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「園芸療法」春のイライラ解消?!生活に緑がある丁寧な暮らし

 

小さな子供からお年寄りまで自然から多くのことを学び癒される

私とお嫁さんと孫とで、毎年花壇やプランターに花や野菜を育てています。

冬の作業は子供にとっては寒くて大変なので、土をねかせておいて春から苗や種を植えています。

小さな花でも蕾から咲き、プチトマトは摘みながら食べてしまうことも…。

料理の途中で孫はミントやバジルなどを摘んで、添えたりケーキを飾ったり…。

園芸を療法と捉えて行っていたわけではありませんが、生活の中で「育てていく」ということは、小さな子供にとって大切なことだと思うからです。バジル

幼児である孫には「理科」として成長の観察というよりも、「育てる」という責任感・達成感・満足感という心が育ってほしいなという気持ちで育てていました。

種を◯◯の赤ちゃんと呼び、苗を◯◯の子供たちと呼んでいます。

種を蒔いて水やりなどのお世話して、植物の成長の手伝いをしているうちに、「自分が育てている」という自尊心や充実感が生まれ、そのお世話をするという責任感が生まれます。

孫が3歳の夏のことですが、水やりを怠ったとき、夕方には植物に元気がなくなりました。

植物には大変申し訳ないのですが、大人は気がついていても水をあげず、わざと植物がショボンとしている姿を孫に見せました。

夕方に気がついた孫は、「ごめんなさい」と泣きながらお水をあげていました。

「お水あげたの!」と親が怒ることよりも、責任を怠ったために植物の元気がなくなったと見せることのほうが、子供の心に響くと思ったからです。

それ以降、「大きくなってね」「もうすぐ咲くの?がんばってね」と手をかけて育てている期待感や、「咲いたね♪」「かわいくなったね♪」達成感を感じ、トマトやピーマンには「今日のごはんでサラダにするね」とい満足していて、孫は毎日植物の成長を見守る心が育ってくれています。

育ててビックリ!「大葉-しそ」

大葉皆さんは大葉を野菜売り場で購入しますか?

20枚100円ぐらいでしょうか?苗を購入するとすごいお得ですよ。

苗を購入して数日(約3日)放っておくと、倍の量になって、摘んでも更に倍々と増えていくので、経済的にもプランターで苗を植えて置いたほうが経済的で、料理中に添えられるので便利ですよ。

しそは一年草なので、一回植えると秋に種がこぼれて次の年の春に自然と芽が出てくるので、放っておくだけで自然にシソの芽がでてくるので、苗を1回購入するだけでしそが食べられます。

花粉症に効果的な「しそ」の時期にはまだ小さな赤ちゃんなので、冬の時期に製氷皿でソース状にして冷凍しておくと料理の時に便利です。

花粉症でなくても1日1回食べると健康にもいいです(*^^*)

 

春のイライラ解消?!「園芸療法」

生活に緑がある丁寧な暮らし1春は冬の溜まった体の毒素があることや、新年度ということもあり新しいスタートをする人や、新しい人材が入社することで現役の社会人も指導をしたり配属の変更・新しい体制などがあり、全体的にストレスがある時期になります。

そんな時は、空を見上げて大きな深呼吸・生き生きとした若葉を見たり、ちょっと遠出で海を見に行ったりとストレス解消ができるように、それぞれのストレス発散方法があるのがベストです。

