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TOMOIKU*ブログ
10.32016
堅実なお金持ちは新車や長財布ではない!倹約の7つの心得でお金持ちのセンスを学ぶ節約術
Contents
理想のお金持ちではないほどお金持ちに見られたい意識でブランド購入
「お金持ちは長財布を持っている」という話を耳にしますが、お金持ちの財布タイプに共通点はないという結果で、お金持ち の財布の使い方には共通点があります。
まず、私の会社や自身の仕事(商品企画・ブランド関連・広告企画など)を否定することになってしまうのですが、社員はこのブログを知らないので書いちゃいます。裏話ということで…(苦笑)
ブランドや商品開発に関して、売上アップには雑誌やメディアが有効であり、たいして良いものではなくても、マスコミの仕掛けによってそれは~それは~とーっても良いものになります。
それは、みんなが持っている良いものとされるものを、自分も所持していたい気持ちが人にはあるからで、トレンドモノを所持していることで安心できるからです。
マスコミは高価な靴や身の回りの品物を買う、例外的な人を大々的に取り上げます。
それに乗っかった人がいることで、経済が回っているのも事実です。
それに乗っかるように、キャッチフレーズを考えたりするのですが、アジア圏の人達と西洋文化圏とアピール手段が違うのは、アジア圏の場合は、無理してブランドを入手したい大人や、お金を稼いでいない子供がブランドを欲しがり、それを購入する親がいることです。
日本や韓国・中国のアジア圏がブランド・メーカーのターゲットになるのは当然ですよね。
私は、仕事で百貨店に行くことが多く、商品企画において市価調(あらゆるショップをまわり、さまざまな情報を収集する「マーケットリサーチ」のこと)をすることが多いのです。
商品を販売するターゲット調査をしていると、実力派のお金持ちはブランド物の財布や時計を所持していないことが多く、元々資産家であるお金持ちはブランドを購入していることがわかります。
ブランド物の財布や腕時計・バッグを所持している確率は、金持ちよりも一般庶民の方が多いのです。
車でも新車にこだわるのは、昔のように「車が好きだから」という理由の方は少なく、車は移動して資産を他人に見せている ということから「人に評価されるためのお金」と言われていて、心のどこかで「お金持ちに見られたい」という潜在意識が働いている言われています。
社長の車は、取引先や従業員に「お金があるんだな~経営状況は安定しているのだな~」と安心させる1つの方法だとも言われています。
若い男性がかっこいい車に乗っているだけで、女性は「金持ちなのでは?」と評価し、無頓着な服装を見て「貧乏人」と決めている場合もありますね。
そして、高価な新車にこだわっている人の場合、不動産で失敗する場合が多いようです。
一番大切な土地や地域治安の傾向などのリスク調査を怠る傾向で、見た目や価格などわかりやすい条件で購入するため、資産価値を見極めることができていない見栄っ張りな性格から失敗するのです。
お金を貯蓄しても、何かしらの失敗をしてしまう確率が高くて、心のどこかで「人からお金持ちにみられたい」傾向の行動をします。
私は独身(35年前・苦笑)のころ、某ブランドの服飾デザイナーでした。
その頃の市価調から感じていたのですが…本当に金持ちになる人って、ブランドにこだわっていないものなんだな…と感じたことが考えの基本になっています。
中途半端にお金がある方が、ブランドや体裁にこだわり、そのような物の価値で人の価値を決めてしまう、センスある生き方をしていないものなのだと感じます。
効率的(耐久性や機能性)だから気に入って購入したものが、たまたまブランドだったという方の使い方は実にスマートです。
自然と「機能」を重視していてるので、立ち回りや言葉がとてもスマートなのです。
起業したいという若者でも、出逢った日に「この人成功する人なんだろうな…」と、感じる人格者だったりします。
私は実に無駄遣いをするタイプで、雑貨が好きなので使用しないかもしれないものを購入してしまう、ダメダメ派です。
55歳という年齢になって、子どもの教育も終わり子供も結婚し孫を見て安心していると、今度は老後が不安になって、再度人生見直しの感覚で「お金」について調べています。
そんな時、お金持ちの倹約について本屋さんでみつけた「となりの億万長者-成功を生む7つの法則」という書籍があり、米国1万人の億万長者の調査結果からまとめた本なので、百貨店での実例とともにまとめて みました。
