【しじみ】肝臓にいい!肝臓疾患者には肝臓に悪い!オルチニン効果を8倍にする方法と効果効能

しじみは小さいのに、しっかりダシが出て美味しいです。

漢字にすると、魚介類なのにどうして「虫偏」なのでしょうね…調べてみました。

殻が小さく縮んでいるように見えることから「ちぢみ」が転じて「しじみ」になったといわれています。 漢字の「蜆」は、虫(小さなもの)+見(現れる)で、浅瀬に姿を現す小さな貝という意味だそうです。

<参考:地方魚市場「お魚名前辞典」より>

しじみが肝臓に良いというのは栄養学的に裏付けられた常識とされていますね。

社会の変化と共に、食の習慣も変わり病気も変化している中、過去の常識にとらわれていることで、肝臓病を患っている方で重大なことが年々起きています。

現代の人間の摂取されている栄養から、しじみが肝臓にいいのは、健康な人に限られています。

様々な食のプロの方も知らない方が多く、大きな被害が出ているのです。

医学のサイトの症例を読んで、しじみの摂り方を注意すべきと思いました。

でも、しじみは多くの効能を持った素晴らしい貝類。

何がどのように良いのか悪いのか…メリット・デメリットがあるので、誤解がないように「しじみ」についてまとめました。

医学文献サービスは有料になっていますが、参考にしている文献ですので紹介します。

肝障害によいとされている「ウコン」が主の話ですが、しじみも同じ効果です。

<文献:ウコンによる肝障害と健常者のウコンに対する薬剤リンパ球刺激試験についての検討>
メディカルオンラインHP

 

春には肝を養う効果が高い食品を心がけて「しじみ」を摂ろう!

春は活発に新陳代謝を始め、春の過ごし方で1年の健康が決まるとまで言われています。

詳しく説明している過去記事がありますので、合わせてお読みいただくことでお役に立てると思います。

リンク:春の過ごし方で1年の健康が決まる!3つの養性の基本と食べ物「二十四節気の春」

春は肝の働きが他の季節以上に必要なのは、血液貯蔵と血量調節をして血気を生み出す臓器だからです。

春の薬膳のポイントで肝を養う食材として、しじみ・あさり・レバー・アスパラガス・春菊・胡麻・クコの実・はちみつ・菜の花・などで料理をすることをオススメします。

但し、肝機能の数値が悪いのを回復させようと、ウコンやしじみを意識してエキスを作ったり、健康食品を飲んだりすることは避けたほうがいいと思います。

健康診断で肝臓系の診断が健康であるならば、おいしいしじみ汁などで春の薬膳を食べてください。

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しじみの効果効能を生かして食生活を考えましょう!

お味噌汁の具材として大変人気がある“しじみ”

旨味成分が多く、海の香りが何ともおいしいダシを出してくれます。

しじみの効果は昔から語られている通り、様々な効果が期待されますが、体調によっては副作用が大きく体に作用してしまうことがわかりました。

しかし、健康な状態でちょっと疲れた…そんな時には昔ながらの効果を発揮してくれるおいしい“しじみ”

代表的な栄養と効果を紹介します。

 

しじみのカルシウム:歯や骨を丈夫して骨粗鬆症予防

 

しじみにはあさりの約6倍ぐらいのカルシウムが豊富に含まれています。

カルシウムは、歯や骨を形成することから、子供の発育期には欠かせない栄養です。

そして女性は年齢とともに骨密度が減少するため、骨粗鬆症になりやすいことからカルシウムの摂取は必要不可欠となり、味噌汁に栄養が溶け出したり、貝そのものも小さいことから、子供や高齢の方でも取り入れやすい食品です。

 

しじみのビタミンE:抗酸化作用

ビタミンEは体を老化させていく活性酸素を抑える働きがあり、体内の酸化を防ぐ「若返りのビタミン」と言われ、ちょっと体が重く衰えを感じたら、おすすめの栄養で、血行をよくするので冷え性の予防にもなります。

しじみに含まれる「ビタミンE」は美肌効果のある栄養素です。

そして活性酸素を除去する働きがあります。

活性酸素は老化を早めてしまうもので、大気汚染や紫外線など外部からの攻撃や、ストレスや激しい運動・疲労などのあらゆる原因で増加します。

肌の老化のはじまりであるコラーゲンを失ったり、シミの原因となるメラニンを増やしてしまうのも、活性酸素が原因です。

肌老化を促進してしまう活性酸素を除去する働きである「抗酸化作用」があるので、ビタミンEが含まれている食品を食べることでアンチエイジング効果が期待できます。

 

しじみの鉄分:貧血を予防して改善の可能性!

