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TOMOIKU*ブログ
8.92016
愛犬のドックフードの危険?健康でいてほしい!ずっと一緒にいたいと思うほど気になる食事
Contents
ただただ、愛犬とずっといっしょにいたいだけ…
生まれてから55年。ずっと動物といっしょに生活しています。
食べられないほどのペットロスになったり、悲しく寂しい気持ちから今また愛犬若葉と暮らせているのは、ペットロスになってから、時と共に感じたことがあるからです。
あの子にしてあげればよかったというような「後悔」がなかったからです。
静かに看取ってあげられたことは、精神的にも経済的にも私の限界までやり尽くしていたことです。
人間の子供は天寿を全うするのであれば親よりも後に空へと旅立つのですが、家族同然の動物達は、パートナー(飼い主)よりも先に旅立ちます。
子供のような存在の子を先に旅立たせなければならないパートナーは、寂しさで気が狂いそうになります。
しかし、気が狂いそうになっても、人は生きていかなければなりません。
その苦しい時をどのように過ごしていくかということが、今後の生き方に大きく影響します。
やれることをすべてやった!ということが旅立った子を今でも愛し、慈しみ、心の中で大きな存在となり、また「動物の命」といっしょに生きていくといういう関係を築く勇気が生まれるのです。
我家に来た時には虚弱体質で水頭症の危険があった子ですが、今は元気で私の側で8年いっしょに過ごしてくれています。
その愛犬の食事は、慎重を期すものだったので調べてみると、ドックフードの怖い事実を知ります。
すべてのメーカーが、死亡事故を起こすようなドックフードを販売している訳ではないと思うのですが、動物は人間社会では「物」であるという基準から製造されているドックフードをどの視点で信じればいいのだろうか?という疑問しか残りませんでした。
歴代の犬達は全員手作り食で16年以上生きていた長寿犬でしたので、間違った食事ではなかったと思っています。
人間である私達と同じ食材で、自分が作った食事が一番安心できます。
息子を育てている時に気をつけていた食事法を、愛犬若葉に作ってあげるだけのことで、孫の離乳食と若葉のごはんはいっしょに作っていました。
犬だから食べてはいけないものを除くだけで、小鍋にコトコト煮る時間、若葉は足元で目をキラキラさせて孫といっしょにごはんができるのを待っています。
孫といっしょにクッキーを作る時、若葉には不要な材料を取り除くことも、孫は理解しています。
そんな孫といっしょにごはんができるのを待っている…そんな時間がずっと続いてほしい…長生きしてほしい…その願いはパートナーである私によって左右されてしまうこと。
パートナーの想いは、政治的利害関係もある動物業界の企業成長利益よりも軽いのか?
情報に振り回されたくはないけれど、やはり知っている上で判断することが大切だと思うのです。
若葉が我家に来る半年前の2007年、米国でメラミンの混入したペットフードを食べた犬や猫が死亡する事故がありました。
当時、私は猫とうさぎとで暮らしていたため、ドックフードの情報は後で知ることになります。
死亡してしまうほど毒にまみれたドックフードは、日本でも輸入販売されていたので大きな問題になりました。
この事故がきっかけで、2009年6月、ペットフードに関しては、業界の自主基準しかなかった日本も「ペットフード安全法」(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)が施行され、法律の対象となるのは犬及び猫用のペットフードでした。
国は国内に流通するペットフードを監視し、問題が起きた時はその廃棄、回収を事業者に対して命令することができ、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入又は販売は禁止され、消費者に対して適切かつ十分な情報を提供するために、製造業者名や賞味期限などの表示が義務付けられるようになっています。
もちろん活気的な事なのだと思うのですが「ペットフード安全法」はパートナーとして完全に安心できる内容ではありません。
気になる何が入っているか?についての表示義務についての規定
原材料名(原則的に添加物を含む全ての原材料を表示する)とされていますが、合成添加物などの表記は不要でもOK。
加工済み原材料表記:加工済み◯◯ミールなどどんな肉でも加工がされていれば、加工済み原材料でOKなのです。
「有害な物質を含み、若しくは病原微生物により汚染され、又はこれらの疑いがある原材料を用いてはならない」と、当たり前のことがサラッと書かれているだけで、厳罰などないために信用性に欠けます。
不安視されている、酸化防止剤(エトキシキン・BHA・BHT)については、物質の含有量は、それぞれ定める量以下は使用してもまさかのOK?
