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TOMOIKU*ブログ
2.272017
【春の養生法】春の過ごし方!心と体の大掃除は3つ注意と3つの対処法
春の養生法の基本は体の大掃除
梅の花が咲きはじめると、もう春ですね。
四季がはっきりしている日本では、春には春の養生法があります。
人は心と体が健康であれば、小さな幸せを感じられます。
心と体の調子が悪いと季節の変わり目には体調をくずし、さまざまな体のドラブルがあらわれてしまいます。
春は冬に溜まってしまった体の老廃物を出すために、代謝を上げるような生活や運動…そして「食事」を取り入れて、心と体を整えましょう。
※ 漢方では、人間は自然の一部と考えて、季節に応じた食事や生活をして健やかに生きていくということを「養生法」といいます。
養生とは?季節に合った「食養生」何をいつどのように食べて心と体を整える?…というがある方は、関連記事にて綴っています。
春の体調はこれからの1年に大きく影響を与える3つの対処法
心も体も健康で過ごしていくために、春にはしっかり養生しましょう。
春の注意すること3つ
- 老廃物を出し切ること
春になると、動物は冬眠から目覚めるように、人間の体も冬の眠りから目覚めて、心や体に溜まった老廃物を外に出して、生まれ変わろうと、新陳代謝が活性化するので、体の大掃除をする季節なのです。 - ストレス解消を心がけること
春は気持ちが不安定になりやすい季節なので、イライラしたり落ち込んだりするような自律神経に影響がでます。
その上、春は就職、移動、転勤、入学や卒業などの社会環境の変化は、本人だけではなく携わる周りの人も含めて、ストレスがたまります。 - 「気」を高めるようにすること
春に不調を感じるるのは、体のエネルギーが不足しがちな方が多く、旬の物を食べたり、深呼吸をしてエネルギーを取り入れるようにしましょう。
春の3つの対処法
本格的な方法もありますが、まずは意識してマッサージなどをしましょう。
- ラジオ体操をして、伸びやかに体を動かして、冬にたまった老廃物の排出を助けてあげましょう。
- おへそ周りの膀胱や超がある腹部には老廃物を出すスボを刺激。
- 足裏の内側ラインのマッサージ。
- シャンプーをするように、外側から頭のてっぺんにむけて頭皮マッサージ
- うつ伏せで大の字になって手足の指先を伸ばすようにストレッチ。
- 便や尿の排泄のためにも、邪気のたまりやすい下半身を動かすために、階段の昇り降りや大また歩く。
②呼吸法
- 心の落ち着かせるには、鼻から深く息を吸い込んで、口から息を完全に吐き出す深呼吸を10回する。
- 代謝をアップするために、呼吸とともにお腹を大きく膨らましたりへこましたりして、水圧を利用する。
③食べ物
- やる気が出ない落ち込むなどは体にエネルギーを補うために、豆類・雑穀・きのこを食べて体のパワーをアップ。
- 眠気は体のエネルギーが停滞しているので、ミントやシソなどの爽やかな香りを使って体の巡りをよくする。
- だるい・肌トラブル・気持ちが不安定の時は「酸味」のお酢・レモン・グレープフルーツなどを摂る。
- ホルモンバランスが乱れ、生理不順などの婦人科トラブルは、甘酸っぱい(柑橘類など)フルーツを食べる。
- お茶の苦味や渋みには解毒作用があるので、濃いめの緑茶をいただく。
冬眠から目が覚めた熊が、まず初春の味覚の代表格「フキノトウ」のような苦味のある新芽で、熊は溜まった老廃物を排出し、冬の体から春の体へとスムーズに移行させるための知恵を持っています。
旬のものにはすべて「意味」があります。
そのようにして先人たちは様々な「気持ちよく病気をしないで生きていく方法」を生み出してきたのですね。
なんとなく暇な時、手をぶらぶらさせてみたり体を捻ったり、ラジオ体操をして最後の深呼吸をちょっと余分にしてみたり…
そして、旬のものをいただいて、ギラギラ光る夏に向けて体力をつけていきましょう。
<健康を意識した目的別レシピ>
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