 

しじみには動物性のヘム鉄が豊富に含まれているので、鉄分の吸収がよいことから貧血の予防と疲労回復に効果があると言われています。

特に女性は月経があることから鉄分が不足しやすく日本女性の7割は鉄不足で「鉄欠乏症貧血」の人が多のが実態です。

疲れやすい・立ちくらみ・めまい・血行不良・肩こり・精神不安定など不調を招くのですが、しじみの鉄は体への吸収率が高いことから、日々の食活に取り入れることで貧血の予防に繋がります。

 

しじみのビタミンB12:神経維持効果・肌のターンオーバーを促進

 

ビタミンB12には神経機能の維持を可能にする栄養で、疲れた時や寝付けない不安定な時などにおすすめ!

疲れた時には牛肉よりも豚肉が良いとされているのは、このビタミンB12が豊富に含まれているからです。

そして細胞の増殖をする働きから、ストレス、睡眠不足、喫煙、加齢などが原因で遅れていくターンオーバーをスムーズにするので、肌の状態を良好に保ってくれます。

 

しじみの必須アミノ酸オルニチン

しじみにはオルニチンという必須アミノ酸が含まれています。

オルニチンには肝臓の働きを助ける効能がある栄養です。

  • 代謝機能
    栄養を体内で必要なエネルギーに変えます。
    新陳代謝が活発になることで、免疫力が上がり、疲労回復や弱った体に感染しやすい風邪などの予防ができます。
  • 解毒機能
    有害な物質を無害化してデトックスします。
    体の毒素がまわってしまうほど体調不良になりやすいので、デトックスできることで健康を取り戻す可能性があります。
  • 胆汁の生成機能
    脂肪を消化して胆汁を生成して排出します。

 

「二日酔いには、しじみのお味噌汁」「肝臓が弱っていたら、しじみ」と言われているように、肝臓の機能が弱まってしまうと、疲れやすい体になり、体全体に悪影響が出はじめます。

この肝臓の働きを活発にサポートするのが、しじみに含まれるオルニチンなのです。

オルニチンは、肝臓の細胞内でアンモニアを解毒する代謝経路(オルニチンサイクル)があり、その回路でアンモニアは無毒な尿素に変換されます。

肝臓が疲れてその機能が果たせないでいると、アンモニアが細胞を傷つけてエネルギーの産生を阻害するので解毒がスムーズに行われないため、二日酔いや疲れを感じるようになり、肝機能及び毒素で体の機能が低下していくのです。

そんな時、しじみのオルニチンを体内に補充することができて、活性化して肝臓の機能が高まり、体は回復します。

肝臓の不調に欠かすことができない「オルチニン」

 

昔から言い伝えられてきた「しじみは肝臓にいい」と言われていましたが、残念な結果が最近明らかになりました。

 

しじみが肝臓に悪い理由…肝臓病の人は注意!

私はブログで記事にする前に、メリットとデメリットを調べます。

漢方・薬膳・栄養学…そして長年の言い伝え。

メリットしか見えていない「しじみのオルチニン効果」

しかし、メディカルオンラインやドクターの文献など、調べていくうちにデメリットが見えてきました。

ウコンとしじみのW効果の肝臓によい健康ドリンクなども、多く市場に出回っていてコンビニで気軽に購入できる時代です。

肝臓機能を回復させ、アルコールの分解を促進するので良いと思っている人が多いのではないでしょうか。

 

健康被害が明らかになってきました。

肝機能が落ちている人は要注意です。

 

しじみとウコンは同じ働きがあり、肝機能のアップに良いとされています。

肝臓病を患っている方は“ウコン”がNo.1人気なのでウコンを基準に文献は書かれていますが、同じ状況になると思って読んでください。

しじみとウコンは、胆汁の分泌を促すというメリットがありますが、同時に鉄分を摂りすぎてしまうというデメリットのほうが大きいのです。

肝臓病は鉄分の摂取が多すぎると、悪化するのです。

 

