TOMOIKU*ブログ

重曹・クエン酸・セスキの日常と大掃除の使い分け早見表!掃除が苦手な人のロハス生活ナチュラルクリーニング!

 

健康を意識した生活を心がけていると、使用する日用品もナチュラルなモノを使うようになりました。

そのような生活を“ロハスな生活”と位置づけられています。

LOHAS(ロハス)とは、英語の “lifestyles of health and sustainability” (健康で持続可能な、またこれを重視する生活様式) の頭文字をとった略語で、「健康と地球環境」意識の高いライフスタイルを指す用語
<出典:ウィキペディア

 

暦では、12月13日は「すす払い」です。

お正月に年神様をお迎えするために、神棚や仏壇を清めるという、単なる掃除ということではなく、信仰の一種としてはじまったことで、ふだん手が届かない場所まできれいにして新年の年神様をお迎えする心構えをする日です。

13日にはふだん手が届かないような目に見えない所の掃除をすることで、清々しい新年をお迎えできる準備をしましょう。

 

ナチュラルクリーニング法:ロハス生活ではナチュラル洗剤で掃除

 

日常の掃除では、「重曹」と「クエン酸」さえ常備しておけば、問題なく掃除ができると思います。

私は、大掃除の時に年に1回、強力な洗浄力がある「セスキ」を用意して掃除をしています。

洗剤売場では様々な用途で洗剤が用意されていますが、工場なのどの特別な所でない限り、家庭での掃除の洗剤は「重曹」と「クエン酸」で十分です。

それぞれ用途別の洗剤は、汚れが“酸性”“アルカリ性”の偏りに合わせて、様々な化学的な溶液を混ぜているので、その「汚れ」を理解してれば、いろいろな洗剤を用意する必要はありません。

ロハスな生活では「ナチュラルクリーニング法」で掃除をしている方が多いと思います。

「ナチュラルクリーニング法」とは、理にかなった古人からの知恵から生まれたもので、身近にある安心な素材を使ったお掃除方法で、人の体に不安を感じる“合成洗剤”を一切使用しなくて掃除ができることが何よりも安心できる掃除方法です。

食品や自然界にあるモノの“酸性”“アルカリ性”を生かした方法です。

  • 酸性の汚れには重曹
    重曹(炭酸水素ナトリウム)は、自然界に存在している塩と石灰を原料として作られてます。
  • アルカリ性の汚れにはクエン酸
    柑橘類などに含まれる有機化合物や、さつまいもなどのデンプンや糖を発酵させてつくるようなお酢がクエン酸です。

このように自然界にあるものなので、強力な洗浄力があるにも関わらず掃除後も、川に流しても環境に優しい「ナチュラル洗剤」なのです。

 

ロハス生活でのナチュラルクリーニング法-重曹・クエン酸・セスキの使い方

ロハス生活では、人の健康と安心・安全を優先して生活していると、結果、地球にも優しいものを使っていることに繋がっていくことを感じられます。

元々自然界にある素材のナチュラル洗剤を使い、その素材は食品として使用することもあることから、人肌に触れても安心できることが多く、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では習慣にされると安心・安全な部屋で生活できます。

ナチュラル素材のモノは、合成洗剤よりも洗浄力が弱いと考えられがちなのですが、“酸性”“アルカリ性”という汚れの特性を知ることで簡単に汚れが取ることができます。

その上、合成洗剤はすすぎなどの仕上げが必要な掃除となりますが、ナチュラル洗剤では念入りな洗剤落としをすることがないので、労力が全く違います。

用途別の多くの掃除用洗剤を用意しなくても良いことから、経済的な掃除方法でもあると思います。

 

ナチュラルクリーニング法は汚れの“pH”を知ることからはじめよう!

