生理機能の調整に数多く携わる

体内にもっとも多く存在するミネラルがカルシウムです。骨や歯を形成して、体を支える重要な役割を果たし、カルシウムは筋肉の収縮をはじめ、細胞の増殖や血液の凝固、ホルモンの分泌など、多様な生理機能の調整に携わっています。

また、細胞間の情報伝達にも作用し、欠乏すると骨や歯だけでなく、脳や神経にまで悪影響を及ぼします。カルシウムの補給がイライラ解消に役立つといわれるのは、そのためです。

カルシウムの吸収率はリンとマグネシウムとの関連が深く、カルシウム1~2に対し、マグネシウム1、リン1のバランスで摂取するのが効果的といわれています。

  • 不足 骨がもろくなり、骨折しやすくなります。神経過敏になるなど、精神面にも影響を与えます。
  • 過剰 嘔吐や腹痛、下痢など高カルシウム血症を起こします。

 

 

リン…骨を形成し、神経伝達を補助

 

【リンを多く含む食品】

卵・削りガツオ・大豆・高野豆腐・のり・昆布・ヨーグルト・牛乳

カルシウムに次いで、体内に多いミネラルがリン

カルシウムと同じく、丈夫で健康な骨や歯を作るために欠かせないミネラルで、DNAやRNAの成分となる核酸の生成にも深く関わるとともに、細胞膜を構成する成分にもなって、糖質・脂質・たんぱく質の代謝を促す働きもあります。

体液に含まれるリン酸塩は、ペーハー値を一定に保ち、浸透圧の調節を行ったり、神経の伝達をサポートしています。

リンは多くの加工食品に添加物として使われています。そのため、過剰になりやすい傾向があります。摂取に際しては、カルシウムとのバランスに注意したいものです。

  • 不足 骨の成長が阻害され、成長期には発育不良になります。虚弱になり、繁殖力が低下します。
  • 過剰 骨や歯が弱くなり、腎疾患を発症します。

 

マグネシウム…骨の成分となり、血圧を調整

 

【マグネシウムを多く含む食品】

ほうれんそう・大豆・納豆・小豆・ひじき・アーモンド・ピーナッツ

酵素の活性化を促し抗ストレスにも有効

マグネシウムの半量以上は骨格内に貯蔵され、骨や歯を構成する重要な成分になっていて、全身の細胞内に含まれるマグネシウムは体内のミネラルバランスを調整したり、血圧や体温を維持する作用があります。

さらに、酵素の活性化をサポート。酵素反応を介して、糖質やたんぱく質の代謝を促進し、抗ストレスにも働きかけ、神経の興奮を抑えたり、血圧を下げる効果もあります。

マグネシウムの摂取に際してはカルシウムとのバランスが大切で、カルシウムの半量程度が望ましいといわれています。

また、カルシウムと同様、リンを過剰摂取すると吸収が悪くなるので、注意が必要です。

  • 不足 不静脈を起こし、心臓病のリスクが高まります。精神が不安定になり、体重が減少します。
  • 過剰 吐き気や下痢など高マグネシウム血症を招きます。

 

 

ビオチン…皮膚の健康を守り、脱毛を防ぐ

 

【ビオチンを多く含む食品】

レバー・鶏肉・卵・シャケ・イワシ・きな粉・ヨーグルト・ピーナッツ

アレルギーやアトピーの抑制効果にも注目

皮膚炎を治す因子としてドイツで発見されたビオチンは、ドイツ語で皮膚の頭文字がHとなることから、ビタミンHとも呼ばれ、ビオチンは皮膚の健康維持のために必須のビタミンで、脱毛防止や爪の強化にも有効です。

さらに近年、アトピー性皮膚炎やアレルギーに対する効果も注目され、アレルギーを起こす化学物質、ヒスタミンのもとになるヒスチジンを除去する働きがあるといわれているのです。

ビオチンは多くの食べ物に含まれているので、普通に食事していれば欠乏症は起こりませんが、ビオチン欠乏を招く生の卵白には注意が必要。気になる場合は加熱調理するといいでしょう。

  • 不足 食欲不振になり、成長障害を起こします。皮膚炎や関節炎などの症状の他、毛並みの悪さもビオチン欠乏の可能性があります。
  • 過剰 水溶性なので過剰症はありません。

 

亜鉛…皮膚を健康に保ち、発育を促進

 

【亜鉛を多く含む食品】

レバー・牛肉・豚肉・卵・ウナギ・アサリ・大豆・のり・ごま

欠乏すると味覚障害を起こす可能性も

全身の組織に広く分布する亜鉛ですが、特に皮膚や毛に多く含まれているため、亜鉛が欠乏すると、皮膚の異常が最初の症状として出てきます。

また、亜鉛は多くの酵素を活性化する働きがあり、たんぱく質や糖質の代謝、ホルモン分泌や免疫機能の維持などに関わり、生命活動の根幹を支えています。

とりわけ、細胞の生成には不可欠で、亜鉛とたんぱく質が結合して細胞分裂を行ない、発育を促進し、皮膚や味覚細胞が正常に保たれますし、不足すると、味覚障害が起こると考えられています。

さらに、DNAの合成にも関与しているので、亜鉛は遺伝情報の伝達にも欠かせません。

  • 不足 皮膚に異常が表れ、感染症にかかりやすくなります。成長期には、発育不良が起こります。
  • 過剰 通常の食生活では、過剰になる心配はありません。

 

 

8歳の愛犬の骨強化対策の記事です。

食べることは「生きる」ということです。

毎日同じものを食べることよりも、ちょっと手を加えて臭覚を鍛え、喜びに満ちることは脳の活性にも役立ち、完全な手作り食にしなくても、毎日トッピングをしてあげるだけで心身ともに健康になります。

そして、大切なのは足が衰えないように散歩がとても大切です。

 

犬の手作り食

*犬の手作り食:食品別栄養シリーズ*

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