名古屋大学大学院医学系研究科・教授・石川哲也氏

肝機能が落ちている人は、ウコンを飲むことでかえって肝障害を悪化させる危険性がある。

肝機能の数値が悪いのを回復させようとしてウコンを飲むのはおすすめしません。

特に、C型慢性肝炎や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は肝臓に鉄分が溜まりやすい病気です。そのため鉄分を多く含むウコンを飲むと余計に悪化してしまう危険性がある。

肝臓の数値が悪いからと自己判断でウコンを飲み続けると、知らないうちに肝障害がより悪化する危険もある。

 

帝京大学ちば総合医療センター:消化器内科専門・小尾俊太郎医師

体内の鉄分が多くなってくると、肝臓の中に余剰となった鉄分が蓄積されます。すると活性酸素というタチの悪い酸素ができやすくなる。

こうなると肝臓の働きがますます悪くなり、肝臓に沈着した脂肪が活性酸素に刺激され脂肪肝炎を引き起こし、肝硬変や肝がんの原因になりかねないんです。

飲酒による肝機能低下を防ぐ目的でウコンとしじみエキスを毎日摂取した結果、数ヵ月後に劇症肝炎を発症した例もある。

二日酔い防止にウコンを多量摂取したら肝機能が劇的に低下し死亡したり、肝硬変を患っていた女性が、ウコンの粉末を毎日スプーン1杯程度飲み続けたところ、かえって症状が悪化し、3ヵ月後に多臓器不全に陥って死亡したケースもある。

昔から二日酔いにはしじみの味噌汁がいいと言われ、しじみ=「肝臓にいい」と思いがちだが、これもウコンと同じく、鉄分の摂りすぎにより、よけいに肝臓が悪くなる危険性がある。肝臓そのもののレバーも肝臓にいいとされがちだが、鉄分が多いので注意が必要だ。

 

昔は栄養不足で餓死さえある時代で、栄養の不足によって体を患うことが多かったので、古来から食べられてきたしじみは重要な栄養だったのでしょう。

しかし、年月と共に病気の原因が変わってきたのです。

現代は肝炎などの肝臓が悪くなる原因が栄養不足ではなく、肥満やアルコールといった生活習慣病による脂肪肝や、ウィルス感染とガラリと変わってしまったのです。

オルニチンのメリットが、違う角度ではデメリットになり、死亡してしまうことさえあるのは、鉄分が逆に体を害するようになってきたからです。

食事の中に少し取り入れていくことが体に優しい摂取方法なのですが、現代は「しじみ◯◯◯個分のエキス!」という、肝臓をすぐにでも治せるようなキャッチコピーで販売されています。

健康な人がちょっとした二日酔いで摂取するのとは違い、肝臓系の病気になっている方は治療のひとつと捉えて大量に飲んでしまうこともあると思います。

良いモノも大量に継続して飲食しては、「毒」になります。

何でもバランスよく摂ることが、とても大切です。

 

しじみのオルチニンが8倍になる方法

 

年中収穫することができて、食べることができる魚介類の一つがしじみです。

しじみのお味噌汁範囲で害になることはないと思いますし、しじみには多くのメリットがあります。

健康な人がオルニチン効果を期待して食べるときは、鉄分も増えたほうがよいので、簡単な方法があります。

 

しじみは冷凍することで冷蔵の8倍のオルチニンが増えます。

(アサリは冷凍すると栄養価が落ちます)

 

私はよく洗って砂出しをしてから冷凍しています。

週1回しじみ料理を食べています。

そして冷凍しじみを使用するときは、熱い湯の中に一気にいれることで貝が開き、おいしい味噌汁ができます。

水から作ると、貝が開きません。

冷凍されていないしじみの場合は、お水から作ります。

旨味成分はあさりよりもいいことから、パスタのペペロンチーノなどもおすすめです…最高においしいです!

健康診断で肝臓の数値が気になる方は、しじみやウコンの健康食品やドリンクは医師と相談の上摂るか、控えたほうがいいと思います。

栄養関連の情報では、まだ肝臓には「ウコンやしじみがよい」という話が多いのが現状です。

新しい医学の情報が、1日でも多くの方に伝わり、苦しむ方がひとりでも少なくなりますように…と、願います。




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