 

汚れを落としている洗剤は、酸性の汚れはアルカリ性の洗剤を使用し、アルカリ性の汚れは酸性の洗剤を使用することがルールです。

住宅で重曹でほとんどの汚れが落とせるのは、家の汚れの80%が酸性のものが多いからです。

そして、私のように常に水回りの溝などがピカピカではない場合、大掃除の時にはアルカリ度が高い「セスキ(セスキ炭酸ソーダ)」を使用すると効率よく掃除ができます。

 

 

ナチュラルクリーニング法「重曹・クエン酸・セスキ」の使い方

 

酸性の汚れは、アルカリ性寄りの重曹で!

アルカリ性の汚れは、酸性寄りのクエン酸で!

酸性の汚れが酷い場合、重曹よりもアルカリ性寄りのセスキ炭酸ソーダで!

 

汚れは洗剤で中和することで落ちているのです。

市販の洗剤は、あらかじめ用途に応じて汚れが落ちやすい液性に化学的に合成して設定してあるのです。

ナチュラル洗剤は汚れが落ちないのではなく、用途を間違えているだけなので、目の前の汚れが酸性なのか?アルカリ性なのか?と知ることで、合成洗剤と同様、洗浄力を発揮してくれます。

私が使って重宝している「重曹・クエン酸・セスキ」の使い方と、混ぜるときのポイント・注意点などをご紹介します。

 

重曹-人と環境に優しく、家庭洗剤の80%の役割を果たす

 

自然界に存在する物質のため、使用後も環境への負担が小さく、お菓子などの“ふくらし粉”などの食用にも使われているので、「安全」であることから小さなな子供がいても安心して使うことができるのが、一番のメリットです。

濃度を間違えなければ二度拭き不要のラクな掃除で済ますことができるので、時短ができることも嬉しいひとつです。

家の80%の汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤を使用するため、重曹を使用した掃除で十分です。

酸性の汚れといえば油汚れ・家電品につく手垢やベトツキも油汚れの仲間です。

油汚れ・食べこぼし・手あか・湯あか・皮脂・生ゴミの臭い・腐敗臭などが酸性の汚れです。

 

得意とすること

  • 日々の軽い油の汚れ
  • 酸性物質の臭いの消臭(生ゴミなど)
  • 水に溶けにくい粒子が細かいクレンザーとして使用
  • 茶渋や焦げ付きを発泡作用で剥がす

 

重曹の苦手とすること→クエン酸を使用すること

  • アルカリ性の臭い(トイレのアンモニア臭)
  • 白く硬くなっている水アカを落とす
  • 泥の汚れ

 

注意すること

  • 畳はい草のタンパク質と重曹が反応して、変色してしまう可能性があります。
  • アルミ製品(アルミ鍋など)はアルミと重曹が反応して表面が黒ずんでしまいます。
  • 白木は水と同じでシミになります。
  • 柔らかい素材の食器(漆器やプラスチックなど)は傷つきやすいので、水で溶かした重曹水での使用はいいのだが、粉のままでは使用しないでください。
  • 大理石は、アルカリ性にも酸性にも弱い素材なので、変質していまいます。
  • 重曹は湿気を吸うと固まってしまうので、しっかりと袋を密封するか、フタのある容器に入れて保管してください。

 

重曹の使い方

 

重曹の粉末を使用

茶渋がついた食器や鍋底の焦げは重曹の粉末を振りかけ、スポンジで擦るように磨き、シンクの油汚れやぬめりには、重曹をまぶしてクレンザーとして使用する。

重曹水を作って、スプレーして使用

コンロの軽い油はね、フローリングや窓ガラスでは、重曹水をスプレーして拭き取る

 

