TOMOIKU*ブログ

【父の日】いつの時代でも毅然たる態度が子供の道をつくる!

 

6月の第3日曜日…父の日に想うこと

 

数日前から、孫の父の日のプレゼントづくりの洋裁に付き合っていました。

小学校入学のお祝いにプレゼントしたミシンは、まだ付き添っていないと危ないのですが、自分だけで作りたがるので任せました。

ヨロヨロしたミシン目ですが、慣れない手で一生懸命作っていましたよ。

四世代の我家では、孫にとって大じいちゃん・じぃじ・パパと3人分のお手紙を折りたたみ袋の中に入れて「お守り袋」を作りました。

もらった男3人は何よりもうれしいプレゼントのようです。

 

父の日の由来は父への感謝で溢れている

父の日はどのような由来でできたものなのでしょう。

1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッドが、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。彼女が幼い頃南北戦争が勃発。父ウィリアムが召集され、彼女を含む子供6人は母親が育てることになるが、母親は過労が元でウィリアムの復員後まもなく亡くなった。以来男手1つで育てられたが、ウィリアムも子供達が皆成人した後、亡くなった。
最初の父の日の祝典は、その翌年の1910年6月19日にスポケーンで行われた。当時すでに母の日が始まっていたため、彼女は父の日もあるべきだと考え、「母の日のように父に感謝する日を」と牧師協会へ嘆願して始まった。

<参考:ウィキペディア>

過去記事:【母の日】母の切なく悲しい想いから生まれた起源を知っておこう

 

普段、母親よりも口数が少ないイメージがありますが、子ども側も父親には母親ほどフレンドリーに話をする機会が少ないのが、昭和までのお父さんだったような気がします。

現代では育児参加をするようになりその垣根は低くなって、共同で育てていくように政府も国を動かそうとしていますね。

実際は年金・税金の財政問題から未来の納税者を育てなければならない台所事情となっているのですが、もともと日本は父親が育児参加をする国ではなかったために、その急激な変化によって揺れているのが父親達だのではないでしょうか。

すべての父親に平等な育休があるわけではないですし、育休復帰後の不安は拭えないものでしょう。

その労働条件によって、家庭のカタチは様々だと思いますが、「父親」という責任はみんな同じです。

子どもにとって「父親は父親」なのです。

どんな時代であっても、子どもを育てることは大変で、身を削られる思いです。

自分が社会人になり歳を重ねることによって、社会でたたかってきた父親…守る人のためにたたかってきてくれた人には、何かのきっかけで感謝の気持ちを伝えることができる自分になっていたいと思います。

 

「地震・雷・火事・オヤジ」と言われなくなった時代

日本のお父さんのイメージは「地震・雷・火事・オヤジ」と言われていたほど「怖い」というイメージだったのですが、最近はフレンドリーなお父さんも増えているようですね。

この件に関しては、賛否両論あると思うので、ここで触れるのは伏せておきます。

「普通のお父さん」って、何が普通とするのか?…という問題になるので、心理学的に「困った父親像」は大まかに4種類あると言われ、この狭間で調整していくものとしています。

  1. 支配型の父親
    親が子どもを支配する父親です。
    父親の命令は絶対であり、子どもは「いい子」を演じようとします。
    大人になっても自発的に自分で行動ができず、自分で考える思考力がなく、無気力になる子供が多いとされています。
  2. 服従型の父親
    子どもの言いなりになる父親です。
    子どもを大切に思うあまり、何でも言うことを聞いてしまい、子どもは成長と共に、親といっしょにいるわけではないので我慢するときに我慢できません。
    社会のルールや他人を尊重することができないので友達もできず、思い通りにいならないと乱暴を振るうような暴力的な子どもが多いようです。
  3. 保護型の父親
    過保護で必要以上に子どもを守ろうとする父親です。
    親が何でも先回りしてしまうことが多いので、自ら目標を設定したり努力をするする意欲がわかない子どもが多いです。
    人当たりなどは一見穏やかなのですが、親に判断してもらった道を歩んでいるので、自分では判断できず他人に依存するようになります。
  4. 拒否型の父親
    仕事や趣味などでいつもに忙し子供の話を聞かない父親です。
    「今は忙しいから、あとでね」と、後で話を聞いてあげることもなく、子供のことをあしらってしまう父親です。
    親として子どもを拒否している訳ではないのですが、子どもは拒否されている=嫌われていると感じています。
    自分の存在を認めてもらえない様子から、劣等感が強くなって自尊心が育たず卑屈なこどもになります。

 

支配と服従の関係・保護と拒否の関係のバランスがとても大切です。

現代では、共依存化されている傾向であるようです。

関連記事:東大理Ⅲ合格させた母…親子共依存・家族や子どものためという幻想に気をつけて

物騒な世の中であるために、過保護にするつもりがなくても子供を見張るかのような状況になってしまう、心配な気持ちはとてもよくわかります。

どうしたらいいのか?

どのように子どもを守ったらいいのか?

この問題は、社会全体で考えなければならないことです。

お父さん!毅然とした態度で社会と子供の橋渡しをしていきたいですね。

 

親はすでに他界していますが、私のように自分が歳を重ね、今になってわかる親の愛情があります。

感謝したくても、もう言葉では伝えられません。

でも、心の中で思っている想いは、きっと伝わっていると思います。

それでも、何回も声を出して伝えたかったのは「ありがとう」の言葉です。

 
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