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【睦月】ていねいに暮らす-1月のくらし「仲睦ましくする月」で「保温に気をつける月」!

 

ていねいに暮らす1月のくらし「人と仲睦ましくする月」

新しい1年のはじまりです。

一月を睦月(むつき)の言われは「人と仲睦ましくする月」で、華やかな「梅」の花が誕生花です。

一年のはじまりが「人と仲睦ましくする月」で梅の花言葉「気品ある美しさ」なんて、本当に日本ってステキです。

元旦は和やかな時間が流れる中で、1年の目標を新たに身が引き締まる気持ちになるようですが、私は家族と離れて暮らしている次男夫婦含め11人と愛犬のお正月の食事を1日中台所で準備しているので怒涛の元旦になります。

でも、家族が健康で新年の挨拶ができて、お正月からみんな笑っているので、「人と仲睦ましくする月」ができたスタートであることに心から感謝しています。

ていねいに暮らす1月のくらし「体の保温に気をつける月」

寒さが次第に激しくなる頃で、暖かい所から急に寒い所へ出ると、血管が収縮するのでヒートショックなど血圧系に体のトラブルにになりやすくなります。

冬は室内と外気との差をなるべく少なくするようにしましょう。

「寒の入り」は二十四節気の小寒1月5日頃です。

冬は春からの活動源を養うために、生命力を温め守るように過ごす時期なので、寒いことにも意味があります。

「寒」が体内に入ると風邪をひきやすくなったり、体調不良になりやすいので、適度な防寒対策が必要ですが、着込みすぎや暖房で汗をかくようなことは避けるようにしましょう。

冬の過ごし方のテーマは「保温」で、体を温めるねぎやしょうがなどの食材を積極的に摂取するように気をつけて、体を温め「気」をあげるようにしましょう。

食事で体の中の保温状態をつくるには、発汗して体を冷やさない程度のピリ辛料理や根菜・海藻などの食べ物を組み合わせで足先まで温まり、春の体調不良を予防できます。

冬に草木が土中で春を待つように、自然の一部である人間も体の基盤づくりをして、解毒の春を待つようにしましょう。

冬は命を温存するような日常を過ごしてきましょう。

旬の食材を生かして、冬を乗り切りましょう!

種 類旬のもの
野菜ほうれん草 春菊 小松菜 野沢菜 水菜 蓮根 ごぼう ブロッコリー カリフラワー セロリ 芽キャベツ キャベツ 白菜 菜の花 長ネギ 長芋 大根 セロリ など
果実みかん いよかん オレンジ シークワーサー レモン キウイ など
魚介類あんこう ふぐ ぶり 金目鯛 こはだ さわら たら ひらめ ほうぼう ぼら さかさぎ など
海鮮物のり たらこ しじみ カニ ほたて 赤貝 伊勢海老 甘エビ ヤリイカ イイダコなど
その他小豆 おから とうふ 納豆 こんにゃく など

私はブリの刺し身・ブリの塩焼き・ブリと大根の煮物…と、脂ののった寒ブリは、生でも煮ても焼いてもブリが好き♪

お正月料理にはブリの照焼は我家では欠かせません。

そのブリは成長とともに呼び名が変わり、発育途中は「ハマチ」大きくなって「ブリ」となりますが、最近は天然物を「ブリ」養殖物を「ハマチ」と言うこともあるようです。

風邪を予防するビタミンCが豊富な蓮根のきんぴらは、シャキシャキして大好きなのですが、旬の蓮根は本当に美味しいです。きんぴら

冬の寒い時に、唐辛子がピリッとした甘辛のごま油のきんぴらは、ごぼうと組み合わせることで旬の野菜2種使用ですね。

そして蓮根は縁起のよいもので、穴があいていることから「将来が見通せる」としてお祝い料理に使われることが多い食材です。

ほうれん草はおしたしも美味しいですが、朝元気パワーアップにバターで炒めてもいいですね。

湯がかないバター焼きはビタミンCが流れ出てしまうこともなく、鉄分の吸収を助けてくれて、旬のほうれん草は栄養と甘みがギューっと凝縮されています。

旬の野菜や魚などに、熱を加えたショーガオールが多くなる生姜を朝食べると体がポカポカして、通学通勤の寒さの助けになると思います。

1年のスタート1月!

冬将軍の到来!寒~い冬を元気に過ごしていきましょう。

 
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“漢方養生士・中医薬膳師”として「薬膳・ローフードの食事」と、“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」の講座を各地で行っています。


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