無一文からスタートしている社長達の「物の価値」から、ちょっと学んでみたいと思います。
米国1万人以上の億万長者への調査から見える「億万長者の驚くべき倹約の実態」を読んで思う
【 財布・腕時計・バックの選択する傾向】
- 実力派大金持ち ブランドにこだわらず機能性重視 腕時計など2万円クラスだったりする
- 資産家大金持ち ブランドが当たり前 腕時計など高級志向で日常的に使用
- お金持ち ブランドが当たり前 腕時計など超高級志向で見せびらかしたい立ち回り
- 一般人 ブランドものに憧れる 腕時計も機能から選ぶより、ブランドを先に決める
米国1万人以上のお金持ちの調査から見える「驚くべき倹約の実態」
この本から、お金持ちの倹約ぶりを象徴する内容をいくつかピックアップしてまとめましたが、お金持ちの生活が「自分よりもお金を使っていない」というような驚きがありました。
お金持ちになって、将来安泰な生活がしたい方は、是非この本を読んでみることをおすすめします。
ケチではなく、物の価値観や目的が頭の中で明確になっていて、言葉使いや立ち回りも自然に他人に気を使った行動ができているので、実にスマートでセンスある人なのです。
約半数が効果な腕時計を買ったことがない
お金持ちは何百・何千万円の時計をしていると思われる方が多いのではないでしょうか。
機能的にも質的にも十分長持ちする腕時計であれば確かに約20,000円程度の時計で多くあります。
それ以上の値段をかけたからといって、その付加価値は必要ないと考えているようです。
機能が充実していて、センスの良いものを重視しているようです。
平均的な大金持ちが買った一番高いスーツは、1着約31,000円
大金持ちはオーダーメイドのスーツしか買わないと思っていましたが、1着約3万円以上の値段をかけても、それ以上の付加価値は必要ないというラインなのでしょう。
大金持ちの約半数が約24,000円以上の靴を買ったこととがない
靴に関しては、約半数が約24,000円以上の靴を買ったことがなく、約24,000円以上の靴を買ったことがあるのはわずか約1割という結果で、これも確かに1万円台の靴であれば十分なような気がします。
約37%は中古車を買っている
金持ちの約37%は中古車を買っていて、中古の方がお得で、新車である必要性は低いと判断しているようです。
更に平均的なお金持ちは、一番高い車に約230万円使っているという調査結果も出ています。
平均して収入の15%を貯蓄に回している
大金持ちは平均して収入の15%を貯蓄に回していて、本当にお金が必要な時のために、倹約をしていているとのこと。
お金が貯まる7つの倹約の心得とは?
この本を読んで、常に意識することで無理なく倹約生活を始められて、安心して投資信託をはじめたきっかけになりました。
【お金持ちの倹約まとめ】
- 収入以上の生活はしない
- 資産財形のために時間を使う
- 世間体を気にしない
- 親からの援助に頼らない
- 経済的に自立するように子供達を育てる
- 上手にビジネスチャンスをつかむ
- 時代にマッチした職業につく
【庶民的な倹約まとめ】
- 「欲しいモノ」ではなく「必要なモノ」にお金を使う
- 機能的なモノを選ぶ
- 大事に長く使えるモノを選び、長く使う
- 些細な出費に細心の注意を払い把握する
- 誘惑を遠ざけるようにする
- 部屋は綺麗で整理整頓されたシンプルにする
- クレジットカードは年会費のかからない普通のカードを基本とする
この記事の書くにあたり日本の社長はどんな財布なのか?と調べてみたら、実際「マネトク」というHPで日本の社長の財布をテーマに記事があり、財布の使用方法は共通点が多いのですが、財布はシンプルでブランドや長財布にこだわっておらず、ブランドものを持っている方はプレゼントされたので使用しているとのことでした。
日本での金持ちは長財布神話は「成金さん」をターゲットにした調査なのでしょうか?
書籍によって、気が付くこともあります。
私は出合ってよかったのでご紹介します。
倹約と節約ではどのように違いがあるのでしょう?
倹約とは、無駄遣いをしないように努力すること。
節約とは、無駄を省くなどして支出を切り詰めること。
どちらもお金を使わないようにすることという意味ですが、実は厳密には同じ意味ではありません。
<健康を意識した目的別レシピ>
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