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TOMOIKU*ブログ
2.32017
【立春】旧暦のお正月に想う-「春の息吹を感じる心の余裕」を持つと未来が見える

2月4日は立春-旧暦の「お正月」
1月1日の元旦には、1年が無事に過ごせたことを感謝して、新年には様々なお願いや決意をしたりしませんか?
それに対して、旧暦のお正月を意識した大々的な行事は、各家庭ですることがありませんね。
そんな旧暦のお正月に心の立て直しをしてみてはいかがでしょう。
立春は暦の上では春を迎えたのですが、まだまだ残寒が厳しく背中を丸めてしまいます。
しかし寒い!寒い!と言いながらも、着実に芽吹きの季節は近づいています。
冬が終わって、植物や小さな生きものたちが一斉に息を吹き返し、冬眠していた動物達も活動的になり始めます。
人間というのは、理屈で動いてしまう動物になってきていると私は感じているので、街のあっちこっちにあるちいさな命を感じることで、自分の生活や仕事…あなたが心の中で誰にも言えないこと…そんな悩みや疑問を、旧暦のお正月でひっそりと立て直しをしませんか?
ていねいに暮らすことのひとつなのではないかなぁ…と思うのです。
反省なくして自己開発はできない
疲れている人に、「空をみよう!」と言いますが、顎を持ち上げて空を背を伸ばすことさえも苦痛なことが人生には多くあります。
私は雲の形を何かの物に想像するのが好きなので、空を見上げることに苦痛を感じたことはありませんが、誰もが同じ方法で救われるとは限らないのではないか?と考えます。
行き詰まっているのであれば…
どこかでその状況から抜け出したいと思う感情が残っているのであれば…
自分の好きな「◯◯の日」を定めて気持ちを整えてみてはいかがでしょう。
私は年4回あります。
立春・立夏・立秋・立冬です。
これは年4回の節分と言って、2月3日だけが節分ではないからです。
この話は「【如月】ていねいに暮らす-「節分」邪気を祓い福を招く!5つの鬼と恵方巻」で綴っています。
自然の摂理であるならば、季節の変わり目である時に体や心を整える日にしたら、再度自分を見直して何気なく時だけが過ぎてしまうことはないかもしれないな…と思っていたからです。
これは小学生のスポーツ選手をしていた時から…そして、経営をしている間の30年間も、年4回の「反省と目標」と心に決めて、自己と会社の見直しをしてきました。
自分を見直すことって必要なことだと思ったからです。
◯◯年後は自分はこうなっている!では今年はこう!今年を達成するために、数ヶ月はこう!という数ヶ月の積み重ねが未来を生み出すような気がします。
何でもいい!「命」を感じられるものを
Google+で多くの方を拝見していると、植物の成長や鳥…海の様子…と日本は北から南と気候差があって、梅は咲いている地域もあれば、雪が積もっている地域もあり、様々な日本の様子を知ることができます。
そのような小さなことを、身近にも感じることで、心が穏やかにもなります。
愛犬の若葉と散歩をしていると、チワワは小さいので目線では何が見えるのかな?と低い位置の花を意識してみると、可愛いけれど大地にしっかり根付いている花が多いことも感じられます。
くだらない!…と思われる方もいらっしゃると思いますが、人それぞれで見つけられればと思います。
写真は「蕗の薹」ですが、ちいさいのに、雪を持ち上げてしまう植物の力はスゴイ!
節分草はとても短い期間しか咲いていませんが、とても力強いです。
早春に芽を出して節分の頃に花を咲かせることから「節分草」という名になりました。
可憐な花は人気が高いのですが、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になってしまってます。
小さな小さな花だけど、大きな力を持っています。
花に興味がない方は、小さな石など地層を見ることで、感じることがあるかもしれません。
そんなことを感じるだけでも、人は何かに気付き、方向を変えられるようです。
明日の仕事が気になりますか?行き詰まっていませんか?
そんな時こそ、季節の自然の力を借りて、心を整えてみませんか?
<健康を意識した目的別レシピ>




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