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犬の手づくり食の食品別栄養!魚は代謝や免疫力を保つなど効能効果が多い食材

 

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犬にとって魚は、代謝や免疫力を保つために大切な栄養

犬は現在、雑食動物とされていて、人間と食生活を共にすることが多い動物です。

海に囲まれた日本では、魚を食べる機会も多く、ホルモン剤使用された肉によるドックフードなどの影響もあり、肉アレルギーの犬のために、魚を主体としたドッグフードもあります。

白身魚は肥満気味の犬に良く、青魚は血行促進の効果があるため、ぜひ食べさせてあげたい食品です。

 

アジはDHAの働きで脳を活性化し老化を防ぐ

 

EPAやDHAが豊富な青魚は血行をよくして、アレルギーの症状を改善してくれるので、毎日の手作り食に積極的に取り入れたい食材です。

アジにはグルタミン酸などの旨味成分がたっぷり含まれているので、魚嫌いな子でも、アジを試してみるとアジだけは喜んで食べるという犬も多いです。

【主な栄養素】
たんぱく質・ビタミンD・ビタミンB2・ビタミンB6・カリウム・カルシウム・DHA・EPA

【栄養効果】
老化防止、健脳、高血圧・動脈硬化予防、コレステロール除去、成長を促進

栄養と効能について

DHAとEPAは注目の栄養素で、たんぱく質やビタミンB群、青背の魚に多いEPAやDHA、カリウムやカルシウムなどのミネラル類を豊富に含んでいます。
DHAは脳の機能を高めて神経組織を活性化し、老化を防止して、血中の善玉コレステロールを増やす働きもあります。

EPAは血栓を溶かして、血流をスムーズにしてくれるので、血管障害や動脈硬化の予防に有効です。

また、丈夫な骨を作るカルシウムやその吸収を高めるビタミンD、発育を促進するビタミンB2なども多く含んでいるので、成長期にも役立てたい食材です。

 

イワシはEPAで血行をよくして、生活習慣病を予防

 

イワシペプチドという血圧上昇を抑制する成分が含まれるイワシは、心臓や腎臓に負担がかかる犬に有益な食材で、血液の状態もよくしてくれるので、健康維持のためにも積極的に摂取した方がいいのですが、イワシの苦味が嫌いな犬も多く、愛犬若葉も同様です。

若葉は鶏肉とイワシが半々の比率+野菜と豆腐の材料でハンバーグにすると喜んで食べてくれます。

【主な栄養素】
たんぱく質・ビタミンD・ビタミンB2・ビタミンB6・鉄・カルシウム・DHA・EPA

【栄養効果】
血栓予防、動脈硬化予防、脳の活性化、老化防止、骨や歯の強化、皮膚の健康維持

栄養と効能について

良質のたんぱく質をはじめとして、骨や歯を丈夫にするカルシウムやその吸収率を上げるビタミンDを豊富に含んでいるので、成長期には、ぜひとも積極的にとりたい食材のひとつで、子犬の時から食べさせると食べてくれる可能性が広がります。

魚介類の中でも、特にEPAの含有量が多いのも特徴で、EPAは血液をサラサラにする働きがあり、血栓予防や高血圧の改善が期待できます。

生活習慣病を防ぎ、ガンを抑制する効果があるともいわれています。

ビタミンB群も豊富です。健やかな肌を維持するために欠かせないビタミンB2や代謝を高めて疲労回復に役立つB1、B6も含まれています。

 

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カツオは健康で丈夫な体作りに欠かせない栄養素が豊富

 

ビタミンB群の多いカツオは、運動した後などの疲労回復に役立ち、体内の糖質のエネルギー変換を促進する働きもあるので、ダイエット中の犬にもおすすめで、糖尿病対策にも有益です。

カルシウムの吸収効率を上げるビタミンDも豊富なので、丈夫な骨や歯を作るためにも手作り食に活用したい食材です。

【主な栄養素】
たんぱく質・ビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB12・ナイアシン・鉄・カリウム・DHA・EPA

【栄養効果】
疲労回復、スタミナ強化、血行促進、動脈硬化予防、骨や歯の強化、貧血予防・改善

栄養と効能について

カツオは、健康増進に役立つ栄養素も豊富で、春獲りのものは、多くのたんぱく質を含んでいるので積極的に取り入れて、体そのものを作るために欠かせない栄養素なので、しっかりと摂取を心がけましょう。

ビタミンB群も多く、血液循環を促し代謝を高める働きがあるナイアシン含有量が魚の中ではトップクラスです。

ビタミンB6はたんぱく質の合成に不可欠で、B12は貧血を改善する効果があり、カルシウムの吸収を促進するビタミンDも豊富に含まれている食品です。

 

シャケは強力な抗酸化作用で生活習慣病やガンを予防

 

強力な抗酸化物質であるアスタキサンチンを含むシャケは、白内障・胃かいよう・ガンの予防や老化防止効果もあります。

シャケは苦みがなく淡泊な味わいのため、犬は好んで食べてくれる可能性があります。

【主な栄養素】
たんぱく質・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンD・ビタミンE・DHA・EPA