重曹水の作り方

40℃のお湯をいカップ(200cc)用意して小さじ1/2~1ぐらいの重曹を入れて溶かして、1日で使い切るようにします。

重曹は水に溶けにくく、濃度が濃すぎると白い粉が残るので、スプレー容器の管が詰まってしまうので注意してください。

重曹ペーストの作り方

部分的な頑固な油汚れに練った重曹を塗りつけて、30分ほど放置して汚れが取れていなかったら歯ブラシなどで磨きます。

割合は【 重曹2:水1 】で混ぜてペースト状にします。

研磨作用があるので、歯磨き粉としても使用できるのですが、私はまだ使ったことがありません。

ただ、歯磨きに使用してもよいということで、口の中に入れても良いものだという安心感があります。

私は重曹を掃除に使う2ヶ月ぐらい前に、消臭目的でフタがない小さな器に下駄箱に入れて置いておきます。

その他に冷蔵庫などの消臭対策で使用した備長炭を下駄箱に置きます。

重曹は「食用」「日常用」「工業用」と3種類ありますが、お菓子を作る時など、あらゆることに活用できて便利な上、二度拭きを怠って口に入っても安心できるので「食用」を選んでいます。

 

クエン酸-白い固まり汚れや黒いカビの掃除と抗菌作用

クエン酸は体に良いとされている調味料の“お酢”や果物の“柑橘類”の「酸っぱい」と感じる元です。

私は食べ終わったみかんの皮をシンク周りなどを磨いてから捨てます。

みかんの皮を陳皮にすることもありますが、ワックスが濃く付着しているようなみかんの皮は、表面をお湯でサッサ~と洗ってから、掃除やお風呂に使って捨てています。

 

掃除用として粉末で購入するクエン酸は、あの鼻にツンとするような独特な臭いもしないので、クエン酸が苦手とする方も安心して使うことができます。

重曹は汚れの80%を解決できるものですが、普段のお掃除を怠っていると、隅っこではアルカリ性のアカなどが白く残っています。

シンクの水アカ・石鹸カス・電気ケトルの白いアカ取り、トイレのアンモニア臭やタバコ臭の消臭などに使います。

 

得意とすること

  • 石鹸カスの水アカなどのアルカリ性の汚れ落としに有効です。
  • トイレなどで発生するアンモニア臭・タバコ臭・魚を焼いたあとのコンロの臭いの消臭に使います。
  • 動物のトイレまわりではアンモニア臭を消臭し、尿から排泄されるカルシウムなどの白く残ったアカの掃除ができます。
  • 水道水中のカルシウムの汚れ落としとして、電気ポット内部の汚れに役立ちます。
  • 抗菌作用があります。

 

苦手とすること→重曹を使用すること

  • 酸性の汚れを落とすこと
  • 酸性(生ゴミなど)の臭いを消すこと
  • タンパク質である皮脂・手アカ・血液などを落とすことが苦手

 

注意すること

  • 大理石は、アルカリ性にも酸性にも弱い素材なので、変質していまいます。
  • 鉄の素材でできているものは、完全にクエン酸が残っているとサビの原因になります。
  • 塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に注意してください。
  • スプレー掃除をしているとき、誤って目に入ってしまうと、強い痛みを感じます。(みかんの汁が飛んだ時と同じ)

 

クエン酸の使い方

 

クエン酸の粉末を使用

私はクエン酸を使用する時は、水に溶かしてスプレーにすることが多いです。

クエン酸水を作って、スプレーして使用

トイレなどの掃除で、クエン酸水があると便利です。

 

クエン酸水の作り方

クエン酸は水に溶けやすいので、重曹のようにお湯にしなくてもOKです。

水をカップ(200cc)用意して小さじ1/2~1ぐらいのクエン酸を入れて溶かして、1日で使い切るようにします。

 

セスキ炭酸ソーダ-ため込んだ汚れに大活躍!四角い部屋を丸く掃除する私の救世主!

