「ぼた餅」と「おはぎ」の違いとレシピ!小豆は解毒と魔除けに使われていた

解毒と魔除けに使う小豆「ぼた餅」と「おはぎ」の違いは?

お彼岸の食べ物として、小豆を材料とした「おはぎ」と「ぼた餅」が代表的な和菓子ですね。

「ぼた餅」と「おはぎ」は呼び方が違うだけで、同じものです。

呼び名が違うのは、季節が大きくかかわっています。

「ぼたもち」の「ぼた」は、春の花の牡丹ぼたんに由来され「牡丹餅」ぼたもちと漢字で書きます。

「おはぎ」の「はぎ」は、秋の草花のはぎに由来され「お萩」はぎと漢字で書きます。

春のお彼岸に食べる時は「ぼた餅」で、秋のお彼岸に食べる場合は、「おはぎ」と使い分けています。

あんこに使われる小豆は、江戸時代初期頃は、漢方薬としても使用されて、とても貴重な食べ物でした。

おはぎをお供えとして使われているのは、ご先祖を供養する目的です。

小豆の赤色には魔除けの効果があると伝えられ、砂糖が高級品だった時代では、亡くなった方への敬う気持ちや、自然への感謝や祈りなどを表したと言ています。

そして、漢方薬として使われていたように、解熱・消腫・散血・解毒・利尿などの作用があるため、「解毒薬」として夏の溜まった毒素を排出させる意味もありました。

過去の記事で「小豆」の効果効能について綴っています。

過去記事:【小豆(あずき)】おうちの薬膳-解熱・利尿・消腫・散血など「解毒のお薬」10日に1食は小豆粥

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お彼岸のおはぎづくり

孫は和菓子が大好きで、おはぎづくりをしたくて仕方がありません。

四季を感じながら、孫は和菓子作りをとても楽しみにしています。

本来はもち米でつくるのですが、我家では炊飯器に残っているごはんでつくるので、雑穀米や玄米で作っちゃいます。

レシピはもち米でつくるようにしていますが、余ったご飯でもつくれますし、小豆も出来上がっているものを使ってしまいます。

気軽に作って食べることが、身近に和菓子を感じられることだと思います。

7歳の孫が作りましたが、おいしかったです(^^)

【材料】12~16個ぐらい

  • 小豆…1/2袋(150g)
  • 水…3カップ
  • 砂糖…180g
  • 塩…少々
  • もち米…1カップ
  • 水…3/4カップ

[きな粉おはぎ]
・きなこ…大さじ3
・砂糖…大さじ1

[黒ゴマおはぎ]
・黒すりごま…大さじ3
・砂糖…大さじ1

小豆あんを煮る- 小豆の薬効を期待する煮かた

  1. 小豆はきれいに洗い、鍋に入れてたっぷりの水を加え、火にかけるとすぐに皮がシワシワの状態になります。
    アクが出てきたら丁寧にすくいます。
  2. 煮立ったら弱火にして、蓋をして汁気が少なくなって、小豆が十分やわらかくなるまで(30~40分)くらいゆでます。
  3. 鍋に砂糖を加えて、時々かき混ぜながら約15~20分汁気がほとんどなくなるくらいまで煮ます。
  4. 好みの加減につぶして、塩を少々を加えて味を調えます。
  5. 小豆あんが冷めたら、等分して丸めて準備しておきます。

もち米を炊く

  1. もち米は洗って約30分水に浸けて、ざるにあげ水気をよくきります。
  2. 炊飯器にもち米を入れて、分量の水を加えて炊きます。
  3. 炊きたてをボウルに移して、水で濡らしたすりこぎなどで軽くつぶして、粘り気を出してから、等分して丸めておきます。

【仕上げ】

小豆あんを手にのせて軽くのばして、丸めたもち米をおいて、小豆あんを広げて全体をおおうように形を整えます。

きな粉や黒ごまのおはぎは、丸めたもち米を広げて、丸めたあんを包んで、きな粉や黒ゴマをまぶします。

 

小豆は浸水しなくていい理由

小豆を茹でる時、浸水をするように書かれているレシピが多いですね。

豆類は普通、一晩浸水させてから調理するのが基本です。

しかし小豆は他の豆類と違い、水につけて一晩おくようなことをする必要がありません。

事前に吸水させてしまうと、皮が割れやすくなってしまいます。

調理をするときは、鍋に4~5倍容量の水を加えて、沸騰したら一旦ゆでこぼしして、新しい水を入れて再び煮る方が失敗しません。

小豆の効能を期待する場合は、沸騰してもゆでこぼしをしないで、泡のようなアクをすくう程度にして、赤い煮汁のビタミンB1などを効率良く摂取してください。

おはぎの豆を煮るのが大変な方は、スーパーなどで出来上がったものが売られているので、使用するのも便利です。

私は薬膳での「小豆粥」などでは、豆から煮込みますが、和菓子作りではお気に入りのお店で購入しています。

とても美味しい餡のお店で、初めて作る方のために、レシピ付きのセットなどもあって、和菓子を手軽につくれます。

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子どもは、泥んこ遊びと同じ感覚のようですが、美味しくできました。

あんこのストックがあるときは、ごはんの残りでおはぎをつくることもあります。

簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。




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