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健康診断オールA:未病検査で10歳以上若かった!生活遺伝について「四季感のある暮らし」

 

私は講演をする際に講義料をいただいているので、ブログではその講演の内容に触れる部分をあまり書いていませんでした。

講演で金銭が発生しているので、受講してくださる方々に申し訳ない気持ちがあるからです。

その話を受講生に話したところ、「講義では個人的に様々な対策を立ててくれているのだからブログに書いてもいいんじゃないか…レシピもブログで紹介して!」と言ってくれたこともあり、講義の入り口の部分をこれからブログに綴っていこうと思っています。

「ひとりでも健康な体になるお手伝いができたらいいな…」という思いで、記事内容によっては姉妹サイトに分散していますが、シリーズ化をしていこうと思います。

未病検査で10歳以上若い?健康診断オールA家族

先月末、頭にケガをしました。

料理で作り置きを冷蔵庫の一番下段である冷凍庫にパンパンに入れ、扉を閉じたら上段の扉が開いてしまったのを気が付かないで、立ったら頭のてっぺんを打って、血が…。

頭がへっこんだ感じ…

心配した家族が病院へ行けと…。

病院ではMRIなど、脳に異常が見られないか検査をしましたが、頭が凹んだのではなく全体的に膨らんで、打ったところが凹んだだけで、心配なしと診断されました。

待合室でポスターを何気なく読んでいたら、体の焦げ具合(糖化)老化がわかるAGE検査や血管年齢がわかる検査を各500円でできるとか。

AGE検査は糖化年齢(現在の体内年齢)がわかります。

私、もうすぐ60歳になるのですが、検査の結果、糖化年齢は48歳。

そして血管年齢は40~44歳。

結果的に、糖化年齢は12歳・血管年齢は20歳近く若いという診断だったので、すごく嬉しかった。


私は、病気で病院に行くことがあまりありません。

数年前は更年期で…最近では愛犬の旅立ちによって食欲がなく一か月で10㎏ほど痩せたので検査をしましたが、風邪をひいたり高熱などの病気はなく、家族共々病気を全くしません。

家族全員、健康診断では「オールA」です。

下記は私の健康診断表です。

体重管理であるBMI(肥満度)は19.7

お酒も飲みますが、AST、ALT、γ-GTPともOK!

総コレステロールの基準値が128~220mg/dlに対して152mg/dl・中性脂肪の基準値が30~149mg/dlに対して34mg/dlと、年齢から気になるものが、すべてクリアされオールAで、主人も60歳過ぎていますが、同じような結果です。

90歳になった義父も、スポーツクラブに毎日通っているほど元気。

家族が全員同じものを食べているので、同じような結果なのだと思っています。

私は35年間経営者として過ごしてきましたが、経営を退いてから企業や公共的な講演として、薬膳や食に関わる仕事がとても増えています。

私が望んで積極的に行っている仕事ではなかったのですが、依頼され仕事になっています。

その時、やはり自分が健康でなければ語れないことが多いので、健康診断書は望まれたらお見せするようにしています。

多くの方の健康相談を受けていますが、一人ひとりみんなアドバイスの内容が違い、健康を意識した食べ物は人それぞれなのだと感じています。

健康になるための情報は多くあります。

その多くの情報の中から、自分に合った対策を見つけることがとても大切なのだと思います。

 

ではどうしたらいいのか?解決策は?

