細胞の力を強くする茶の食品パワーとは?色と食材の七色健康食事法

七色健康食事法基本ページ

7色食事療法で細胞力を強くしよう!

健康的な食事の中で「きのこ類」はよく言われていますね。

しかし、いろいろなモノを食べてこそ、きのこの栄養もアップするのです。

色とりどりの食事を食べるようにしましょう…と言われ、そして5色の野菜を食べましょうとも言います。

食品の色の違いはファイトケミカルです。

それぞれの色は、体内のどの組織でどのように健康維持に役立つのか…。

今回は、その中の1色-茶色についてです。

健康のために野菜を1日300~350gを摂り、そのうち1/3は緑黄色野菜をとるように言われ、一般的な5色である白・緑・赤・黄・茶色だけではなく、赤に属されているものを独立させて“紫”で、茶色に属されているモノから“黒”や“白”があります。

茶ではなく黒や白のパワーはまた違ったものがあり、7色にしています。

紫色を意識することで、健康的なメニューを考えられます。

紫色の食品を1日1回必ず取り入れて、細胞を元気にしましょう。

 

 

茶の食品パワーの食材と働き


よく食品で白いものは栄養部分を削り取っていて栄養が減っていると言われ、白米よりも玄米・小麦粉でも全粒粉を食べることが「健康的な食材」とされています。

それは「一物全体」といい、皮つき・根つきで食べることが一番栄養があるとされているので、なるべく何でも丸ごと食べたほうがいいと考えられます。

…と言っても、米ならモミごと食べるということではなくて、現実的に可能な範囲で、玄米や胚芽米で食べましょうということです。

そして、米や小麦粉などの他に雑穀もあり、そば粉で作られている「お蕎麦」も茶色系の健康的な食材とされています。

野菜ではごぼうなどクロロゲン酸を含み、ポリフェノールの一種です。

代表的なきのこ類の他に、ナッツ類も茶の食材で、コーヒーやココア・チョコレートも茶色のパワーが多く含まれています。

【茶の食材】

  • 全粒粉…活性酸素を無毒化する酵素の必須成分で発がん性を抑制。
  • 雑穀…ミネラル、ビタミンB群やE・食物繊維が多く含まれ細胞強化。
  • そば…ポリフェノールの一種のルチンは毛細血管を丈夫にして脳出血を防ぐ。
  • ごぼう…細胞のサビ化を防ぎ、抗酸化作用があり、発がんを強力に抑制し
  • きのこ類…β-グルカンは食物繊維で、免疫力強化・細菌やウイルスに対する抵抗力アップ。
  • ナッツ類…ビタミンEは活性酸素による細胞のガン化を防ぎ、リノール酸などで動脈硬化も予防する。

…など

細胞の老化が気になる方が意識して食べる「茶の食材」

茶色の食材の特徴は、未病の体を活性化させてくれるような働きが多いということです。

食物繊維が多いことから便秘の予防・改善ができることから、便秘は万病のもとと言われるように、体の流れをスムーズにしてくれます。

ガン予防や高血圧の予防…と、茶色に含まれる栄養素には、体に悪いものから細胞を守って攻撃してくれます。

全粒粉は味もクセがあるように感じますが、慣れれば香ばしく感じます。

家庭内の小麦粉を全粒粉に変更したり、白米に雑穀を入れて炊くことで、簡単に茶色の食材を取り入れることができます。

副菜や味噌汁の具にきのこを加えたり、少量であっても調理するように心がけましょう。

ナッツ類は小腹が減った時に、気軽に食べられるものです。

ナッツ類の中でも、ビタミンEが多いアーモンドを料理に利用したり、和え物に使うことで、細胞の老化・ガン化の予防に役立ちます。

更年期障害の改善ができるという効果も、大きく期待される茶色の食材です。

 

この食材は紫色?…と悩むような食材

この食材は何色?と悩むような食材もありますが、ほどんど表皮が茶色というものが多いです。

多く食べる部分や、栄養が多く含まれている部分の色で、色の判断をするのですが、茶色の食材は「皮」に栄養が多く含まれています。

ごぼうのように、皮が茶色で中が白いということが多いですが、皮も食べて貴重な栄養があるため、「茶」にします。

悩んでも色の決定をしたら、一度自分の基準を変えないようにすることが大切です。

そして、天然着色料であっても、着色している食材は除外し、嗜好品や調味料も色として加算しないでください。

茶のβ-グルカンやルチン・クロロゲン酸・フェノールなどの抗酸化作用は、私達の細胞の力をアップしてくれます。

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
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