 

日常の掃除において、私のように隅々までピッカピカにできていない場合なのですが、“セスキ”はアルカリ性のpHが高いので、洗浄力が強いため大掃除などでは大活躍します。

重曹よりちょっと大変なのは、洗浄力が強力であることからアルカリが残るので、使用後はしっかりと拭き取らなければならないことです。

その労力は普段ひんぱんに磨き掃除をしていないツケだと思って、私は大掃除の時は“セスキ”を使う掃除が多いです。

重曹は新しい油汚れに対して、セスキは古く硬くなった油汚れに強いので、ため込んだ汚れ落としに大活躍します。

家庭内汚れの80%をしめる酸性の汚れである油や皮脂や手アカなどを、中和して分解して効果を発揮するのです。

四角い部屋を丸く掃除する私の、部屋隅掃除の救世主なんです。笑

 

得意とすること

  • 取ってなどの細かい所に溜まっていく、手アカ汚れをササッ~と落とします。
  • 古くて硬くこびりついている油汚れ落としは、セスキを染み込ませて簡単に取ります。
  • キッチン全体のバタついた油汚れ
  • 血液などのタンパク質の汚れ

 

苦手とすること

重曹の苦手とすることを踏まえた上で、更に苦手とすることをプラスすると、重曹は研磨剤としても使用できますが、粒子が小さいのでクレンザーとして向きません。

 

注意すること

重曹の注意とすることを踏まえた上で、更に注意することはをプラスすると、強力な洗浄力であることから肌の弱い人は手荒れを起こす場合があるので、ゴム手袋を着用するようにしてください。

 

セスキ炭酸ソーダの使い方

 

セスキ炭酸ソーダ(pH9.8)は重曹(pH8.2)よりもpHが高いという違いだけなので、粉末・液状でも、作り方と使い方は同じです。

ひとつの違いは、重曹よりも手荒れがおきる可能性があるので、手袋をしましょう!ということだけです。

 

重曹・クエン酸・セスキで掃除に便利なモノ

 

重曹・クエン酸・セスキの粉末を均等に散りばめるために、私は100均の粉ものがキレイに振るえる容器を使っています。

重曹水やクエン酸水を作る時も、100均で売られているスプレー機能がある容器を使っていますが、100均の容器で十分です。

そして、以前ちょっとしたブームになりましたが、棒にキッチンペーパーをゴムで巻く商品がありましたよね。

割り箸にキッチンペーパーを巻けばできる棒ですが、それ以上に細い棒をつくるためにバーベキューの棒や焼き鳥の串などに巻いても使いやすい部分があります。

私のように、掃除を怠っているとサッシの隅にゴミのカタマリが固まっていることもあるので、串に突いてゴミを取る作業があります。

家にあるものを工夫をすれば、掃除用具は最小限の道具でできるものだと思います。

 

日々のついで掃除と大掃除の早見表

 

水アカのよごれは水のミネラル成分が残って、時間とともに積み重なってできる汚れなので、日々のついで掃除では“重曹使い”で、大掃除では“セスキ”使いが便利かもしれません。