健康を維持するために、食べるものに制限があるのか?など、いろいろ質問をされます。

私や家族とも、お酒を飲みますし、甘いお菓子も食べます。

“食”に大きな制限をすると、それが心の負担になって逆効果になりからです。

例えばメタボの方は、痩せるように…痩せるように…と食事に制限をしたりすることによって、心の負担が大きくなります。

目的が明確ではないものに、人は実行や継続していくのは困難で、自分の甘えた気持ちを優先させます。

それでも、私は講義で心の負担になることを言います。

 

自分を含む家族を愛しているのであれば、心配や苦労をしたくない!心配をさせたくないですよね?…と。

病気や過食症・拒食症は心の負担からも発症します。

私も最近愛犬の死によって、悲しい寂しい苦しい…と、どうにもならない気持ちから拒食症になり短期間で激やせしています。

心の持ちようは、健康に大きく影響してしまうのです。

私の実家は病院だったので、病気の本人及び家族が、どのように苦しみ悲しい思いをしているのか…とずっと見てきました。

そして、私の父も医者であるにも関わらず、疲労から胃潰瘍…吐血をして志半ばで他界していますし、母を含む親戚の方々は、全員、癌で他界しています。

その親戚の状況を見ていると、癌になりやすい食事である生活習慣が染みついていました。

誰も好んで病気になりたいと思っている人はいないでしょう。

ただ、自分に甘いことが原因であることが多いのです。

しかし、自分が望んでいるわけではないのに、病に苦しんでいる方も多くいらっしゃいます。

自分の心を強くすることで、健康であることに感謝して日々を暮らしていることが、どんなに素晴らしいことなのか…と今一度考えてみましょう。

私は病気になりたくないし、家族も健康でいてほしい…。

遺伝性の病気や、体質などでどうしようもないこともありますが、その他の部位に感しては手を尽くして健康維持ができるように努力することが大切で、結果的に現在の症状も軽減されることが多いです。

食べていい!その後の対処が大切

健康を意識した食事は、本人と家族の食事を作る人の責任もあります。

人は体が求める栄養を“食べたい”と思うことがあります。

それは、本能です。

その意思は調理をする人の体調によって左右されることがあるため、家族の栄養管理をする人は、自分以外の家族の体調を管理する必要があります。

そんなことを言ったって「仕事」が忙しいですよね。

でも、仕事のために食べているのですか?

生きていくために(食べるために)仕事をしているのですか?…と自分に問いかけてみてください。

幸せになりたくて、一生懸命働いて生きているのではないですか?

幸せは健康でないと、いつかきっと辛いことが訪れてしまいます。

食べたいものを我慢するのは辛いですよね。

食べられないのあれば、死を意味すると感じるのであれば、看護をしてくれる家族にそう告げておくべきと私は思っています。

苦労するのは“家族”だからです。

家族はその後の生活を計画しておかなければならないのですから…。

 

生徒さんからは…

食べてはダメと言われているものを食べていないんですよね…。

白い砂糖を使っているものを食べていないんですよね…。

いいものを食べているんですよね…。

食べる量が少ないんですよね…。

など、多くのことを言われます。

「食べていいんです!その後の対処が大切なんです。」と、私は言っています。

デトックス効果があるものを食べたり飲んだり…ドロドロになっていそうな血液をサラサラになるような食事で調整…腸内の悪玉菌が増えそうなモノを食べた後は、善玉菌を体に送ってあげる…メタボで食べすぎの人は、その後に消化しやすく痩せ菌が増えるようなものを意識して食べたり、子供がスポーツで激しそうな日・家族が疲れそうな仕事をしているときは、体調に合わせて食事を作るということを考えます。