【栄養効果】
生活習慣病・ガン予防、血行促進、動脈硬化予防、骨や歯を強化、疲労回復、成長促進

栄養と効能について

赤身のように思われがちですが、実はシャケは白身魚で、あの赤い色はアスタキサンチンというカロテノイドの影響なのです。

強い抗酸化作用で、ガンを抑制する働きが認められていて、良質なたんぱく質をはじめ、ビタミンB群、D、Eも多く含んでいます。

ビタミンB群は主に成長を促進し、疲労回復にも効果を発揮し、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、丈夫な骨や歯を作ってくれて、ビタミンEは血行をよくし、老化防止効果があります。

また、血液をサラサラにしてくれるEPAや脳細胞を活性化するDHAも豊富に含みます。

 

タラはダイエットに最適の低脂肪。ガン抑制にも有効

 

脂肪分の少ないタラはダイエット食におすすめの食材で、身がやわらかく消化:吸収しやすいので、離乳食や犬の胃腸が弱っているときにも便利に使えて、食欲がない場合は、おじやに入れてあげたり、すり身でつみれを作ってあげてもいいでしょう。

抗酸化物質のグルタチオンが含まれているので、ガンやアレルギーの犬、老犬も適しています。

【主な栄養素】
たんぱく質・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンD・ビタミンE・カリウム・グルタチオン

【栄養効果】
肥満防止、血行促進、肝機能の改善・強化、骨や歯の強化、ガン抑制

栄養と効能について
主成分のたんぱく質をはじめ、魚にしてはビタミンBやミネラル類もやや少なめですが、脂質が非常に少なく、低カロリーなので、糖尿病などでカロリーを制限しているときには最適の食材になります。

比較的多いのはビタミンDとカリウムで、ビタミンDは体内でカルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にし、カリウムはナトリウムを排出して、血圧の上昇を抑制する働きがある上、抗酸化作用が認められるアミノ酸の一種、グルタチオンも含まれています。

 

マグロはたんぱく質がたっぷりでDHA・EPAも豊富

 

セレンというミネラルが豊富なマグロは、その強い抗酸化作用でガン抑制やアレルギーの改善、老化防止などに働きかけます。

マグロの赤身の部位を焼いて乾燥させておくと、おやつに使えて便利です。

【主な栄養素】
たんぱく質・ビタミンB6・ビタミンD・ビタミンE・ナイアシン・鉄・DHA・EPA

【栄養効果】
老化防止、健脳・血行促進、動脈硬化予防・心臓病予防・ガン抑制、スタミナ増強

栄養と効能について

良質なたんぱく質が含まれていて、特に赤身は26%がたんぱく質で、他の部位と比べて低カロリーです。

セレンという抗酸化物質を含み、発ガンを抑制し、老化防止にも役立つため、丈夫な体作りのためにも、毎日の食事に取り入れたいものです。

トロの部分には、DHAやEPA、ビタミンD、Eなどが豊富に含まれていて、DHAは脳の機能を高め、動脈硬化を予防・改善する効果、EPAは血液をサラサラにして、血栓を溶かしてくれます。

 

煮干し・小魚は精神安定に働くカルシウムの効率的な供給源

 

カルシウムの供給源として、煮干しや小魚はぴったりで毎日の手作り食にたっぷりと使ったり、無塩の煮干しはおやつにも最適です。

ダイエット食悩んでいる場合、成功率の高い煮干しのスープかけごはんがおすすめて、ビタミンB群を多く含むため、新陳代謝がよくなり、糖質や脂質の利用を促進してくれるからです。

【主な栄養素】
ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンD・ビタミンE・カルシウム・鉄・亜鉛・DHA・EPA

【栄養効果】
骨や歯の強化、精神安定、ストレス解消、脳血栓・動脈硬化予防、成長の促進

栄養と効能について

煮干しの原料は、主にマイワシやカタクチイワシで、代表的な栄養素であるカルシウムをはじめ、豊富なビタミンやミネラルを含んでいます。

カルシウムといえば、骨や歯を上手ににする働きがよく知られていますが、他にもストレスを和らげて精神を安定させたり、神経の情報伝達にも重要な役割を果たしていますが、そのカルシウムの含有量は、牛乳の約20倍です。

小魚類にはカルシウムの吸収を促進するビタミンDも多く含まれるので、効率のよいカルシウム源になります。

 

貝類は肝臓の機能を向上させて、解毒作用をサポート

 

貝類には肝臓の機能を強化して、解毒作用を高める成分がたくさん含まれています。

肝臓が弱っていて体調不良のときや解毒中の犬は、積極的にアサリやシジミを毎日の食事に取り入れてください。

コハク酸は即効性のあるエネルギーとなり、疲労回復に役立ちます。

【主な栄養素】
たんぱく質・葉酸・ビタミンB2・ビタミンB12・カルシウム・鉄・タウリン・メチオニン・コハク酸

【栄養効果】
肝機能強化・改善、血行促進、動脈硬化予防、貧血防止、疲労回復、コレステロール低下

栄養と効能について

貝類には良質なたんぱく質をはじめとして、ビタミンB群や葉酸、カルシウム、鉄などが多く含まれています。
シジミは昔から肝臓病に効く食べ物として広く知られ、肝臓に有効なのは、アミノ酸のメチオニンやタウリンがその機能を強化する働きがあるからです。
アサリの成分はシジミとほとんど同じで、豊富なタウリンは血圧の上昇を抑え、動脈硬化の予防にも有益です。
貝類独特の旨味はコハク酸によるもの。コハク酸には血中のコレステロールの増加を抑制する効果もあります。

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