欲しい!と3年言われ続けたものを我慢させて…我慢させて…プレゼント!
孫が小学校入学にあたって、お祝いのプレゼントを渡しました。
祖父母は机やランドセルをプレゼントするのが一般的なのですが、私の義父、孫にとって高祖父がランドセルを購入してあげることを楽しみ(生きがい)にしているので、ランドセルは同居している私の義父。
学習机はいつもブログに登場しているお嫁さんのお父様。
お嫁さんのお母様は病気で他界しているので、若い時に嫁いできたお嫁さんの家事一般は私のコピーです。笑
私は仕事柄、ミシンは常に側にありました。
工業用ミシンは私が使用していて、コンピュータミシンは孫が幼稚園に入園する時にお嫁さんにプレゼントしました。
孫にとって、母親と祖父母がミシンで洋服や小物を作っているのを見て、孫もミシンを欲しがって…「買って!買って!」と煩かったのです。
欲しがったきっかけは、愛犬若葉を抱っこしたかったのだけど、まだ抱っこして歩けないため、私が若葉そっくりのポーチを作ってあげたことがきっかけです。
自分も家族に何か作ってあげたいと言いはじめたのです。
「ミシンが欲しい!」と、孫は3年間言い続けました。
とうとう、孫専用のミシンをプレゼントする日!
孫は涙を浮かべて喜んでくれたので、大満足です。
入学祝いは、私と主人とで、ミシン・洋裁セット・ノートパソコン・そろばん・習字セットをプレゼントしました。
それぞれ、指導付きで…苦笑。
ノートパソコンは、小学校で教育要項に加えられた「プログラミング」を、孫といっしょに学ぼうと思ったのです。
ダウンロードからすべて、孫が自分でできるようにしたかったので、孫のパソコンは孫の自己責任でパソコンは使ってもらいます。
そろばんと習字は、1年生になり習い事で通う子が多いのですが、私は一応師範なので、自宅で教えてあげることにしました。
もう…ジジババも大変です。
洋裁・料理が大好きな孫
家事をすることが「当たり前」のように子供の頃にできるようになっていれば、孫が大きくなり母親になった時に、苦労しなくてすむと思っているので、少々危険を伴ったり大人が教えるのが大変でも、「やりたい!」と孫が言ったことはできるだけさせてあげてました。
3歳でも「やりたい!」と言った時が「教える時」だと思って、料理もいっしょにしてきたのですが、ミシンだけは我慢させていました。
孫用のお鍋や包丁などのお料理セットは、誕生日などに購入しているので一式揃っています。
好きなことの道具を揃えてあげることで、「自分用」を意識して、片付けや手入れの仕方を大人と同じようにすることで、道具を大切にすることを学んでもらえると思ったからです。
孫は6歳ですが、ちょっとした料理はひとりでつくれるようになっていて、編み物や手縫いはチャレンジ済み。
ミシン以外は一通りできるようになっています。
さて、今度はミシンです。
今のミシンは速さも調節できるので、針を指に突き通すようなことはないと思いますが、横につきっきりで教えました。
型紙の作り方・ミシンの下糸をつくり、ミシンに糸を通す順番…と、真剣な眼差し。
ミシンの下糸やミシンに糸を通すやり方を見せて、また外して孫ひとりでやってみる…という繰り返し。
そして、イザ!ミシンでポケットティッシュケース作り。
返し縫いなどを教えて、直線縫いでもヨロヨロしてしまうので、どうしたらまっすぐになるのか?と必死に試し縫い。
そして、出来上がったポケットティッシュ。
私は横についていただけで、孫ひとりで全部できました。
うれしくて、うれしくて仕方がなかったようです。
「ママにもプレゼントする!」と2個めを作って、お揃いのポケットティッシュの出来上がりです。
今度は、弟と一緒にお料理する時、自分のお下がりのピンクのエプロンじゃかわいそうだから、男の子用エプロンを作ってあげるのだそうです。
選んだ洋裁セット一式
ミシンは6歳の子供に大きすぎても不便だと思い、シンプルな大きさと機能のものを選びました。
裁縫セットは孫が大好きな「くまのがっこう」シリーズで、洋裁に必要なものが一式揃っているので、道具の名前も教えやすかったです。
春休みは、ミシンでいっぱい作るそうで、これからの孫の成長が楽しみ(*^^*)
どうやら、ワンピースをつくると計画しているみたいです。