ペットフードは長期間傷まず保存可能であるのかは、人が食べるものには禁止されている抗酸化剤を大量に使用しているからで、疑問をもたなければならないと思うのです。
人間に対しては危険であるから使用禁止であるものが、ペットフードには毎日食べるものであるにも関わらず微量であるならばOK???
化学物質が、酸化防止剤=防腐剤であり、いうまでもなくフードが腐敗するのを防ぐものは、人間にとって安価で便利なものであり、犬達に選択の余地はなく、飼い主の考え方ひとつで決定されることだと思うのです。
厳重に管理されない原材料と合成添加物の表記不要になっている現状を調べましたので一部を記事に残しておきます。
肉について
みなさん、ドックフードにまともな肉が使用されていると思いますか?
ドックフードに使用されている肉は100gいったいいくらで仕入れている肉なのでしょう?
ドックフードの販売価格に違いは下記のような肉のランクと仕入れ価格で決められていくのでしょう。
肉には「ランク」があり、一番品質が良いのは霜降りでA5が最高とされています。
7ランクより下は、人間は食べられず、8ランクは、3Dミート(Dead-死んだ動物の肉 ・ Dying-死にかけていた動物の肉 ・ Diseased-病気の動物の肉)の肉とされています。
人間の食用として不合格となり廃棄処分のものが「4Dミート」と分類されペットフードに加工されるのですが、3Dミートに1つ加算され Disabled-身体の一部に障害のある動物の肉のことです。
もちろんすべてのドックフードのメーカーが4Dミートを使用しているとは限りませんが、少なからず私たちの口には入らないようなお肉を使用して、安価に販売する努力をしているものだと思います。
化学物質
ドックフードに添加されている一部
BHA(ブルチヒドキシアニソール)
ガソリンの酸化防止として使われていたもので、急性毒性が強く、発ガン性の危険が高いもの、油脂の酸化防止剤に使用しています。
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
魚介冷凍品や魚介乾燥品、魚介塩干品、チューインガム、油脂、バターなどへの限定的な使用が認められていますが、米国では膀胱ガンや甲状腺ガンを誘発する可能性があるといわれています。
プロピレングリコール
甘味成分及び保存料として使用され、腸閉塞やガン性の腸障害などの消化器官の問題となります。
アフラキトシン
天然物で最も強力な防カビ剤としての物質です
硝酸ナトリウム
強力な発ガン性物質でニトロソアミンとして知られていて、現在発色剤として使用されています。
硝酸カリウム
保存料との相乗毒性で発ガン性物質ができてしまいます。
すべてのメーカーが添加物を使用しているものではないですし、高価なものだから安心というものでもありません。
食いつきを良くするための合成香料・美味しそうに見せるための合成着色料・他にも書ききれないほどの、化学物質の合成添加物を使用しているフードがあり、人間よりも高い確率で毎日食べるもの中に、危険な合成添加物がドックフードにはたくさん含まれているのです。
しかし、ドックフードだけの生活をしていても長寿の子はたくさんいます。
良質のドックフードに出会えたこともありますが、毎日体内に取り込んでいる重金属の解毒が上手な体質の子もいます。
快便快食で水を飲んだり運動したりと、代謝がよく尿などから解毒されていくのです。
若葉は虚弱体質だったこともあり、手作り食のウエートが大きいですが、全体の10%ほどドックフードをあげていて100%手作り食にしてはいません。
おやつにドックフードをあげている理由は、災害時にドックフードが食べられない子では、若葉が困ると思ったからです。
災害バックの中には若葉用のお水とドックフードの用意をしています。
そのドックフードは、国産で表示を確認した上で購入しますが、そのメーカーを信じるしか術がない。
安価な商品を求める消費者であるパートナーの責任なのでしょうか?
若葉とずっといっしょにいたい…という、すべてのパートナーの想いは、政治的利害関係もある動物業界の企業成長利益よりも軽いのでしょうか?
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