細胞の力を強くする紫の食品パワーとは?色と食材の七色健康食事法

七色健康食事法基本ページ

7色食事療法で細胞力を強くしよう!

よく色とりどりの食事を食べるようにしましょう…と耳にすることがあると思います。

そして5色の野菜を食べましょうとも言います。

食品の色の違いはファイトケミカルです。

それぞれの色は、体内のどの組織でどのように健康維持に役立つのか…。

今回は、その中の1色-紫色についてです。

健康のために野菜を1日300~350gを摂り、そのうち1/3は緑黄色野菜をとるように言われ、一般的な5色である白・緑・赤・黄・茶色だけではなく、赤に属されているものを独立させて“紫”があります。

赤ではなく紫のパワーはまた違ったものがあり、もう1色は茶に属するものを独立させて黒を加え、7色になります。

紫色を意識することで、健康的なメニューを考えられます。

紫色の食品を1日1回必ず取り入れて、細胞を元気にしましょう。

 

紫の食品パワーの食材と働き

紫の食品のパワーの働きから考えられるのは、免疫力強化や血管の保護に役立ち、血液サラサラで詰まりにくい体づくりの働きをしてくれます。

エビデンスは不明ですが、視力強化や眼の疲労回復などに「ブルーベリー」が良いと言われていますね。

ブルーベリーに含まれている“アントシアニン”に抗酸化作用があり、目の網膜に作用して視力回復に働きかけているとのことです。

そして紫と言ったら“ポリフェノール”

ポリフェノールはガンや生活習慣病を防ぐと言われています。

このように、紫色に含まれているアントシアニンやポリフェノールの抗酸化作用で細胞の老化を防ぐために働きかけます。

紫色で中身は白いですが、ナスの皮は紫色で“ナスニン”が含まれ、トップクラスのガン抑制力があります。

ナスは油といっしょに食べることで大切で、加熱しても発がん抑制効果が変わらないことが特徴となっています。

【紫の食材】

  • ブルーベリー…アントシアニンは食べて4時間で抗酸化作用や視力回復を発揮。
  • 赤ワイン…細胞の酸化を防いでポリフェノールが豊富。
  • 紫たまねぎ…肝機能の改善・血圧の上昇や血栓の生成を抑制。。
  • 紫キャベツ…解毒酵素を活性化させ発がんを抑制し、普通のキャベツの4倍
  • 紫いも…普通のさつまいも同様の発がん抑制があり、他に抗酸化作用・肝機能向上。
  • なす…がん細胞の増殖を抑え、皮に栄養が豊富に含まれる。
  • 赤じそ…殺菌効果や血行障害の改善、抗酸化作用がある。

…など

眼球疲労の方は意識して食べる「紫の食材パワー」

スマホやパソコンのモニター、テレビなど、私達の生活は紙媒体が減って液晶やLEDの電化製品に囲まれている生活をしています。

それらを常に見ている私達の目のお疲れは相当な負担になっていると言われています。

スマホやPCは仕事で使用していることが多く、慢性的に疲れ目や眼精疲労を訴える人が年々増加しているそうです。

そして、ストレスや生活習慣から、未病の人も多く疲労回復やガン抑制は常に心がけたいことですね。

細胞力を強くするためにも、紫の食材は意識するようにしましょう。

ワインは一時のブームから、定着をしている食生活になっている方は、是非“赤ワイン”を意識して楽しんでください。

料理に加えるのは難しい人は、フルーツとしてブルーベリーを選んだり、一番簡単なのは、ふりかけの「ゆかり」を選び、ご飯にひとかけして食べるといいですね。

 

この食材は紫色?…と悩むような食材

この食材は何色?と悩むような食材もあり、紫は特にそのように感じます。

紫色の食材は「皮」に紫の色素が含まれていることが多いからです。

多く食べる部分や、栄養が多く含まれている部分の色で判断するようにします。

ナスなどのように、皮が紫で中が白いということもあります。

白の比率が大きいので白にする場合もあると思いますが、皮も食べて貴重な栄養があるため、「紫」にする場合があります。

大切なのは、一度自分の基準で決めたら変えないようにしましょう。

そして、天然着色料であっても、着色している食材は除外し、嗜好品や調味料も色として加算しないでください。

紫の色素であるアントシアニンの抗酸化作用は、私達の細胞の力をアップしてくれます。

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
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