日々の生活の中でついでに行う掃除と大掃除の仕方の早見表をつくりました。

台所の掃除

場所・物日々のついで掃除大掃除
シンク洗い物のあとに、重曹で磨いて洗い落とす蛇口などに水アカがあったらクエン酸水をスプレーしてキッチンペーパーに染み込ませて30分放置して歯ブラシなどで磨く
コンロまわり重曹水をスプレーをして拭き取る重曹水(重度の汚れの場合セスキ)をまんべんスプレーして、こびりついた部分はヘラをキッチンペーパーで包みこそげ落とす
コンロの周りの壁重曹水をスプレーをして拭き取る重曹水(重度の汚れの場合セスキ)をスプレーをして、キッチンペーパーを貼り付け更に重曹水が垂れ落ちないようにスプレーして30分放置して拭き取る
換気扇重曹水をスプレーをして拭き取る重曹水(重度の汚れの場合セスキ)をスプレーをして、キッチンペーパーを貼り付け更に重曹水が垂れ落ちないようにスプレーして30分放置して拭き取る。フィルターは重曹(重度の場合セスキ)を振るいかけて歯ブラシのような細かいブラシでこすり洗いをする
グリルやトースター部品重曹水をスプレーをして放置して洗う重曹水(重度の汚れの場合セスキ)をスプレーをして、キッチンペーパーを貼り付け更にスプレーして30分放置して洗い流す。グリル部品をつけ込んでおけるような大きな容器、若しくはシンクにつけ込むことができるならば、重曹水(重度の汚れの場合セスキ)につけ込んでおいてもOK
鍋などの焦げ付き中身を水洗いをして、水を張って重曹を大さじ1~2入れ、沸騰させたら火を止める重曹水(重度の汚れの場合セスキ)に漬け込んで1時間放置してから、中身を水洗いをして、水を張って重曹を大さじ1~2入れ、沸騰させたら火を止める
食器の茶渋重曹をかけてこすり洗いをする重曹水(重度の汚れの場合セスキ)に漬け込んで30分放置し、更に重曹をかけてこすり洗いをする
食洗機中のカゴを取り出し、重曹で洗う食洗機を空の状態にして、クエン酸を小さじ1を入れて洗浄する
電気ポット水拭きをするポット内を満水にしてクエン酸粉末を小さじ1程度溶かし、スイッチを入れて湯を沸かし1時間放置。スイッチを止め湯が冷めたら湯を捨ててスポンジを使いながらお水で濯ぐ
冷蔵庫冷蔵庫の表面は重曹(重度の汚れの場合セスキ)をスプレーして、拭き取りアルコールを直接スプレーして拭き取る冷蔵庫内は汚れの気になる部分にアルコール水を吹きかけ、クロスで拭き取る。仕切りなどは取り外して丸洗いをする
電子レンジ重曹をスプレーして拭く重曹を使った掃除方法の記事があります

 

トイレ・洗面・風呂の掃除

重曹やクエン酸の入浴剤が流行っていたり、湯船に重曹を入れて浴槽や小物の掃除をするのは、重曹を入れることで殺菌効果によって菌の繁殖を防ぐことができます。

しかし、風呂釜の故障の原因になることが増えたことから、使用方法で注意を呼びかけているガス会社が多くあります。

風呂釜で重曹を使ってはいけない理由

  • 重曹を頻繁に入れると風呂釜の劣化が早まる
  • 給湯器がついている風呂釜には銅でできている部品が多いため、その銅を痛めてしまう

ほとんど給湯器が設置されているお風呂なのではないでしょうか。

お湯を循環させなければ風呂釜を痛めることも少ないのですが、できることなら湯船で小物やの掃除は重曹ではなく、「炭酸化ナトリウム」を使用するようにしてください。

「過炭酸ナトリウム」で風呂釜の管にこびりついているアカまできれいになります。

 

水回りは菌が発生する場所です。

特にお風呂は繁殖しやすい20℃以上の温度・水分・エサとなる汚れが多いので、仕上げにはアルコール水を吹きかけて除菌・防カビ対策を忘れずに!