人間は土の上で育っていることもあり、土や植物に触れたり、様々な彩りの花の香りをかぐだけで元気をもらったり、心が軽くなることがあると思います。

植物は私達の食物でもあるため、大地の植物に触れたり、見ているだけで「餓えない」という安心感があり、心身にさまざまな作用があります。

植物や園芸作業は、五感に作用するため「園芸療法」という民間療法があるのです。
園芸はこころにプラス感情をもたらす視覚・触覚・嗅覚・聴覚・味覚が働く

1990年代初めに日本で園芸療法が導入されました。

学校には「育てる」という目的や視覚を生かした心の安定などの効果に期待して、花壇がありますね。

現在は園芸療法を学ぶ学校や団体も増えて、障害者施設や高齢者施設などでも広く活用されるようになりました。

認知症予防や介護予防として、体を動かさない状態が続いてしまうことで心身の機能が低下してしまう病気「生活不活発病」の治療方法に使われています。

園芸療法は現代人すべての人に…四季の移り変わりと育つ楽しみから丁寧な暮らしを知る

  1. 季節を感じられる
    四季という様々な旬の植物を育てることによって、季節感が目覚めて「時間の感覚」をもって、種まき時期や開花などの予想などの「計画的行動」ができるようになります。
  2. 五感を刺激
    外に出て作業をしたり、実った野菜などを食べたりと、視覚・触覚・嗅覚・聴覚・味覚という五感がフルに働くのでリフレッシュさせることができます。
  3. 心の感覚がひらいていく
    心が傷ついて閉ざしている時でも、野外の植物は太陽・光・雨水で「独立された栄養」で自然に育つため、日々成長していくことに感動して、心の傷が癒えて、外界の感覚が蘇ることがあります。
  4. コミュニケーション
    家族間や学校・施設などで、植物の成長を互いに言葉ししたり、「芽が出てきたね~!」「花が咲いたね~」と、会話が盛り上がって表情も自然と明るくなってきます。
  5. 運動と食欲増進
    植物を育てる時は、外で手足を動かし、普段運動をしない人も運動ができ、新陳代謝が高まって心地よい睡眠をとることができます。
    そして運動もして睡眠がとれる上、自分の手で育てた季節の野菜は、とても美味しくいただくことができ、食欲が低下している人でも自分で育てた野菜は残さないで食べようとします。
    子供の野菜嫌いを園芸をすることで、克服することはよくあることですね。

我が家の小さな花と野菜たち「丁寧な暮らし」を伝えていきたい

桜道

晴れたあたたかい日、長男のお嫁さんと孫達と愛犬若葉と桜道を歩いてきました。

すっごーくきれい。

子供たちは落ちている花びらを拾ったりして大喜び!楽しかったわぁ(*^^*)

生活に緑がある丁寧な暮らし2そして、その帰り道に、種や苗・土とプランターなどを購入。

孫は小さな花が好きなようです。

でも、ダイニングテーブルの上に飾る花は、チューリップとかガーベラとか、大きな花を選ぶので、孫の気持ちの中で何か決まりごとがあるのかもしれません。

夕刻調理を終える頃になると、「何か摘んでくるものある?」と質問するようになって、大葉やイタリアンパセリ・バジル・ミントなどのハーブはお肉・魚・サラダに添えるものだと思っているようです。

ケーキを作っていると、「ミント摘んでくる!」と、パターンを覚えています。

ミニニンジン・ラディッシュ・大根葉などは種からなので、毎日芽が出るのを楽しみにしています。

もうすぐしたら、プチトマトの苗を植えて、夏休みには外で遊んでいる最中に、パクって食べちゃうこともあって、近所の子供たちまで欲しがります。

トマトを食べない子も孫の育てたプチトマトは食べるそうです。

子供はそういうものですよね(*^^*)

孫は添えるハーブなどの効能もだんだん覚えるようになってきて、「くしゃみをしたからビタミン!みかんちょうだい」なんて言うようになってきました。

健康を考えて丁寧にお料理して、そのお料理にハーブなどの効果を加えることが、孫には日常になってきました。

 

「園芸療法」春のイライラ解消?!生活に緑がある丁寧な暮らしそして、孫が選んだ猫の大きな鉢に入っているピンクのお花。

玄関の扉横に置いています。

今年小学校に入学するので、登校時間が早くなり、朝起きてお花のお世話と玄関の掃除当番である孫は、忙しい日々になっていきます。

その慌ただしさの中、玄関を出たら一番に目に入るのがピンクのお花にすることで一呼吸できるように「間」をつくりました。

私は孫に「深呼吸して、ちゃんとお花にも、行ってきます!って言うのよ」と伝えています。

朝、ホッとする時間もなく登校するのと、花と向き合ってから学校に行くのでは、心の準備が全く違うと思っているからです。

息子達の時には、玄関にある観葉植物でしたが、孫は女の子なのでちょっと豪華にして大きな植木鉢と花にしました。

心にそっと寄り添ってくれるのもが、自然のものであることで、人は癒されることがあると思います。

いつも歩く道で、そっと咲いている花を感じるだけで、その1日が違ったものになるかもしれませんよ。

 

我が家の小さな花壇と野菜

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