TOMOIKU*ブログ
12.232016
どうしてガンになる?(1)きちっとメカニズムを知っておこう
癌(がん)のメカニズムを知っておこう
もし自分ががんになったら…
がんは遺伝?
がんは生活習慣病の沿線上のものなのか?
数十年前の死亡原因の解明が、医療の進化によってガンの診断がつきやすくなったのか、複雑な社会や欧米化の食生活によってがん増えてきたものなのか?
がんに対するデータが多く集められるようになることで、早期発見にて完治できるようになってきました。
誰もが生活習慣によってがんになる可能性がありますし、不摂生が生活をしていても体質なのか…ストレスを発散させることが上手なのか…がんにならない人もいます。
まず「がん」のことを知りましょう。
がん細胞は、DNAのコピーミスで突然変異を起こした死なない細胞
そもそも、どうして「がん」はできるのでしょうか。
人間の体は約60兆個の細胞からできていて、細胞分裂を繰り返して古い細胞から新しい細胞へ日々入れ替わっています。
その細胞が分裂するときには、元のDNAをコピーして、新しい2つの細胞に振り分けます。
ところが。喫煙や生活習慣によて体力が落ちたちして何かしらに感染することによって、細胞の中の遺伝子に傷がつくと、間違った情報が伝達され、新しい細胞が元の細胞とは別の形の異常な細胞にかわります。
人間のすることですから、コピーミスを起こすこともあり、それが遺伝子の突然変異です。
突然変異を起こした細胞は多くの場合死ぬのですが、ある遺伝子に突然変異が起こると、細胞は死ぬことができなくなり、止めどもなく分裂を繰り返すことになり、この死なない細胞のことを「がん細胞」といいます。
人間にはその異常な細胞を修復する力が備わっているのですが、増殖するスピードが修復力を上回ってしまうと、異常な細胞がどんどんと増え続け、それが塊(かたまり)となって「がん」になります。
健康な人の体ででがん細胞は1日約5,000個は発生しては消えているもので、上記の理由にて、免疫細胞が退治できないと「がん」が蓄積されてしまうのです。
がん細胞ができてしまうと、免疫細胞(リンパ球)がそのつど退治しているのですが、年齢を重ねることによって、免疫細胞の機能(免疫機能)が落ちていく上に、突然変異が積み重なってがん細胞の発生が増えるのです。
年齢を重ねることでがんにかかるのが増えるのは、突然変異されてしまったガン細胞が蓄積され、それを退治してくれる免疫細胞が衰えるからなのです。がんが老化の一種と言われるのはそのためです。
<画像出典 がん保険アフラック>
遺伝より生活習慣の方が多く関わっている
がんは遺伝性が強いと勘違いをしそうですが、遺伝が関係するのは、がん全体の5~10%で、がんは生活習慣病であり、家族にがんになった人が1人もいなくてもかかる可能性があります。
私の母の兄弟8人全員ガンで高いしました。
遺伝と思われがちで、遺伝なのかもしれませんが、何よりも生活習慣ががんになりやすい状況でした。
油もの大好き!野菜嫌い!男性は喫煙・飲酒と生活習慣病になりやすい日常を過ごしていました。
がんになるような生活習慣や環境など、遺伝子を傷つける行為をしていたような気がします。
遺伝体質でがんになりやすい生活をしていたのかもしれません。
世の中にはヘビースモーカーでも、生涯元気に過ごしている人がいる一方、どんなに食生活などで健康に気をつけても、なかなか解決ができないストレスで免疫が落ちて細胞ががん化されてしまうこともあります。
しかし、がんになりにくくすることは、生活習慣の見直しでできることが多くありますし、がんにならないために生活習慣の見直しをするということよりも、より良く生きていくために生活習慣の改善をして「健康的な生活を習慣化」してしまうことが何よりも大切だと思います。
次は「日本人の男女のなりやすい部位と年齢罹患数比率」です。
<健康を意識した目的別レシピ>
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