場所・物日々のついで掃除大掃除
トイレ便座便座・床・壁と消臭効果もあるクエン酸水で拭き掃除便座裏の溝の尿石汚れには、キッチンペーパーに濃いめのクエン酸水を含ませて便器に貼り付けて、さらにクエン酸水をスプレーして一晩置いて、朝キッチンペーパーを取り除きブラシで擦って汚れを落とす。仕上げにアルコールをスプレーする
洗面台粉末の重曹を振りかけてスポンジで擦って洗い流す蛇口を含め全体にクエン酸水をスプレーして拭き取る
浴槽・壁重曹水でスプレーして、スポンジで磨く重曹は研磨剤代わりとして皮脂や角質の汚れを落とすので、浴槽を濡らしてアクリルたわしで磨く
床・ドアゴムパッキンなどカビが生えやすいので、乾拭きして、アルコール水をスプレーする溝の部分を粉末の重曹(重度の汚れの場合セスキ)をまいて、細いブラシでこすり洗いをして乾かし、アルコール水をスプレーする
風呂釜・小物重曹水でスプレーして、スポンジで磨く風呂釜の穴よりも上に水を張り、小物をすべて湯船に入れて「過炭酸ナトリウム」を2カップいれます。そして、追い焚きをすることでキレイになります。湯船に重曹やクエン酸を入れて水を張るのは風呂釜の故障の原因
水まわりの鏡クエン酸水をスプレーして拭くクエン酸水をスプレーして、キッチンペーパーは貼って再度クエン酸水をスプレーして、スポンジでこすり洗いをし、それでも汚れていたら、水アカ専用の紙やすりでこすり洗いをする方法がある
シャワーヘッドシャワー全体もクエン酸水を含んだキッチンペーパーを巻きつけて、スポンジでこすり洗いシャワーヘッドの中は、皆さんが思ったよりも汚れています。洗面器にクエン酸水を用意してシャワーヘッドをつけ置きをすることで、内部をきれいにすることができる
食洗機中のカゴを取り出し、重曹で洗う食洗機を空の状態にして、クエン酸を小さじ1を入れて洗浄する

 

パイプや排水口の掃除-重曹+クエン酸の泡々効果!


目に見えない・手に届かない部分の掃除といえば排水口であるパイプですね。

排水口のパイプ内の汚れは、ドロドロこびりついた汚れです。

重曹+クエン酸で「発泡反応」という化学反応をおこし、泡が膨らんで配管の汚れを剥がしてくれます。

排水口のプラスチックの部品は、重曹などでスポンジ洗いを済ませておきます。

  1. クエン酸熱湯を作る-鍋に2リットルのお水とクエン酸大さじ1を加えて沸騰させておきます。
  2. 排水口全体に重曹1/2カップを振りかけます。
  3. 1で作ったクエン酸湯を排水口に回し入れます。
  4. 化学反応で発泡しはじめます。
  5. 発泡を終えて何の変化もなくなったら水を流して終わりです。

お風呂のシャワーヘッドの内部が汚れている場合、そのシャワーペッドから出てくる水は、雑菌でいっぱいです。

排水口も見えない部分ですが、部屋の臭みの原因になるほど、ドロドロした部分には多くの雑菌がウヨウヨしているでしょう。

見えない部分の掃除も、大掃除では気をつけるようにしましょう。

 

洋室・リビングなどの壁や床・窓は重曹水で拭き掃除ができるのですが、和室の畳にだけは重曹を使用しないでください。

重曹を使うことで畳の色が黄色に変色してしまうので、アルコール水を使用します。

 

 

日々の掃除は「ついで掃除」を心がけましょう

日々の掃除を怠っていると、大掃除が大変ですよね。

毎日コツコツする掃除も「ついで掃除」をすると楽なんですけどね…それがなかなか…

子育てをしながら働いている方は、自分の食事を摂る時間さえゆっくりできない方が多いのではないでしょうか。

私が子育ていているとき、そして仕事が超過密だったとき、食事を作るのがやっとでした。

室内でも自分の歩く目の前にゴミがなければいいか…と、掃除機さえかけられない日々を過ごしたこともあります。

大きなツケとして大掃除が大変でした。

衛生面を考えると小まめな掃除をすることで健康的な生活ができますし、ゴチャゴチャしている部屋で過ごすよりも、きれいな部屋で過ごしたほうが心が穏やかに過ごすことができます。

わざわざ掃除をするということは体の疲れも重なって、後回しになりがちですが「ついで仕事」のように、「ついで掃除」を心がけるといいと思います。

台所に重曹の粉振り容器や重曹水のスプレーを置いて、調理後パッパッパ!シュッシュ…キッチンペーパーでサササーって拭く!

