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【睦月】ていねいに暮らす-小寒で水に感謝!七草粥を食べて「粥有十利」を感じよう

 

睦月(むつき)-1月の小寒には水に感謝してみよう!

1月5日、今日は「寒の入り」です。

私たちの先祖は、季節ごとに自然を味わい、明日への活力としてきて、日本の四季をさらに細かく分けた二十四節気をとても重んじて生活をしてきました。

小寒はこのうちのひとつにあたります。

天気予報のキャスターが言葉にしている「寒の入り」は1月5日ごろに始って、大寒(1月20日ごろ)の前日までの約15日間を小寒としています。

小寒から立春までの30日間を「寒の内」と言って、その間に酌まれた水を「寒の水」と言い、水がもつ本来のエネルギーや浄化の力がもっともみなぎっている時期とされています。小寒で「水」に感謝!

寒の時期につくられた味噌・醤油・酒は「寒仕込み」とされて、おいしいと言われていますね。

寒の水でつくられたエネルギーみなぎる調味料で作った料理には「この1年健康に過ごせますように…」という祈りが込められているようです。

しかし、現代は蛇口をひねれば水がでてきます。

水道初期の共用栓に水神である「蛇」をデザインしたことから「蛇口」という名がついたんですよ(^^♪

川や井戸の水を利用しなくなり、「水」への感謝が薄れてしまいそうな日常ですが、溢れるばかりの水がある状況に、私たちは感謝をして利用していきませんか?

小寒には何を食べたらいいのでしょう?

二十四節気お正月で疲れた胃腸をいたわるために「七草粥」を食べると言われています。

1月7日の朝、食べる前に歳神様に感謝し、七草粥を食べて、その後にお正月飾りを片付けるという流れで、お正月も終わりです。

昨年、孫と作った七草粥の記事ですが、「七草粥の由来」「七草の種類」「習慣にすることのメリット」などを綴っています。

薬膳である「お粥」の粥有十利(しゅうゆうじり)

お粥を食べる習慣に「粥有十利」という言葉があり、七草粥には一年健康で食べ物に困らないようにとの願いが込められています。

春の七草には、寒い冬に耐え春にはこれからの夏に耐えられるようにと「強い力」をつけた物が多く、健康になるための栄養や効能が揃っている上、お粥はからだに優しい食べ物なのです。

禅寺では毎日朝食にお粥を食べることはご存知だと思いますが、禅の世界ではお粥に関する「粥有十利」(しゅうゆうじり)という言葉があります。

粥有十利

  1.  「色」肌つや顔色をよくする孫がつくった七草粥
  2. 「力」体力をつける
  3. 「寿」寿命を延ばす
  4. 「楽」食べ過ぎず体が楽になる
  5. 「詞清弁」頭の働きが良くなり、言葉も清く爽やかに
  6. 「宿弁を除く」胸にもたれない
  7. 「風除」風邪をひかない
  8. 「飢消」空腹を癒す
  9. 「乾消」喉を潤す
  10. 「大小調適」お腹の調子を整える

お粥が嫌いではないのでしたら、ぜひ朝食にお粥を取り入れてみてください。

我が家は、家族全員昨年は風邪をひいきませんでした。

朝起きて白湯・朝食に和食と必ずお味噌汁!週3回は野菜たっぷりお粥を食べて、出発時に、はちみつレモンか金柑の甘露煮と朝の風邪予防が良かったのかな…と思っています。

お粥は体も温まります。

寒い朝には、もってこいです!

朝、孫とおかゆをいっしょにつくるのも、習慣になっています。おいしいです(^^♪

孫がつくる七草粥

 
TOMOIKU*Recipe by purpose 
<健康を意識した目的別レシピ>
   




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