私もずっと仕事をしながらの子育てだったので、休日に作り置きをしたり調理工程がラクになりそうな調理器具は用意しましたが、食事だけは手作りしてきました。

現代は健康志向が高まって安心できるものが増えてきましたが、私が子供を育てている時代は不安要素がある添加物が多く入っているものが溢れていました。

それでも、楽しい時間を過ごす外食をしました。

でも、その後は自宅でデトックス効果がある食事や飲み物を意識します。

外食をする…という、心の食事も子供には大切と考えていたので、「その後の食事」を注意してきました。

その対処は人それぞれですが、ひとつの基本があります。

季節感のある暮らし

季節感のある暮らしが免疫力を高めるので、旬の食べものは生命力の源です。

はいはい…自然ね!…と聞き飽きた方もいるのでは…。

しかし、「自然の力」は侮れません。

健康のために自然の力を味方につけて生きようと思うと、旬の食べもの=命がある食べ物を選ぶことが一番です。

そうすると、便利で賞味期限が長く設定されている添加物が多い加工食品は“不自然”と感じるのです。

栄養学などない時代に伝え継がれてきた初ものに対して、「初ものを食えば七十五日生きのびる」と言うように、そこには無病息災を願う先人の知恵がつまっています。

日本の特色は、四季があり、季節ごとの食材があることです。

生命力あふれる旬のものが持つ力が、私たちのからだに新しい細胞を作り出し、それを上手に食べることでバランスを整え、健康を保ってきました。

冬には土中で眠っていた植物が春には活動を始めるので、冬の間に体内にたまった老廃物を排出させる力がある栄養を、春には摂り入れようという知恵です。

暑い夏にはトマトやきゅうり・なす・スイカなど体の熱を排出し、体調を整えてくれます。

秋になったら、冬の準備をするかのように、実りのあるものが多く、冬は人参やゴボウ・レンコンなど、体を温める根菜や脂肪類をたっぷり摂れるようになっています。

健康になるために…痩せるために…と数日・数週間という短期間のサイクルではなく、旬の野菜や魚などを食べる「自然の恵みに沿った四季のサイクル」で免疫力を高める丈夫な体づくりをしていくことで、健康な体が定着します。

心が楽しく!食べておいしく!

無理をしないでできることから始めるには、「なぜ健康になりたいのか?」と考え、毎日、判で押したように頑張らなくても、「自然の恵みに沿った四季のサイクル」旬の食べ物を食べ、ゆっくり四季を感じながらゆっくりと噛みしめから食事をとることを基本にすると、生徒さんにおすすめしています。

大きな大木の軸は「季節感のある暮らしの食事」で、メタボ・貧血・糖尿病予防・高血圧…など、枝葉の部分のひとつひとつはまた記事に綴っていきます。

悪い生活遺伝を断ち切ろう!

生活習慣というのは、体質や性質や健康状態、不摂生な食事などによって運命を左右していく力をもっています。

それは遺伝子にしがみついて、次の世代の生活遺伝となります。

もし断ち切りたい病や体系など、悩んでいることがありましたら、今一度考えてみましょう。

自分の悪い芽を根気強く摘み取って、新しい種を育ててみませんか?

私は、老いていく自分の世話で、家族に迷惑をかけたくない。

子供や孫たちに、いつまでも元気で接していたい…。

そして、このまま「健康管理をするという意思」を、生活遺伝にしたい…。

そんな気持ちで健康管理をしています。

今、あなたが何かしらの努力をしていても結果が出ない場合、対処法が間違っているのかもしれません。

Aさんに合った健康法でも、Bさんに同じ結果が出るとは限りません。

自分の体に合った方法を見つけることが、ダイエット法や健康法で大切なことです。

昔の食事で、日本酒を飲むときには酢のものを出したり、おしるこには漬物がついてきたり…これは肝臓を保護しているのです。

このように食べ合わせによって、太らない体にしたり、健康によい食べ方があります。

長い人生…健康な体づくりを考え、実行していきましょう。

習慣化されることで、何の苦痛もなく一生続けることができると、私は信じています。

 

近郊の病院で未病検査ができるところがありましたら、検査してみてはいかがでしょう。

気を付けた方が良いことが、みつかるかもしれません。

健康を維持するのは、自分や家族を想う気持ちが一番大切です。

いっしょにがんばりましょう!

 
TOMOIKU*Recipe by purpose 
<健康を意識した目的別レシピ>
   




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一般社団法人 日本共育ライフ協会内

(合)共育生活研究所

“漢方養生士・中医薬膳師”として「薬膳・ローフードの食事」と、“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」の講座を各地で行っています。


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