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TOMOIKU*ブログ
8.152016
犬の手づくり食の食品別栄養!野菜の効能効果を期待しておやつでもOK!
Contents
野菜は調理方法次第で愛犬はごはんでもおやつでも喜ぶ
私は野菜に関して、ごはんだけではなく小魚も含めて、おやつにあげることもあります。
カボチャやトマトなどは、米粉や全粒粉・卵など混ぜて、クッキーにしたりします。
砂糖を加えなくても、甘くておいしい!調理次第で大好きなおやつになるので、是非試してみてください。
かぼちゃは豊富な抗酸化ビタミンの相乗効果でガンを撃退
β-カロテンやビタミンC、Eなど、皮膚や粘膜の保護に役立つ成分をたくさん含むかぼちゃは、皮膚病の犬はもちろん、免疫力を向上させウィルスに負けない体を作るのに有益です。
一口大に切ってゆでて与えると、おやつとしても手軽に利用できます。
甘みの多い野菜ですが、糖尿病対策にも効果的。ビタミンB1が糖の代謝に働きかけてくれます。
【主な栄養素】
ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンE・食物繊維・セレン
【栄養効果】
ガン抑制、老化防止、皮膚の健康維持、感染症対策、糖尿病予防・改善
栄養と効能について
緑黄色野菜のかぼちゃには、β-カロテンをはじめ、活性酸素を除去する抗酸化ビタミンのCやEが豊富に含んでいます。
β-カロテンは体内で必要とする量だけビタミンAに変わり、残りは蓄積されて、発ガンを抑制したり、老化を防止になります。
ビタミンCには、β-カロテンと一緒に発ガン物質の合成を防ぐ働きがあり、ビタミンEは強い抗酸化作用を持つだけでなく、血液をサラサラにして生活習慣病を予防します。
発ガン物質の体外への排出を促す食物繊維も多く、これらの相乗効果でガン撃退が期待できます。
さつまいもは食物繊維で便秘解消。ガンや生活習慣病を予防
加熱しても壊れにくいビタミンCを多く含んでるので、たっぷりと摂取したいときにはごはん代わりに使ってもいいですし、糖の代謝を促進するビタミンB群も豊富で、糖尿病の犬にもおすすめです。
低カロリーで腹持ちがよく、ダイエットにも有益で、ヤラピンという成分が胃壁の粘膜を保護してくれるため胃腸の弱い犬も安心して食べられます。
【主な栄養素】
炭水化物・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンE・カリウム・食物繊維・ヤラピン
【栄養効果】
皮膚・骨の健康維持、精神安定、抗ストレス、ガン・生活習慣病予防、便秘解消、健胃、整腸
栄養と効能について
主要なエネルギー源となる炭水化物をはじめ、ビタミンやミネラル類も多く含み、熱による損失の少ないビタミンCが豊富です。
ビタミンCには免疫力を強化したり、ストレスへの抵抗力を高める作用があり、健康な皮膚や骨作りに役立つ上、強い抗酸化作用を持ち、同じ抗酸化ビタミンのEと一緒に働いて活性酸素の害を防いでくれます。
食物繊維も多く、便秘を改善し、コレステロールや塩分の吸収を抑えて、動脈硬化や生活習慣病を予防してくれます。また、ヤラピンという成分が胃粘膜を保護し、便通を促します。
キャベツは特有成分のビタミンUが胃腸障害に効果を発揮
キャベツの特徴的な栄養素であるビタミンUには胃粘膜を強化する働きがあるので、胃炎や胃かいようのある犬には、強くおすすめできる野菜です。
このビタミンUは葉より芯の部分に多く含まれているので、捨てずに利用しましょう。
【主な栄養素】
ビタミンC・ビタミンK・ビタミンU・葉酸・カルシウム・カリウム・食物繊維・フラボノイド
【栄養効果】
抗かいよう、健胃、便秘解消、整腸、ガン予防、皮膚・胃の健康維持
栄養と効能について
ビタミン類を多く含むキャベツですが、中でも特有のものがビタミンUとビタミンKで、ビタミンUは傷ついた胃粘膜の新陳代謝を活発にして、修復する作用があり、胃炎や十二指腸かいようの改善に役立ちます。