洗い物が終わったらシュッシュ~って仕上げに重曹水をスプレーして、サササーって拭いて終わり。

お風呂に入る前にトイレはクエン酸をシュッシューしてトイレットペーパーで拭いて日々掃除をしてと、その場1分ぐらいで終わらすような掃除をしちゃいましょう。

トイレ掃除が終わったら、お風呂に入ってゆっくりして、石鹸水や消えた泡などが必ず残っているので、私は湯船につかりながらシャワーで洗い場部分の床と壁全体を洗い流すようにしています。

風呂場全体をシャワーで洗い流す仕事は、最後にお風呂に入る人の仕事にしています。

改めて掃除時間を設ける時は、床掃除に集中して終わり!…というように、自分の掃除時間配分を「◯◯しながら」に組み込んでしまいましょう。

子育てや仕事で追われて掃除の時間を設けられない方の場合、「◯◯しながら掃除」というように掃除をしていかないと、汚い状態が重なって大掃除が大変です。

毎日小まめに水回りの掃除ができていない方は、セスキ炭酸ソーダを使用することで重曹よりも強力洗浄の力を大掃除では発揮してくれると思います。

 

 

私のブログで、掃除の記事が少ないのは、私は掃除が苦手だからです。

仕事と育児に追われていた若い時は、四角い部屋を丸く掃除して、ホコリで死なない!と、とんでもない言い訳をしている時期がありました。

息子ふたりも働くようになり、やっと静かできれいな生活ができるようになると思っていたら、息子達に同居を希望されて、また赤ちゃんが生まれてドタバタした生活をしています。

その上、汚し屋の孫がふたりいるので、掃除をする気持ちが失せてしまいます。(言い訳?…苦笑)

掃除は手を抜いても生活はできますが、やはりきれいな方が気持ちがいいですよね♪

掃除は汚れの特性と、重曹・クエン酸・セスキなどのナチュラル洗剤の特性を知ることで、人にも環境にもやさしい掃除ができる上、とても気軽にできるようになります。

そして、掃除用の洗剤も減り、経済的なことも嬉しいひとつです。

 

ロハスな生活で、掃除から環境を考えて…ナチュラルクリーニング

毎日の生活の中で、“掃除”は、どのくらい意識して時間を費やしているのでしょうか。

化学的な洗剤は、手を荒らすこともあり、経皮毒も心配です。

皮膚や鼻の粘膜から体内に化学的溶液を進入させてしまうことは本当に注意したいことです。

そして、環境にいいことを…とエコロジーについて考えてみても、現実的にはストイックな生活ができず、ゆるいロハスになっている自分に気がつきます。

どんなに環境を意識しても、楽な化学的なモノを使用したくなったり、すべてのモノを自分で消費することはできず、結局、ゴミの日には生ゴミを出すこともあるし、折角購入したものでも、不要であったことに気づいて使い物にならずゴミに出す。

自分に甘い感覚・無力感だけを抱くことになります。

しかし、エコロジー的な考えにがんじがらめにならないで、少しずつ環境にいいことができる…そんな“ロハス”という思考が好きです。

自分勝手なのかもしれませんが、「自分にとって気持ちよく納得できることを少しずつ実行してみる」という発想の“ロハス”は、人に不快感を与えてしまうような強引な感覚を感じられないのです。

地球に…人々に…家族に…と、自分の足元からちょっと身体にいいことをする…

次世代の子どもたちに、ちょっとだけでも「良いことに繋がる」と思って、コツコツ自分のできることを実行してみる。

私ひとりが、化学洗剤ひとつ替えただけでは、環境にさほど影響がないと思う。

でも、ちょっとづつでも意識する人が増えてきたら、地域から県へ…国へ…世界へと良くなっていくのになぁ…と、考えるこの頃です。

そんなロハスな生活を心がけてみると、ナチュラルな洗剤でもきれいになる…自然の原理って面白いな…と思って、いろいろと楽しみながら掃除ができるようになりました。

掃除が苦手で、環境や健康的な体になることを望んでいる方…

ロハスな生活の“ナチュラルクリーニング”がおすすめです♪

 

 
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