TOMOIKU*ブログ

フェアトレード製品を買う理由は「子どもの権利の保護と児童労働の撤廃」があるから!

 

私たちの意識だけで「子どもの権利の保護と児童労働の撤廃」ができるフェアトレード

私は輸入商品を扱う仕事もしているため、「フェアトレード製品」に出会うことがとても多いです。

そして無意識にフェアトレード製品を購入する習慣がありますが、なかなか浸透しない現状があるので、ちょっとでも知って頂けたら…という気持ちから記事にしました。

最近は街のお店でフェアトレード製品を見かけることが増えてきて、企画販売する大手企業が増えてきていることは良い意識に向いているような気がします。

フェアトレードって何?よくわからない…という方や、フェアトレードと児童労働ってどういう関係なのかと多くの方が思っていらっしゃると思いますので、私がフェアトレードを応援する理由などをご紹介します。

「子どもの権利の保護と児童労働の撤廃」の問題は、私がブログで簡単に記事にするべきことではない問題なので、よろしければリンク先の記事も読んでいただければと思います。

児童労働の原因と解決策について<名古屋大学高等教育研究センター>

フェアトレードとは?

 

フェアトレードとは、生産者が人間らしく暮らし、より良い暮らしを目指すため、正当な値段で作られたものを売り買いすることです。

わたしたちの身の回りにあるモノの多くは、たくさんの国や人の手を渡って日本に届いています。例えば、Tシャツなどの綿製品は、畑で綿を栽培・収穫し、工場で糸にして、布にし、色を染め、縫製という工程を経てようやく1つの製品が出来上がります。

しかし、その裏側には、十分に生活することができない賃金で働き、貧困に苦しむ途上国の生産者たちがいます。その中には、児童労働者として働き、教育を受ける機会を奪われている子どもが多くいます。

いわゆる途上国と先進国、または企業間の取引がそもそもフェアじゃないから、こうしたことが起きます。だから、フェアな取引をして、お互いを支え合おうというのがフェアトレードのコンセプトです。

フェアトレードの基準には、労働者に適正な賃金が支払われることや、労働環境の改善、自然環境への配慮、地域の社会・福祉への貢献などが含まれ、「子どもの権利の保護」および「児童労働の撤廃」も盛り込まれています。

<抜粋:世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)>

私はNGO法人のACEのような活動はしていません。

しかし、仕事のひとつとして輸入に関わっているので情報だけは入ってきます。

頭では低賃金で働いている子供達が世界には多くいることを知っていても、自分の力ではどうにもならないと、自分への言い訳を考えて活動はしないで生きてきました。

これからも現在の状況から、自ら世界に飛んで行くことはできないと思います。

ただ、たったひとつ日常でできることがあります。

発展途上国において低賃金で働いている方々が、正当な賃金で労働ができて、正当な価格で販売されることで、自立した生活ができ生きていかれる仕組みの商品を購入することです。

チョコレートやコーヒー・紅茶・ジャムやドライフルーツ…洋服や雑貨と身近にあって現在も必要なものです。

フェアトレードだからといって高価なものではなく、激安ではないということだけです。

私は今回、ジャムとコーヒーを成城石井で購入しましたが、それぞれ数百円です。z00403

フェアトレード商品を購入すれば、フェアトレードの商品が増えていき、適正価格で労働できる人達が増えて、子供達は働かないで小学校に行かれます。

日本では義務教育としてほとんどの子供達は教育を受ける権利として学校に通っています。

しかし発展途上国の子供達は生きていくことさえ権利として与えられていない状況で働いていて、その子達に身体や心の健康を保って教育が受けられて、生きていくために必要な知識や社会性を身につけていく可能性があるのです。

児童労働者は、子どもが自分の力で命を守って、将来切り拓く可能性を妨げられ、未来を奪われているともいえます。

児童労働者は、異国の遠くて貧しい国の問題と思われるかもしれませんが、私たちが「激安」として購入している商品は、その子達の不適格な賃金で働いている材料で成り立っているものが多くあります。

児童労働者で作られているチョコレートやココアの材料のカカオや、綿素材などで良質に見える安い洋服素材のコットンなど、日本向け商品に生まれ変わって私たちの生活の一部になっているのです。

消費者である私たちは「安くモノを買いたい」という要望は同じものを購入するのであれば当たり前です。

私だって安いほうが嬉しい!

でも、「安く物を作って販売し、利益を上げたい」という企業の思惑と、消費者の「安く物を買いたい」という思いが、児童労働者や生産者へのしわよせとなって、児童労働を生んでいるとも言えるのです。

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ジャムやコーヒー・チョコレートなど、一般の価格とあまり変わらない商品がたくさんあります。

 

もし、同じ価格のものを購入するのであれば、フェアトレード商品にしてみませんか?

 

z00405これからご紹介するフェアトレード商品の価格は特別高くはありません。

 

参考のために紹介していますが、皆さんの街のお店の商品パッケージを見てみてください♪

 

多くの子供達が学校に行き、未来を見ることができるのです。

 

 

良質な物が多いフェアトレード商品

日本有機栽培認定食品(有機JAS)でフェアトレード認証コーヒー 価格650円

コーヒーの例ですが、日本有機栽培認定食品(有機JAS)でフェアトレード認証コーヒーです。

価格設定は他のコーヒーとあまりかわりません。

チョコレートは「乳化剤」を使用しないでつくるには至難の技で、日本で個人専門店のような職人が作ったチョコレート以外は、ほとんど乳化剤が入っています。

最大72時間の練りだけで、作り出した安心できる極上のチョコレートです。

PeopleTreeのフェアトレードチョコレートは、 乳化剤を加えていないので、温度にデリケートで溶けやすいココアバターを贅沢に使用しているため、寒い季節しか販売できません。

価格帯はごく普通の商品です。

もし街でフェアトレード商品がありましたら、気にかけてみてくださいね。

 

 
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