ビタミンKは丈夫な骨作りに、欠かせない栄養素で出血時に、血液をかためる働きもあります。
他にも、Cをはじめとして、抗酸化作用を持つフラボノイドやペルオキシダーゼなど発ガンを防止する成分が豊富に含まれています。
トマトは強い抗酸化力で老化を防止。ガン抑制に効果
体調の優れない犬には、すべてに対して効果が期待できる野菜で、豊富な抗酸化ビタミンや抗酸化物質リコピンの働きで、血液の状態をよくして、細胞の老化を防止してくれます。
生のトマトを使った方が効果を期待できるので、私は煮込んだ肉に生のトマトを挟んであげたりしています。
【主な栄養素】
ビタミンA・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンE・カリウム・食物繊維・クエン酸・リコピン
【栄養効果】
ガン抑制、老化防止、高血圧・動脈硬化予防、便秘解消、整腸、健胃・疲労回復、精神安定
栄養と効能について
低カロリーで、ビタミンやミネラル類をたっぷりと含み、もっとも注目されるのがトマトの赤い色素成分になっているリコピンです。
リコピンには強い抗酸化力があり、免疫力を高め、ガンの抑制や老化防止に働きかけます。
豊富な抗酸化ビタミンとの相乗効果も期待され、カリウムは血液中の塩分を排出して血圧を下げ、動脈硬化の予防に役立ちます。
さらに、クエン酸などによる酸味が胃液の分泌を促し、胃腸の調子を整えてくれます。
にんじんは病原体への抵抗力をつけるβ-カロテンの宝庫
β-カロテンを多く含むにんじんは、粘膜を強化して免疫力を高めてくれて、目の健康を保つ働きもあり、白内障の予防にも有益です。
感染症にかかりやすい子やアレルギーでワクチンが打てないような子には、毎日の手作り食に積極的に取り入れてあげましょう。
【主な栄養素】
ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・カリウム・鉄・カルシウム・食物繊維
【栄養効果】
ガン・生活習慣病予防、動脈硬化・高血圧予防、皮膚の健康維持、白内障予防、感染症対策
栄養と効能について
緑黄色野菜の代表格であるにんじんには、β-カロテンが非常に多く含まれていて、β-カロテンは小腸で必要な分だけビタミンAに変換され、残りは抗酸化作用を発揮して、活性酸素を抑制します。
細胞の老化を防ぎ、ガンや生活習慣病を予防する働きがあり、ビタミンAは粘膜や皮膚を健やかに保ち、免疫力を高め、病原体の侵入を防いで、感染症対策に効果的です。
目の健康維持にも不可欠の栄養素で、白内障予防に役立ち、豊富なカリウムが体内の過剰な塩分を排出するので、高血圧予防にも有益です。
ブロッコリーはビタミンCをはじめ多様な成分で健康をサポート
ビタミンCが豊富なブロッコリーは、皮膚の状態がよくないときにはたっぷりと食べさせたい野菜で、抗ガン作用を持つ成分も多く含まれているので、ガン予防にも利用してください。
ビタミンCの損失や酵素の破壊をできるだけ減らすためにも、ゆで過ぎは禁物です。さっと火を通して使うといいでしょう。
【主な栄養素】
ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンU・カリウム・カルシウム・食物繊維
【栄養効果】
ガン・生活習慣病予防、動脈硬化・高血圧予防、精神安定、抗ストレス、皮膚や骨の健康維持
栄養と効能について
ビタミン、ミネラルをバランスよく豊富に含んだ栄養価の高い緑黄色野菜で、ビタミンCの含有量はトップクラスです。
代表的な抗酸化ビタミンであるビタミンCは、活性酸素の害を防ぐ重要な役割を担っていて、同時に体の免疫機能を強化し、ウィルスや病原体に対する抵抗力を高めてくれます。
肌や骨の健康維持のためにも、必須の栄養素で、活性酸素の発生を抑制するβ-カロテンや活性酸素の解毒物質を活性化するスルフォラファンをいう成分も含まれます。
抗ガンや生活習慣病予防への効果が期待されます。
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